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弊社のフルリモート&フレックス勤務はこんな感じ【地方密着型|従業員5名の転職エージェント】

こんにちは!(株)北陸人材ネット の でぐみうです。
北陸三県で転職を考えている方と、採用を考えている企業様を繋ぐお仕事をしています。

北陸というエリアに完全特化している会社なのですが、訳あってマレーシアへ移住することになりまして、先週から【まったく会社へ出社しない】フルリモートワーク&【働く時間を自由に決められる】フレックスタイム勤務をさせてもらっています。

海外移住
リモートワーク
フレックスタイム


なんかめっちゃイマドキ!笑

都会のイケてるベンチャー企業さんの事例は見かけることがあると思うのですが、弊社のような田舎の少人数の会社の事例ってそこまで多くない気がします。(世に出回りづらいだけかな)

どんなルールで、どういうツールを使って、どんな感じでやっているのかというのを淡々と書いてみようと思いますが、まだ我々も始めたばかりで試行錯誤している段階です。色々なご意見・ご感想をいただければうれしいです。

※長くなりそうなので、読みたいところだけ読んでくださいね

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PC・モニター・社用スマホは会社支給

その他 iPad、イヤホンマイク、ワイヤレススピーカーは私物
※イヤホンマイクはWeb面談の際に必須なので会社支給してもらえたのですが、既に持っていたのでそのまま使っています。

基本は在宅勤務です。たまにカフェに行って仕事をすることもありますが、周りでマレー系・中華系・インド系など色々な人種の方が色々な言語で話しまくっているため、電話とかWeb面談には不向きです。。笑

海外移住による変化

「時差」

日本とマレーシアは1時間だけなので、大きな変化はないです。

強いて言うなら、日本が19時のときにマレーシアでは18時なので、求職者さんとお仕事終わりの時間帯にお話しやすくなりました!

※海外移住によるカルチャーショックについては割愛

フルリモートワークによる変化

社内:「出勤」という概念がなくなる

社外:お客様への「訪問」、求職者さんと「対面で面談」はできない

地域密着型の転職エージェントにとっては致命的なようにも思えますが・・今のところは特に支障もなくお仕事ができています。

<コミュニケーションツール>
・電話(「050Plus」という海外通話OKのアプリを導入)
・メール
・LINE WORKS(無料枠)
・ZOOM(無料枠)
・コネクト・ライブ(有料)

どれも社内・社外両方使っています。

LINE WORKSは社内に対してはチャットツールとして、社外に対しては主に求職者さんと気軽に連絡を取り合う手段として有効です。

特に社内コミュニケーションにおいては、リモートの場合チャットは必須だなあと感じます。気軽に話せるのが本当にありがたい。。チャット上が私のオフィス、みたいな感覚です。

また、直接訪問したり対面で話したりできない分、Web面談ツールの導入は必須だったので、ZOOMとコネクト・ライブ(楽天コミュニケーションズ)を使っています。

ZOOMの方が圧倒的に画質・音質・機能など優れているのですが、求職者さんとスマホで面談しようと思うとアプリのインストールをお願いしなくてはなりません。

それでは面談ハードルが上がってしまう・・ということで、URLをクリックするだけで参加可能なコネクト・ライブも併用しています。

月額費用かかるんだ・・と思われたかもしれませんが、これまでかかっていた通勤手当や企業訪問時の交通費(北陸の場合は車移動が中心なのでガソリン代や高速代)を考えると、コスト増!!って感じではないです。

今後、ZOOMがもっともっと普及して、地方の方でも当たり前にインストールするアプリになってきたら、やめちゃうかもしれないですけど。笑

<新たなルール>
朝会をするようになりました。

それぞれアポなども入るので、その日に参加できるメンバーで30分弱ぐらい報告や相談、雑談などゆるくお話しています。

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(私だけ季節感がおかしいw)

チャットで気軽に話せるものの、やっぱりメンバーの顔色や声のトーンなどオンライン上ではありますが対面で確認できるのは良いですね。

毎朝すっぴんなのですがそれもスルーしてくださる皆さんは神。。(化粧しろ

フレックス勤務による変化

なるべくコストをかけずに・・という前提なので、勤怠管理はすべてExcelで行っています。社長が、入退社と休憩時間さえ入力すれば自動集計されるフォーマットを作成してくれました!

