クリロナ炎上

クリロナことクリスティアーノ・ロナウド選手のインスタグラムに、韓国からの非難の声が集まっている。

きっかけは韓国との親善試合で45分以上の出場という契約がありながら、一切試合に出なかったことだ。
チーム側は筋肉疲労などでコンディションがよくなかったため、と説明している。

ところが、帰国直後に元気にトレーニングしている姿を、ロナウド当人が公開しているのだ。
また、試合に出なかっただけでなく、サイン会も欠席し、終始険しい表情を崩さず、笑顔で手を振るなどのファンサービスまで拒否したという。
こういった状況から、なにかしらの意図があってのボイコットであった可能性が高いと考えられる。

原因として有力視されているのが、試合前の韓国側DFの発言だ。
ホン・チョル選手が「Kリーグ選手のプライドをかけて、『悪い手』を使ってでもロナウドを止めてみせる」と、どこまで本気かわからないが、ファールプレイ・ラフプレイも厭わない心意気で臨むと公言したのである。

韓国のラフプレイというと、日本人選手もたびたび攻撃されて負傷しており、憤りを感じている方も多いと思う。
また、前回のワールドカップでは、審判からのカード数で参加国中ワーストトップを飾り、世界で最もラフプレイの多い国であることを再確認することとなった。

そんな韓国から、名指しでラフプレイの予告があったとなれば、警戒するのは当然だろう。
今後の試合のことを思えば、ここで壊されるわけには行かないのだ。

今回のボイコットがホン・チョル選手の発言を受けてのものだとしたら、そこにこめられたメッセージは「フェアなゲームをしよう!」「クリーンなサッカーをしよう!」ということではないだろうか?

この件について韓国側はロナウドサイドに違約金を請求するとしている。
ただ、今回はロナウド選手がボイコットするに十分な韓国側の瑕疵もある。
いくらか払うことにはなるのかもしれないが、過失割合はしっかり検討して欲しいものだ。


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