noteサムネイル_02

私たちが大切にしていること

世の中の会社にはそれぞれ大切にしている価値観があります。今回は当社が大切にしている価値観と、そこに至った経緯をご紹介します。

私たちが問題意識をもっていることは…「孤立」

現代社会はさまざまな人が「孤立」の問題を抱えている、と私たちは考えています。

こりつ【孤立】
一つまたは一人だけ他から離れて、つながりや助けのないこと。

当社の代表は以前、障害のある方の就労支援施設を経営していました。そこは文字通り、社会復帰や就労を支援する施設だったのですが、働いていて感じたことが二つありました。

ひとつは、「就労するのに苦労している」というより「社会的に孤立していることで苦労が生じている」のではないかということ。もうひとつは、「あれ?これって障害がある方に限った話ではなく、経営者もそうだし、それ以外の人も一定数そういう状態の人がいるんじゃないのかな?」ということでした。

そういった方に共通しているのは、なんらかの理由で「家族以外に相談できる人がいない」「自然体でいられる居場所と仲間が存在しない」ということも分かってきました。

孤立の生まれるしくみ

では、「なぜ孤立が生まれるのか」ということを考えると、社会や会社が急拡大や過度な効率化を求め過ぎた結果、そのスピードについていけなくなった人たちの「社縁」が機能しなくなってきたことが要因の1つではないでしょうか。(※社縁=会社を基礎とする社会的なつながり。)

会社の売上を最大化することはもちろん大切なことです。
でも、短期的に最大化を求めることで、対話的コミュニケーションの機会や、お互いの役立ち感が失われているということはないでしょうか。そんな職場ばかりが社会に溢れるとまず「社縁」がなくなり、ひとつ孤立に近づきやすくなります。

生き心地の良い社会をつくるために

今わたしたちができることは二つあると考えています。

ひとつめは、「急がば回れで経営するという新しい価値観を実践し、少しずつ広める」ということ。
「急拡大や過度な効率化を目指す社会」が孤立を生んでいるのなら、最短経路でゴールを目指す必要はないと思っています。一見無駄な雑談に時間を割いてみる。いい意味で「ゆっくりモタモタ」するために、社員のできることを丁寧に業務とマッチさせるようにする。そんなことを意識して日々活動しています。

効率的ではなくても、働く人一人ひとりと向き合うことで、生まれるものもあるはずです。この「急がば回れ(Make haste slowly)」の精神は、社名の由来にもなっていますね。

ふたつめは、「生き心地の良いコミュニティをつくる」ということ。自分がいて心地よいコミュニティでは「居場所」「仲間」が得られます。そうすれば誰しも自分らしく生きていけるのだと思うのです。

そして、コミュニティに所属する上で大切なことは「自分の役割」があることです。その役割が自分のやりたいことや得意なことならもっといい。文章が書けること、ピアノが弾けること、誰かの相談にのれること、掃除が得意なこと、動物に詳しいこと、オムライスを上手に作れること…なんだっていいので、「自分のできること」が誰かの支えになれば、そこはその人にとってかけがえのないコミュニティになるはずです。

そういうわけで

まずは私たち自身が、この会社を「居場所」「仲間」を得られる場所にしたいと思い、「今できることをもちよる会社」をコンセプトに当社を設立し、急がば回れをモットーに働いています。

スタッフのできることをもちよって事業をつくることで、一人ひとりにかけがえのない活躍の場がはじめから用意されています。誰が欠けても事業が成り立たなくなってしまうので、お客さんももちろん大切ですが、スタッフのことも同じくらい大切に思っています。

こんな価値観の会社がもっと増えれば、孤立状態になる人が少なくなっていくのではないかなあ…と日々働きながら思うのです。

さて、スタッフのできることをもちよった結果生まれた事業については、また別の記事でご紹介しようと思います(読んでね)

それではまた!

ペアライティング:シバヤマケイタ・イワモトチアキ

メイクヘイストスローリーの根っこの部分をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。少しでも共感してもらえる部分があればうれしく思います。

気になった方はWEBサイトも覗いてみてください
株式会社メイクヘイストスローリー

余談ですが、記事を書くにあたり「急がば回れ 英語」でGoogle検索すると、一番上に「Hurry(急げ!)」って出てきて笑いました。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

7
メイクヘイストスローリーは、小さな会社のための編集デザイン会社です。 思考の整理言語化を目的とした定期インタビューや広報物の制作を通じて、自社における「 らしさ 」の発信をお手伝いします。HP: https://make-haste-slowly.org/

この記事が入っているマガジン

制作実績
制作実績
  • 5本

当社サービスの制作実績や導入事例をご紹介します。メイクヘイストスローリーのHPはコチラ。https://make-haste-slowly.org/

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。