月経用ショーツとうつ病の私

ロリエが販売している『朝までブロック安心ショーツ』という、月経用のショーツ型ナプキンがある。

それはそれは月経の度に大変お世話になっており、うつ病の諸症状のために起き上がれず、頻繁にナプキンを取り替えることが出来ない私にとって、こんなに便利で快適な物は今までに類を見ない。
他社製品も試したが、私はロリエの商品が合っているようだ。
月経の時に使用するのはもちろん長時間の外出時にも、何と言うかオムツのように使うことも出来る。

月経、自分の意思とは関係なく痛みを伴いながらいつ何時出血するか分からない、極めて厄介で鬱陶しく、殊私の場合、反出生主義者で男性恐怖症のため妊娠の予定はいっさい無いのだから「子宮を取り除いてしまいたい」と思う程の、ほぼ月に一度訪れる嫌なイベントだが、ロリエの『朝までブロック安心ショーツ』のおかげで、かなり比較的快適に過ごすことが出来ている。

どう感謝していいのか、開発に関わった女性の皆様(おそらく実際の月経時に試験的に使用して開発しただろうと思うため)には足を向けて寝られない。もちろん男性の方も開発に関わったかもしれないが、月経用ショーツの必要性を最も感じているのは当事者、女性たち本人である。勝手な妄想だが、彼女らは全女性のために一所懸命研究開発してくださったのだろう。ありがとうロリエの人、快適さを提供してくれて。

ところで防災セットの話題を先日からよく聞くと言うか、大きな地震があったのだから当たり前ではあるが、私の防災セットの中にももちろんロリエのショーツが入っている。なんなら日常的に一枚は持ち歩いている。いつ何時必要になるかわからないし、もしかしたら緊急的に必要な人に渡せるかもしれないからだ。いや、そんなことは滅多にないだろうが。

月経用ショーツ型ナプキンが快適さをもたらしてくれる一方で、月経前症候群などの精神にも身体にも症状が現れる問題についても、今後特効薬ではなくても何か…私のような凡人には想像出来ないような便利なアイテムが開発されたらいいなと思いながら生きていく。

そんなに苦労しているなら病院に行け、という意見はごもっともだが、何せ行きたくないのである。
病院ガチャとはよく言ったものだが、初めて行った婦人科が良くなかったのだ。
病院、何も婦人科だけではない、歯医者にも正直行くのが怖い。それはうつ病の症状によるものだ。このあたりの話は本題から外れてしまうため割愛するが、そういう事情を抱える私のような人たちを支えてくれるアイテムを販売してくれてありがとう、ロリエ。

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