見出し画像

国内 No.1女性向けメディア「TRILL」が仕掛ける次世代戦略

「TRILL」の発展が目覚ましい。
2014年8月にローンチし、2019年3月にdelyにジョインするや、同年9月には2000万MAUを抱える国内No.1(※1)の女性向けメディアに成長した。

女性向けメディアが乱立する中で、成長を続けられる秘訣とは?
執行役員を務める金子が、TRILLのネクスト・ステップを語る。

TRILLはネットメディア発の「メガブランド」

2000万MAUを達成したものの、現状の規模や事業展開範囲は、通過点でしかありません。メンバー全員が、アプリ・web・SNS……全てに伸びしろを感じています。

TRILLを使ってくださっている人に会うと大抵言われるのが「理由は考えたことはないけど、よく使っている」。つまり純粋想起で、「なんとなく」使っているサービスだということです。この「なんとなく」が実はすごいことなんですよね。クラシルがまさにその代表例です。

レシピ動画サービスが乱立する中で、「なんとなく、使っていて心地いい」という理由で、圧倒的に選ばれている。私の妻は私がdelyに入る前からクラシルのユーザーで、私がクラシルを担当すると誤解したらしく、「すごいね」と言ってきたくらい(笑)。妻にクラシルを使っている理由を聞くと、「なんとなく、他のアプリより使いやすいし、美味しいレシピが多い気がする」というぼんやりとした答えが返ってきました。

友人のお嬢さんや知人は、「私もTRILLを使っている!」と言ってくれます。でもそれも、「なんとなく好きだから」なんですよね。
TRILLもクラシルも純粋想起で選ばれているメディアですが、クラシル側がその「なんとなく」のために、したたかな戦略ーー緻密なデータ分析と徹底的なマーケティングーーを行う一方で(詳しくはこちら)、TRILLは「TRILLらしさ」のあるコンテンツを追求し、ブランドを育んできた。
「データ・ドリブン」ではなく、「TRILLらしいかどうか」が判断軸だったからこそ、ここまで大きなメディアに成長した。

現に、他のメディアがDAUやCTRを追求するがあまり自分たちのブランドを見失うことがよくあります。
TRILLはそうではなく、編集者やエンジニアたちが全ての女性の悩みや生活に寄り添うという「TRILLらしさ」を追求した結果、単なるキュレーションメディアではなく「TRILL」というブランドが確立され、「なんとなく」好きだから、選ばれてきた。

そのTRILLが、delyのカルチャーに触れ「データ・ドリブンという武器」を持った今、「なんとなく」ではなく、確実に、圧倒的に選ばれるメディアへと変わり始めています。

画像2

メンバーとのやり取りはslackが多い。
ユニークなやり取りに、冷静な金子の顔にも笑みが浮かぶ。

TRILLは「女性のためのプラットフォーム」

一応きちんとした説明をすると、TRILLは「True&Real」の略語で、”女性の自分らしい生き方”=自己実現をサポートすることを目標としています。

だけど、自己実現といっても人それぞれですよね。
仕事での成功かもしれないし、趣味や資格の勉強に打ち込んで、自分磨きをしたいかもしれない。素敵な恋人を見つけたい人もいるだろうし、あるいはオフィスの誰よりも可愛いネイルをする、でもいいと思います。TRILLは、そういった様々なバックグラウンドを持つ女性たちの全ての情報ニーズを満たせるメディアです。

スクリーンショット 2019-11-15 18.00.15

最近は編集部オリジナルコンテンツを強化。
クライアントとの大型タイアップも来年までずらりと控える。

これは他の女性向けメディアにはできないことです。
よく比較されるMERYは20代前半の若い女性をターゲットにしていますが、TRILLのユーザーは20代から60代までと、かなり幅が広い。100社を超えるコンテンツパートナーの人気記事と編集部のオリジナル記事、あわせて月間1万本以上のコンテンツを配信できているからです。

