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リクルートともNTTとも違った電脳交通の仕事のおもしろさ

「10年後、君は地元・徳島のベンチャー企業で営業をやっているよ」
研究者志望の大学生の彼に、当時そんな声をかけても信じてもらえなかったのではないでしょうか。マーケティング&セールスチームでリーダーを務める林優弥は、地元・徳島大学の電気電子工学科を卒業し、東京の大学の大学院に進学し、研究者を目指していました。理系の研究者とベンチャー企業の営業。ギャップの大きい2つの仕事の間で、何が林のキャリアを電脳交通へと導いたのでしょうか。

――「世の中を良くしていきたい」という想い

「大学院ではMRIを研究し、研究者を目指していました。成果が世の中の様々なところに応用され、広がっていくことに小さい頃から魅力を感じていました。しかし、基礎研究は確かに広がりが大きいですが、研究が実際に社会で形になるまで何十年もかかることに気づきます。『もっとリアルな実感を得たい』という想いが強まり、徐々に研究者ではなく就職に気持ちが傾いていきました」

大学院で学んだ林は、研究者としてではなく就職を通じて社会に価値提供することを目指すようになります。「世の中に大きく影響を与えられる仕事は何か」を考え、大手電機メーカーや大手広告代理店も内定を得た中、NTT西日本への就職を選択します。電機よりも広告よりも、インターネットが、大きいレイヤーで世の中を良くしていけると感じたと言います。NTT西日本では、営業企画を担当しました。

「光回線の卸売の営業で、地場のガス会社さんとしっかり人間関係を築いてそれが成果につながった案件が印象に残っていますね。『おい、カフェ行くぞ』といつも誘われる関係になって、今思えば今相手にしているタクシー会社に近い感じだったのかもしれません。ただ大きな話としては、会社全体では大きいことを成し遂げている一方、個人で何ができているのか、そのギャップに悩むようになりました。価格面含めて法律での縛りが強い上に、個人の業務としては型にはまったことが多いというか、営利より調整を求められている感覚でした。ひとつの決裁をとるのに多数の承認が必要で、細かい点で差し戻されたり、承認フローの途中で前言を覆されたり、そういう積み重ねにはどうしてもストレスを感じていましたね。世の中に大きな影響を与えるものを『変える』ことの難しさを痛感しました。成果の影響が行き着く先が多い仕事でありながら、更に個人で何かを『変えること』を実現することが両立できないか、もがいていたように思います」

画像1(東京のコワーキングスペースで業務を行う林)

――「自分で仕事をつくる」ことの楽しさを知った

悩んだ林は、リクルートに転職することを決断します。リクルートでは、営業の生産性向上等の業務に携わりました。リクルートへの転職は、自分のキャリアの中で最も大きい出来事だったと林は振り返ります。

「リクルートは大きい企業で社会に大きな影響も与えていますが、本当に泥くさい仕事の仕方をします。ものすごく高い目標を掲げて、そこに至るための道筋と成果を自分でつくることが求められます。『自分で考えろ』という文化が浸透していて、自分が頑張らないと本当に会社が潰れるという『圧倒的当事者意識』を皆が持っています。その仕事の仕方というか、『自分で仕事をつくる』プロセスの楽しさを、リクルートで知ることができました。特に、社内の営業業務を大きくリプレイスした案件は印象に残っていますね。生産性向上のために営業の型のようなものをつくり、各営業担当にそれに適応してもらうよう奔走しました。当然ハレーションは大きく、組織図を見ているだけでは分からない現場の強い反対がありました。このままではワークしないと考え、上司の反対を押し切り、現場への説明のためキャラバンに回りました。ひとりずつ直接話して納得してもらった上で動いてもらいたいと思ったからです。泥くさくぶつかったからこそ、納得感を持って導入が進んだのだと思います。NTTの大企業的な働き方と、リクルートのベンチャー的な働き方を両方体感し、自分は後者の方が良いと知れ、キャリアの中で大きい転換点になりました」

画像2(タクシー事業者に営業に行った際の林)

――「自分で仕事をつくる」楽しさを知った中で感じる、電脳交通の仕事のおもしろさ

リクルートでの仕事はプロセス含めてとても充実していたと語る林は、なぜ電脳交通にジョインすることに決めたのでしょうか。電脳交通の仕事にはリクルートにはないおもしろさがあると林は言います。

「最初に電脳交通を知ったときは、おもしろそうだなと思った程度でした。ただ、会社が目指すところ、つくりあげたい文化、事業の大義みたいなものは真実だと感じましたし、イシューの美しさは強く感じていました。その中で、近藤社長から声をかけてもらい、広告事業の営業から関わり始めましたが、タクシー事業者に営業に行ってみると驚きの連続でした。リクルートで培ったビジネススキルみたいなものは全く通じず、話が全然刺さらなかったんです。ITも当たり前じゃないですし、レガシーな業界で、人間関係もとてもウェットで、難しさを感じましたが逆にそこにおもしろさも感じました。お上の仕事ではないですが、自分は今まで東京の限られた人しか相手にしていなかったんだと痛感したんです。電脳交通は、そうしたウェットな関係性の中で、かつITも縁遠い方々も多い中で、でも最先端のSaaSのビジネスを展開していて、事業の目指す方向性も強く共感できます。レガシーな業界でそれを実現しようとしているところが、会社としても個人の仕事としてもおもしろいと感じています。型に全くなっていない、答えがあるかどうかも分からない中で、ウェットな関係性の中で泥くさく人と絡みながら体当たりで成果をつくり出す、そんな仕事に取り組めていることが今のモチベーションですね」

社会に広く影響を与えながら価値提供ができること、レガシーな業界でウェットな関係性の中で泥くさく仕事ができること、そして「自分で仕事をつくる」プロセスを楽しめること。この3点がバランスされていることが、林が電脳交通にジョインした理由でした。確かに、社会を見たときに、この3点がバランス良く成り立つ会社は、決して多くはないのかもしれません。電脳交通は、一見すると相反するイノベーティヴさと泥くささが高い次元で入り混じる会社であり、その両者を共に楽しめる人が集まっています。

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「次世代の地域交通サービスの開発」をミッションに、クラウド型タクシー配車システムの導入、コールセンター委託業務事業を全国に展開しています。 http://www.cybertransporters.com/ https://www.facebook.com/dennokotsu/
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