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【MAD MONEY】TwilioのCEO「コロナウイルスが企業のデジタルトランスフォーメーションを6年加速させました」

本ブログでは以下の記事を日本語訳しています。

▪️ キーポイント
・「プロセスのデジタル化、テクノロジーの合理化、そして非常に多くの意思疎通をデジタルプロセスに変えることに関して社会で起こっているトレンドは、Covidによって急激に発展しました。」とTwilioのCEO Jeff Lawsonは語りました。

・Twilioの創業者は、Nikeのような企業がどのようにしてデジタルツールを活用し、外出できない環境で事業を展開してきたかを説明しました。

・「店頭販売の従業員は全員、一夜にしてデジタル販売員に変貌しました。」と、Nikeの変革について語っています。

▪️記事本文
今年初め、コロナウイルスの大流行により対面での交流が規制され、企業や政府、その他の組織は多くの活動をオンラインに移行させる新しい日常へと適応してきました。

この移行は、長年にわたって繰り広げられてきたデジタルトランスフォーメーションの一環であり、クラウドメッセージングプロバイダーのTwilioのような企業が恩恵を受けました。
そしてCEOのJeff Lawsonはステイホームの環境がこの傾向を加速させたと述べています。

「こういったプロセスのデジタル化、テクノロジーの合理化、そして非常に多くの意思疎通をデジタルプロセスに変えることに関して社会で起こっているトレンドは、Covidによって急激に発展しました。」

Twilioは、デジタル・エンゲージメント(デジタルとの繋がり)の調査で、コロナウイルスへの対応が企業のデジタル・コミュニケーション戦略を6年ほど早めたことを明らかにしました。

その変化に注目するなら、今年のTwilioの株の動きを見れば一目瞭然で、1年間で277%の成長を遂げています。
火曜日に株価は1.6%上昇し、新高値を更新して370.75ドルで引けました。

デジタルコミュニケーションの舞台裏で事業を展開するTwilioは、Uber、Nike、Airbnbなどの有名企業に通信インフラを提供しており、ビジネスにおいて顧客とのつながるを可能にしています。

同社の事業の約10%を占める旅行、接客業、配車サービス業界は、パンデミックの影響により、逆風に見舞われています。
しかし、この課題はTwilioが上述したような他業界向けの新規ビジネスによって相殺されました。
そして、それはヘルスケア、教育、非営利団体、小売業、その他デジタルエンゲージメントに依存する業界に長期的なビジネスチャンスを提供していると同社は述べています。

Twilioの成長は最近の四半期では鈍化していますが、前四半期には52%の増収を達成し、4億4800万ドルの売上高を計上しました。

Lawson氏によると、Twilioはパンデミック前に、Nikeの消費者向けダイレクトビジネスの強化に貢献しており、今年はその投資が実を結んだようです。

世界各国で政府がコロナウイルスの拡散を抑制措置をとり、小売業者が一時的に営業停止に追い込まれた際には、Nikeのアプリ上で、店舗内の従業員が顧客とコミュニケーションを取ることができました。
これにより、販売スタッフがオンラインで仕事をしたり、リモートで顧客とのコミュニケーションが可能になったとLawson氏は指摘しています。

「店頭販売の従業員は全員、一夜にしてデジタル販売員に変貌しました。」

※本記事の日本語訳は、正確ではない部分が含まれています。あくまでニュアンス的にこういうことを言ってるんだな程度に留めていただけると幸いです。

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