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【詩】挽歌

青白い顔
まだ魂はそこにある気がした
らしさと共に

だんだん土気色に変わると
らしさから白い鳥が飛び立ち
魂を持っていった

すっかり深い土色となったらしさは
白い花々で埋め尽くされた
葬列の歪んだ背中が奏でる哀悼の調べに運ばれて
荼毘所へと向かう

らしさが焼かれる頃
その上を白い鳥が旋回していた
次第に高く高く飛んで
姿が見えなくなっていった


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