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勉強しろ!とは言いたくない親、独学の必要性について

みなさんこんにちは。
少し肌寒くなってきましたね、いかがお過ごしでしょうか。
受験生を持つ親御さんは、今年は何かと大変かと思います…。 

我が家でも、息子達にはついつい「勉強しろ!」とうるさく言ってしまいます。
できるだけ言わないよう心がけているものの、もはやこれは反射神経的な習慣になっています…。

どうすれば勉強してくれるのか…親としていつも考えさせられますね。
この悩みを持たない、親御さんは少ないのではないでしょうか。


とても恥ずかしいのですが、少し前まで


「まぁ、大学まで行ければ、その後は必死に勉強しなくても、なんとかなるだろう…」

などという、大変恥ずかしい考えが、常に頭の隅っこにありました。

これは本当にチープで恥ずかしい考え方です。あえて、ブログに書くことで自分を辱め、戒めることにします。


そもそも、今の自分が親として勉強(独学)し、日々精を出している姿勢を魅せているだろうか?最近、そんなことを考えるようになりました。

そんなこんなで、私自身、2年くらい前から「独学」にハマっています。
今までの自分という人生を振り返ってみると、切羽詰まって独学で学んだこと、主体的に行動した勉強こそが、人生の糧となり役立っていることに気づいたからです。


2年くらい前に、独学の建築家・安藤忠雄氏の作品展を見に来ました。
安藤氏は国内に留まらず、世界的な建造物を手がける超一流建築家です。


同氏は経済的な事情と学力の両方の理由から大学には行けず、建築の専門教育も受けられない環境にいました。

しかし、19歳の時に、建築学科の学生が4年間かけて学ぶ専門書を1年で全部読もうと決心し、毎朝9時から翌日の朝4時まで机に向かい、見事に1級、2級建築士試験に一発で合格したそうです。

社会人になってからの勉強は主体的なものです。何を得たいのか、勉強方法も自分で考えて独学で学ぶことが、自分の成長に必ず繋がります。

今の時代、大企業に就職すれば定年まで安泰!という時代は終焉を迎えました。100年生きることを考えると、65歳定年説はフィクションであることに、多くの人が気づいています。

そう考えると今必要なのは、自分がどこでも通用して持ち歩ける、ポータブルスキルを身につけることです。もちろん、それには常に勉強する姿勢、独学が必要となってきます。

時代の流れは早い。だからこそ、今見えている一歩先の技術や、業界の研究して、技術を身につけ学び続けることが重要となります。


話を元に戻しますと…親の願望として、子供には「人間として一生勉強するという姿勢、習慣を学生のうちに身につけて欲しい」という結論に至るのです。

それではまた。

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