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花火大会の日の日記

8月17日(土)

地元の花火大会に行ってきた。これだけは外せない。駅までは原付でいくけど、その先は、今年はバスを使うことにした。少し遠い第2会場の方が、広くて、打ち上げ場所に近くて、ゆっくり見られるので、おすすめなのだ。

少し歩いただけで、無事に会場に到着。ところが、そこは「原則立ち見」というのだ。立ち見!そんな!
確かに、レジャーシートでの場所取りは禁止とは聞いていたが。
ゆっくり座ってみられるから、遠い第2会場まで来たのだ。すでにたくさんの人が座っている。レジャーシートの人もいる。私もとりあえず座った。

最初は「声かけ」だけだったが、30分前になって、「立って、前の方に詰めてください」という放送が流れ、前方の人は立って、前の方に行き始めた。後の方は座ったままだ。私も、少しだけ後方に移って、座り直した。年寄りは座らせてくれ、と思って。

こうして、前の方は立ち見、後方は座っている、という事になった。

花火はきれいだった。
私は、ドカンとあがる大きな花火が好き。でも、迫力あるスターマインは、観客も盛り上がる。フィナーレも素晴らしかった。打ち上げ時間は40分。もう少し欲しかったなあ。

帰りも、混雑が収まるのを、冷やしキュウリを食べながら待って、バスで駅まで戻った。


今回、私が思ったこと。

①立ち見について

私は、ですよ。私は、主催者の立ち見の判断はどうかなと思った。帰って改めてチラシを見たら、確かに「原則立ち見となっています」と書いてあったけど、小さい字で、見逃していた。

X.をみていたら、「立ち見はあり得ない」とか、「有料席を増やそうとするのか」という批判的な声もあることはあった。2時間半立ちっぱなしだった、とか。

するならするで、もっと早くにインフォメーションすべきだと思う。

第76回。私も子どもをつれて、何回も行った。Xにも、「昔から家族でゆっくり楽しむものだった」などという声があった。大きなレジャーシートを敷いて、他の人の迷惑になるのは論外だけど、お弁当食べたり、「きれいだね」と言い合いたいじゃない。立っていたら、それはできない。それに、立ち見ってかえって危なくないかい。

しかも、今回は、途中から指示があったので、ずいぶん前から来ていた人が立つことになった。帰りも一番遅くなった。

観客は文句を言う人がいない。「私たち、一番前だったから、帰りも一番あとだよね」という話が聞こえたが、それがちっとも文句ではなかった。
みんな、優しいな。

②警備の大変さ

 花火大会は準備や警備が大変という。わかる。どれだけの人と設備とが関わっているのか。お金がかかる。

とにかく事故だけは避けたい。大会本部(主催者)も必死。それが、「立ち見」とか「帰り道の一方通行」に表われていた。去年、天神祭の花火大会で身の危機を覚えた自分としては、よくわかる。

そして、それは見事に成し遂げられていた。帰り道も、群衆が密にならないように、時々、人の流れを止めていた。

③警察の人の対応が素晴らしかった

最初の方で、「レジャーシートをたたんでください」とか、「人が増えてきたら前方に行ってもらうかもわかりません」と言ってまわっていた警察の方の言い方とかの対応が優しくて丁寧で、素晴らしいと思った。

帰り道に、いったん人の流れを止める時も、「ご協力ありがとうございます」と心から言っていた。会場には市役所の職員とかガードマンとかもいたけど、表だって動いていたのは警察の人と思う。

そこにいた若い警察官の方に「立ち見は、いつ決まったんですか」と聞いてみた。優しく答えてくれた。だから、今回のことも、いっちょかみオバサン(私)としても、あまり言わないことにした。(市役所に言ったろかなと思ったけど)

④継続可能に向けて

有料席は、我が市はふるさとの税を2万円している人、対岸の市は、6,000円らしい。もし、お金がかかるなら、カンパしてもいい。500円ぐらいなら。

花火大会はいいな。
パパやママに手を引かれて、小さい子が歩いていて、浴衣姿の子がいっぱいで、カップルもたくさんで、我が市側は露店が少なくて寂しいけど、そういうのも楽しいし。駅周辺も、あちこちで友達が集まっていて、旧交を温めているのかなと思った。

花火大会が、子どもたちの楽しい思い出になったらいいなと思った。市長もそう言っていた。続けて欲しい。

さて、ババは来年行けるかな。


*花火はうまく撮れないとハナから諦めていた。一枚だけ撮ったつもりが真っ黒だった。ヘッダーは河口湖で撮った一枚。

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