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【MAD MONEY】投資家は株式について否定的です

本ブログでは以下の記事を日本語訳しています。

▪️要約(筆者視点)
・新しい投資家は株式が良好な局面しか知らないため、まだ下落が現実のものだと信じられません。
・市場が五段階の悲嘆の段階を通り過ぎた後、強気相場が始まります。今はまだ下落途中だと思います。
・パウエル議長は、現状の金利方針に関するコメントは差し控え、債権売りが続いています。

▪️記事本文
米国平均株価の高値を打ち砕いた酷い売りに直面して、CNBCのジム・クレイマーは、投資家が底に気づく前に、市場は悲嘆のサイクルを経る違いないと述べました。
「より低いレベルで底釣りをしたければ、少しは現金を持つことを忘れないでください。
五段階の悲嘆が終わるまで本当のラリーは始まりません。しかし、一度それが起こると、見逃したくないものです。」

3日連日で株価が下落し、ナスダック総合指数が今年のマイナス領域まで落ち込みました。12,723.47で引け、水曜日から2.11%減少、2020年初頭から1.28%減少しました。
ダウ工業平均は346ポイント(1.1%)減となり、30,924.14で終了しました。S&P500は1.3%減の3,768.47となりました。

ナスダックは先月のピーク付近からほぼ10%減で、ダウとS&P500はどちらも2月の最高値を3%以上下回っています。
一部の投資家は底値で拾って強気相場の動きに乗り続けたがりますが、クレイマーは債券市場によって株式が下落する余地があると示唆し、多くの投資家が市場の状態について否定的だと付け加えました。

投資家界隈は、否定、怒り、交渉、鬱、そして需要という悲嘆の5段階を経なければならない、と語りました。
「現在、6%減少した後でも、まだかなり否定的な考えの人が多いです。売りが本物だと信じたくないのです。市場は非常に長い間良好な動きを見せ、新しい投資家たちはこの種の急落を見たことがないので、下降軌道はかなり非現実的に思われます。」

米国の景気回復に伴うインフレ懸念から債券投資家は債券を売り、その影響が株式市場に波及しています。クレイマーによると、債券市場から手掛かりを得る機関投資家は、保有株のハイテク株と成長株をシクリカル銘柄に変えており、個人投資家はそれを無視できないと語ります。

連邦準備制度理事会のジェローム・パウエル議長は、木曜日、ウォールストリートジャーナルにインフレを監視していると語ったとき、債券にさらなる圧力をかけたものの、約1年近く続いたゼロ金利政策に関して変更を検討しているかのガイダンスまでは言及しませんでした。

「利上げが必要だと彼が発言した方が良かったでしょうか?おそらく、債券市場は長期金利の急騰に悪意のある反応を示し、株式市場全体は下落していたでしょう。つまり、債券自警団のような者が怒り、株式市場は打撃を受けています。」
クレイマーは、株価が1日で7%も下落すると悲嘆における受容の段階まで早く辿り着けると述べました。そこでは市場祝杯をあげる共通認識を持つようです。

その間、投資家は現金を携えてじっと市場を眺め、数週間にわたる下落の底を見極めるために待つべきであると主張しました。
「リバウンドは買い時に上手く乗ったと感じさせますが違います。心を軽くすれば、幸福の瞬間を受け入れる準備が整うでしょう。それは徐々に強まり、市場の底の谷を示す受容のタイミングとなります。」

※本記事の日本語訳は、正確ではない部分が含まれています。あくまでニュアンス的にこういうことを言ってるんだな程度に留めていただけると幸いです。

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