渡辺元佳『NEW BRANCHES – アートはわたしとだれかをつなぐ – 』

吉田貫太郎

パブリックアートを考えるイベントが開催されるということで、伊達歴史文化ミュージアムで開催されている、伊達市出身の彫刻家・渡辺元佳さんの展覧会『NEW BRANCHES – アートはわたしとだれかをつなぐ – 』に行ってきた。

うさぎの彫刻を２つに分解して...

搬出！

川を越え...

丘の上に置いてみたり

石垣の上にも。
外に持ち出すと展示とは表情が違って見えたりしておもしろい...！

人工物の中にあるのもよい(ここに置くと大きくて動かせないものに見えるね)

うさぎ−森の中 の馴染んでる感じ。市民としては普段そんなものが無いところなので不思議な感覚に...

芸術作品を外に持ち出して、置く場所を考える。置いてみて、鑑賞する、ああでもないと語り合う。イベントを通して作品自体に対する解釈も深まったし、みんなでわっせわっせと運ぶのも楽しかった。御神輿的な...！

公共空間に芸術作品があることや、何かイベントをやっていることって東京や横浜ではよくあることだったけど、伊達でやるとちょっと不思議な感覚になるし、あれは何？と身構える人は結構多いんじゃないかと思う。でもそういうものが都会のもので、田舎には馴染まない変なものなのかというと、そうではないはず。
伊達市と よそ とのワープホールを作るつもりでやっていきたい...！

まずは宿問題、コーヒーハウスもやりたいし...と模索している今日この頃...。

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