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電創戦隊デッカイジャー!って何なんだよ

※今回は肩の凝らない話です。

個人的な話で恐縮ですが

行政デジタル改革共創会議(通称:デッカイギ)実行委員の澤です。

個人的な話から入って恐縮ですが、自他共に認める特撮オタク、とりわけヒーローアクションものには一家言どころか一兆家言くらいあって、日曜の朝ニチアサは特撮番組のリアタイ視聴のために予定を入れないようにしてるんですね。2025年1月10〜11日に開催する次回のデッカイギ(略称:羽田デッカイギおつ)が金・土開催なのでホッとしています。

そして、胡乱な戦隊パロディを身内がやってしまうことに対しては忸怩たる思いがあるわけです。いや、一般市民の戦隊モノに対するパブリックイメージは「こんなもんだろう」というのは、わかる。わかるんですが。

ティザーサイトに置いてあったデッカイジャーソング(正式名称:デッカイギの歌)、なんで渡辺宙明(註:作曲家、故人)サウンドを模さないんだよ、ロック調だったらそれは戦隊じゃなくて『牙狼 -GARO-』のJAM Projectのほうが近いだろ!とか思っちゃうんですよ。もう、そこから。

あと、合体ロボを背景に必ず置いてほしいんです。戦隊パロディって、ご当地ヒーローでも漫画でもとにかくロボをないがしろにしすぎ。

……そんなわけで、実行委員会にJoinしたのはティザーサイトが公開された後だったのですが、ほんとうに日本全国津々浦々の特撮オタクの皆さんには申し訳ないと思いながら、「こんなもんだろう」という一般市民のパロディイメージから、ナントカカントカ意味づけをしてですね、パッと目を引くということ以上に、きちんと羽田デッカイギおつとして、このキャラクターたちに存在理由レゾン・デートルを持たせていきたい

というわけで、今回はこんなノリなんで、気楽に読んでください!

行政DXのヒーロー、大地に立つ!

じゃあ、会場のみんなでデッカイジャーをみんなで呼んでみよう!(←なんで急に昭和のヒーローショーみたいになるんだよ!)

せーの、デッカイジャ~!

電創戦隊デッカイジャー

「熱血グローバル! 行政サービスとクラウドのエキスパート、ディーレッド!」
「連携ロジカル! 情報共有とシステム構築のエキスパート、ディーブルー!」
「徹底エシカル! ワークフロー改善とリモートワークのエキスパート、ディーイエロー!」
見積みつもりリーズナブル! 調達とネゴシエーションのエキスパート、ディーブラック!」
「堅牢メンタル! データ利活用とセキュリティのエキスパート、ディーバイオレット!」

「5人揃って」
「「「電創戦隊、デッカイジャー!!!」」」

名乗り終わったところで、彼らに込めたイメージについて書きたいと思います。

まずディーレッド。戦隊ヒーローというのは必ずしもレッドがリーダーである必要はないのですが、今回は行政サービスとクラウドのエキスパートになってもらいました。
自治体の行政サービスというのは地域住民目線であるべきですし、ヒーローはいつでも市井の人々を第一に活動してほしい!そして、システム標準化でも重要なガバメントクラウド(に乗せる何らか)に正面から立ち向かってほしい。そんな思いを込めています。

そしてブルー。カラーからの印象というのもありますが、ブルーの得意技は論理と筋を通すこと
行政DXに関わる人々に情報格差があるとうまくいきません。ステークホルダー同士が情報共有をし、筋の通ったシステム構築をしていけたら、地球の未来は安泰のはず。けれど仕様を固めすぎてもぎこちなくなっちゃうよね、というイメージで「設定」でおなじみ「歯車」マークをヘルメットにデザインしています。(←いかにも後付けの理由だ!)

イエローは、カレー好きと決めつけられるのが嫌いだがカレーそのものは好き(というややこしい設定を考えがちなのが厄介オタク)。
ゴリゴリと押していくパワータイプと思いきや、何のためにDXを推進するのかという点に対しては、かなりヒューマニズムに溢れた解決を求める性格。凝り固まったワークフローを改善し、真に人にやさしい業務モデルとは何かという哲学と、それを助けるデジタルのあり方を追求しています。変身前はテンガロンハットをかぶった風来坊のイメージで、そこから転じてリモートワークのエキスパートでもあります。

たぶんどこに行っても引っ張りだこになりそうなのがブラック
頭を悩ませる予算組みや、上役の承認をとりつけるための調整能力はお任せあれ。ヘルメットのマークも率直に「¥」です。これほど頼もしいメンバーはいない、という感じもありますね。他のメンバーの努力があってこそプロジェクトが進行し、また自分が輝けるのだという謙虚さも忘れていません。

攻めと守りを兼ね備えるのがバイオレット
安心安全なデータの利活用だけでなく、そもそもそのデータ必要? 要らんことしてない? というところまで踏み込んで、メンバーの勇み足を牽制しつつ、いざプロジェクトが走り始めたらきっちりとガイド。内外の様々な出来事に振り回されがちな行政職員のメンタルにも気を遣い、善き相談相手としても頼られています。

敵対するは、行政業務を滞らせる悪の軍団「シガラミ帝国」
因習、慣習、人間関係……。人々の目を本質から背けさせ、課題解決の邪魔をする唾棄すべき存在。
そこから送り込まれる怪人「ゼンレイナーイ」は、未来の日本では当然となっていると容易に想像できそうなものでさえも否定し、人々の進歩を止めようと画策。時に巨大な姿をして我々を阿鼻叫喚の地獄へ落とそうとしてきます。

デッカイジャー5人の必殺技でも倒せない、そんな時は「デッカイジャーロボ」を召喚し、必殺の「決裁剣ディシジョン・ソード満額回答斬り」で凝り固まった悪習を断つ!

しがらみや前例のなさに何度打ち倒されそうになっても、デッカイジャーの面々は不屈の闘志で立ち上がります。そう。デジタル改革を成し遂げようとする行政職員のように……!

心の中のデッカイジャーを奮い立たせよう!

とまあ、ノリノリで書いてみたんですが、イメージ、伝わりましたでしょうか!? 心の中にデッカイジャー。おすすめです。

……そうそう、大事なことを一つ、忘れてました。
そして5人は、『行政デジタル改革共創会議』すなわち「デッカイギ」で、新たなメンバーと出会うことになるのです

(崖の上から腕組みをして彼らを見つめる謎の影)
???「ほう、あいつらがデッカイジャーか、面白い……」

いや、まあ中盤で仲間が増えるじゃないですか。金色とか銀色で、最初はいけすかない奴として描かれて、同じ目的を持っているんだけれども抱える事情が違う故に一緒にはいられないとかかんとかがありつつ最後は歩み寄って共闘するわけですが。

そういう新たな仲間たちとデッカイギで是非出会ってほしい、というのがね、あります、ハイ。

彼の名前ですか? そうですね、『ディーエックス』あたりが強そうで謎っぽくてかっこいいんじゃないかと……。

お後がよろしいようで。