永遠のロック少年 1 藤宮蒼一 2022年1月2日 22:46 先日ある雑誌を立ち読みしていたら、甲本ヒロト(クロマニヨンズ)が出ていて、こんなことを言っていた。 「もしも「生活のことがあるので夢を諦めました」っていう人がいたら、あなたはもともと夢を見ていません。だってあきらめることができたじゃないか、どうしてもあきらめられないのが夢だから」なるほどな、と思ってしまった。しかし、こうも続ける。「夢を叶えたからって幸せになるとは限らない、幸せになれるなんて一言も言っていない。「夢は叶う」ってカッコつけて言ってるんじゃないんだよ。褒められるもんでもないんだよ」ブルーハーツをリスペクトしている人は多い、そして、解散後、甲本ヒロトと真島昌利のコンビは変わらず、ハイロウズ、クロマニヨンズと続くわけだが、自分はブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズの音楽があまり肌に合わず聴いていない。しかし、この二人には気持ちにずっとブレがない。二人とも「俺たちはロックが好きだ」という純粋な感情をずっと持ち続けているのが凄い。「まぁ彼らはそれで飯を食ってるからね」という話ではない。例えば中高生の頃、何かのロックを聴いて感動する、そしてバンドを組む、ロックを聴いて感動している中高生のままなのだ。二人は50年代〜70年代のロックに終始しているプレスリー、ロバートジョンソン、ボブディラン、ビートルズ、ローリングストーンズ、セックピストルズ、クラッシュ、ジミヘンドリクス、そしていまだにレコードで聴いている。レコードからCDに変わった時、「CDで同じ音楽を聴いたが全然感動しなかった、全然音良くなってないじゃん」と言っていた。自分達のアルバムまであえてモノラルで出す徹底ぶりだ(笑)ハイレゾ?バランス接続?shm-cd?hqcd?blu-spec CD?なにそれ?知らねぇ?といった感じだ。二人は死ぬまで純粋なロック少年でいてほしいものだ。「仕事が忙しいから動画やライブ配信ができません」なんて言っているようじゃ自分はだめだな、会社なんぞ辞めりゃいいだけの話だろう。…それが出来ない人が多い(笑) #ロック #夢 #ハイレゾ #バランス接続 #雑誌 #バンド #趣味 #音楽レビュー #ロック #私的音楽レビュー #私的音楽コラム 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート