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不登校と引きこもりの共通項

議員研修で引きこもりについて学びました。
就学時に不登校を経験した子どもが引きこもりになる率が高いということは知っていました。
今までは、コミュニケーションが苦手だから引きこもりになる可能性が高いのかと思っていました。

今日の講義で、【傷つき体験】があるとフラッシュバックを起こして怖くなり通常の社会生活が送れなくなってひきこもると聞いて、なるほどそうかと納得しました。

不登校になったことがある人は不登校になるきっかけの体験を持っています。
いじめだったり教師からの叱責だったり、嫌だった怖かった記憶がトラウマとして心の底に残っています。
それが何かのきっかけで蘇るから、傍目には些細に見えることでも傷ついてしまう、怖くなって外に出られなくなって安全な家というテリトリーに引きこもってしまう。それは誰にでも起こり得ること。
だからこそ、引きこもりは精神疾患でも病気でもなく【状態を表す】言葉なんだと改めて思いました。

また、引きこもりは治さなくていい。引きこもりのままで生きていける社会に変えればいいんだというお話を聞いて本当にそうだなぁ、と思いました。

引きこもりの人が生きやすい社会は、誰にとっても生きやすい社会であるはずです。

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