何か行動を起こそうとしたとき、もしくは何をするか決まっていないとき、TRILLを訪れれば何かしらのヒントが得られるーーそれがTRILLらしさだと思います。

エムスリーが医療領域でのYahoo! JAPANを目指していますが、TRILLはその女性版、というとわかりやすいですね。
朝起きてまずTRILLを開き、その日、自分が必要とする情報をインプットする。通勤途中にニュースをチェックして、アフターファイブに何をするか、TRILLを見ながらあれこれ考える。多様な価値観やニーズを持つユーザーに対して、エンパワーメントできるサービスでありたいと考えています。

そのために超えるべき課題は「意識の変化」

先ほども申し上げた通り、delyと一緒になる前のTRILLは、データ・ドリブンの会社ではありませんでした。「TRILLらしさ」の追求こそが第一優先で、今でも「数字を追うこと=メディアの成長」とは考えていません。

もちろん、数字を全く見ていないわけではありませんが、TRILLの人たちはそれよりも「TRILLらしさ」を追い続けていた。真面目に、心から、女性の自己実現について考える人たちなんです。そんなメンバーですから、事業会社として成長、しかも生半可なものではない「急成長」を掲げるdelyと一緒になるわけですから、もちろん大小さまざまな課題が浮き彫りになってくる。

画像3

TRILLには開発と営業ラインとメディアラインがあり、
金子は全て見ている。ウェブマーケとコンテンツは部長を兼務。

ただやはり、この規模感で挑戦できる環境はほかの会社にはありません。TRILLを子会社化したことにより、delyは国内No.1のメディアを、食領域とライフスタイルの領域でひとつずつ抱えることになったわけですから。2000万にリーチできるメディアはそうそうありません。しかも少人数だから、今いる人たちは皆コアなメンバーになれる。

長らく「キュレーションメディアは儲からない」と言われてきました。
でも、TRILLは継続して利益を出しているから、事業に投資ができるんです。それは他社に比べて、圧倒的なアドバンテージ環境です。

今ではメンバー全員が、これまで「なんとなく」で選ばれてきたTRILLを、絶対的なメディアに押し上げることができると確信しています。

ネット×リアルで複合的なサービスへ

そのために、事業管理の密度を高めながら、高速でPDCAが回る運営へのレベルアップ化を進めています。現状、 UI、UXをあらゆる箇所でテストを繰り返しながら、検証から導入まで進めています。dely(クラシル)とノウハウ連携をすることで、課題であったマーケティング施策も推進できています。

ただ、一方で、Howの手法論に、事業設計が偏重することには気を付けなければならないと思います。それはTRILLだけがというわけではなく、delyも強く意識していることです。

近年のネットメディアは、画一的な手法・機能に偏りがちで、サービス価値(What)のコモディティ化が多く起きています。しかしdelyは、ユーザーに愛されるサービスをクリエイティブに創り、ロジカルに事業を組み立てるという考え方で、着実にブランド価値を高めて、ブレイクスルーを図ってきました。それはTRILLも同じです。

常にユーザーを見つめながら、ネットメディア発の「メガブランド」を作り、中期的にネット×リアルで複合的なサービス・事業を作っていきます。

まずは「TRILLを作ってるなんてすごいね」と言われるようにならないと、ですね。

画像4

金子泰章(かねこ・やすあき)
慶應大学環境情報学部卒。
2001年に株式会社アサツー ディ・ケイに入社し、 マーケティング・プロモーション部門に従事。その後、株式会社サイバーウィングで事業開発、商品企画・運用構築などを手がけ、2009年グリー株式会社に入社。 広告事業、事業開発、新規事業管理の部長職などを経て、複数の事業を立ち上げ、子会社化し、取締役や代表取締役社長として推進。2019年秋より現職。

TRILLは一緒に働く人を募集しています。
ご興味のある方は、ぜひ下記詳細をご覧ください。

(撮影:kokarube/文:odan)


(※1)「美容とコスメ」「ファッション&アパレル」にカテゴライズされているメディアサービスと比較しWeb月間合計訪問数No.1【2019年9月SimilarWeb】

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

BE THE SUN!
15
私たちdely株式会社は、国内No.1レシピ動画サービス「クラシル」と、国内No.1女性向けメディア「TRILL」を運営しています。 ここではそれぞれのサービスづくりの裏側から、気になる新規事業・働くメンバーの素顔まで、delyの最新情報をまるっとお伝えします。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。