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打刻などはなく、すべて自己申告制です。

弊社の場合はコアタイムもないので、朝5時~夜10時までの間であればいつ働いてもOKですし、毎日8時間働かなくても3か月単位で帳尻が合っていればOKというかなり裁量度の高いルールになっています。

いつ・だれが勤務中なのか分かりづらいというのもありますが、それを解消するためのメインツールはGoogleカレンダーです。定時が9:00~18:00ですので、早出・遅出・中抜などをしている場合はそのことがわかるように予定に入れています。また、チャットでもこまめにコミュニケーションは取っているため、外出時などは「いってきまーす」と 一声かけたりもします。

ただし、この部分についてはまだ課題は感じていて、今どんなステータスなのか(例:「忙しいから話しかけないで」「比較的余裕があるからいつでもどうぞ」「今、電話中」など)がアイコンとかで一目でわかったらいいのに・・と思っています。

他の企業さまは、この辺りどんな工夫をされているのでしょうか?ぜひ知りたいです!!

よくある疑問

先日、Twitterでこんなつぶやきをみかけました。

だーすーさんの口調は強めですが(笑)、仰られていることはすごくわかるなあと思っていて。

特に、「アウトプット出さないと居場所なんてないぞ!」の部分。

弊社のメンバーはみんな優しいので、そういった圧力を受けているわけでは全くないのですが、自分自身がそう感じます。

出勤していればとりあえず仕事をしている格好になりますが、在宅勤務となるともろにパフォーマンスが問われてしまうので。それこそ、一定以上の成果を出していなければ、さぼってるんじゃないか?と思われてしまう恐怖すらあります。

だから、(楽そうだから)在宅勤務最高!と思っている人がいたら、私もだーすーさんぐらい強めの口調になってしまうかもしれないです(笑)

あと、コミュニケーションで言うと・・

「あ・・何も言わずにここまでやってくれてたんだ・・」とか、『阿吽の呼吸』『口に出さない美学』みたいなのってかっこいいんですけど、フルリモートになったらそんなこと気にしてる場合じゃなさそうです。

「あれやっておきました!」「今これやっててここまで終わってます!」「大変です!」「疲れました!」「今日は眠たいです!」「こういうことやってみたけどダメでした!」「こういう風にやったらお客さんに喜んでもらえました!」「なんかこのツール使いづらくないですか?」「こんなニュースがあったらしいですよ」みたいなことを、ぜーんぶ口に出していく方がいいなって思ってます。

キャスターさんのように、まだまだ鬼のようにはコミュニケーションを取れていない自分がいるのですが、弊社にとっての適性なコミュニケーションの量と質を探っていきたいところです。

※ちなみに・・キャスターさんは700名以上のリモートワーカーが活躍している会社です。

ちょうど本日、リモートワーク組織を運営する際のポイントを公開してくださっているので、私もこれから読んでみようと思います!

最後に

予告通りとても長くなりましたが、ここまでご覧頂いた方ありがとうございます!

繰り返しになりますが、我々もまだ試行錯誤の段階です。

これから気づいていくことも沢山あると思います。

1つ確信をもって言えるとするならば、今このような柔軟な働き方をさせてもらっていることで、とても幸福度が増しているということです。

会社のために自分の生き方を決めるのではなく、自分の生き方に合わせた働き方をできていることって、本当に幸せだと思います。

コントロールアビリティは人生の幸福度を左右すると言いますが、まさにそのことを感じています。

独立や起業という選択だけではなく、会社員でも柔軟で自由な働き方ができる時代がきているのですかね。

引き続き、そういった環境に身をおけていることに感謝しつつ、転職支援というお仕事を通して「自分の働き方・仕事に納得感をもてる人」を1人でも増やしていきたいなと思います^^


▼北陸三県で転職をお考えでしたら・・


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