2020/05/29

起きた。今日はビーフカレー。ビーフが牛肉であることは既に人生の途中で履修してある。昨晩は本当によく寝た。まず、途中で起きなかったのが偉い。ただ、寝ているだけで褒めてくれるなんて(幼少の頃の)両親くらいのものだと思ったけど、自分自身がいた。

上のように言った次の瞬間、ご飯を炊いておくのを忘れていたので、炊飯器をセットして二度寝した。目を覚ましてビーフカレーを食べたのは、首都圏をブルーインパルスが飛んで、青空の写真が大量に投稿されている昼の頃合いだった。

今日は、お休みをいただいたので遊んでいた。まず日本語の本を読んでいた。日本語についての本、という意味だ。「文章力の基本」「シンプルに書く!」という2冊だ。ぜんぶ読み終わったあとで、同じ著者が書いたものだと気づいた。気づくの遅くないか? 

一見、関係ない話をする。プログラミングにはリファクタリングという仕事がある。(仕事なのかというと微妙なところなのだけど、これは一般の方向けに話すので厳密さに関してご容赦いただくとする) プログラムの動作を変えずに、記述の仕方だけを変える、という仕事だ。この仕事を行うとプログラマがプログラムを読みやすくなるので、新しい動作を追加したり、不具合を発見したりすることが、より容易になる。

(私的な)創作にとっての書き直しとは、自分では完全にわかっていること、すなわち言いたいことを変えずに、記述の仕方だけを変えるという点が、方向の逆転はあれど、リファクタリングと似ているなと感じた。一種の奉仕活動ともいえる。自分はうかつな人間なので、誤字が多い。このデフノートでも投稿直後はひんぱんに間違い探しと訂正を行っている。なぜか投稿する前は見つからない。投稿した瞬間から、他者の視線からくる緊張感によって、ようやく誤字発見のアンテナが作動し始めるようだ。僕が書くものは、プログラムの方がきれいと言われる。リファクタリングが趣味だからだ。書き直しも趣味にしたい、そう考えている。

あと、初音ミクのSwitchの音ゲーをやっていた。初音ミクの音ゲーは、おそらく第1作から全てやっているはずである。同じゲームのハード違いまではカバーしていないけれど、そこまでは要求されていないだろう。

曲が非常に多い。DLC無しでも101曲ある。お前は101匹ワンちゃんか。全曲1回ずつやるだけでも大変である。このシリーズ、今作で終わるのかと少し不安になったが、これをベースゲームとして息長くDLCを(1年に1回とかでもいい)出してくれるとしたら、それもアリだと思う。それはそれとして、このゲームを買う、もしくは買った方に対して、自分がオススメしたいことが2つある。

1つめ、LとRボタンの配置をキーコンフィグで逆にしたほうがいい。スライドの左右が譜面で「→ ←」こういう形で落ちてくることがものすごく多い。このとき、左側の→を右手のRで、右側の←を左手のLで、押すことになる。書いてて既に混乱しているけど、読んでいる方も混乱するだろう。→を左手のLに、←を右手のRに入れ替えることで、「→ ←」を「L(左手) R(右手)」で処理できる。絶対に変えるべきである。 

そもそもどうして「→ ←」という譜面が多用されるのか。おそらくスティックを利用したフリップ入力にて、左右それぞれで内側に倒してほしかったのだろう。→ を 左手コンのスティックで内側にフリップ、← を 右手コンのスティックで内側にフリップ、という具合だ。ならコントローラのLRも合わせて変えてほしいところだ。だが、スーパーファミコンの登場以来、伝統的に ←矢印はLに、→矢印はRに、割り当てられている事が多いので、このアフォーダンスを覆すのは難しいと考えたのだろう。それはそれとして、スティックは親指で押すものであり(傭兵の人は寝ていてください)、音ゲーは多数の指を使えたほうが必ず有利なので、早晩、スライドは人差し指のLRで押すことになる。→(L) ←(R) に慣れよう。

2つめ、ZLとZRをキーコンフィグで両方とも「ボタン全部押し(4つ押し)」に変えたほうがいい。 自分の感覚だと、ボタン全部押しという譜面は、多用してほしくない。だが今作では譜面作者が気に入ったのかNORMAL難度の時点で全部押しが頻出する。このゲームは単ボタン押しが基本で、同時押しは例外扱いなので、全部押しは常に突然現れる。すると、普通の人は反射的にボタン4つを親指でグシャッと全押しすることになる。これはボタンの耐久性に悪影響を与える。人の親指は十分に大きくないので、4つのボタンのうち、少なくとも1つのボタンは、押下方向に対して斜めに押されるからだ。ZLとZRで代用することを強く推奨する。

このフグも生粋のゲーマーなので、明らかに一段落の息が長くなっている。だいたい全ての段落は、長短に関わらず同じ時間でタイピングされていると考えて良い。「自分の好きなものについて早口になるオタク」というステレオタイプがある。世間一般で本当かどうかはさておき、自分については間違いなく当てはまる。DJ DEF として活躍したのも2000年前後の話である。個人的に誇れる成果(全国ランキングや大会参加歴)などは全く無いのだけれども、運良く、極めて上手な人と多く知り合いになれたので、物を極めるということの恐ろしさを垣間見ることができた。今は、数年に一度、初音ミクの音ゲーでタンバリン音をシャンシャン鳴らすだけの隠居DJである。

「各曲の最も難しい譜面はオマケと思って目標には入れない」「各曲の評価は上から2番めを目指す」(滅多に出ない最大値が最上評価なら3番め) これがいまの自分にとって最も楽しい音ゲーとの接し方である。今作の初音ミクなら「各曲のHARDでEXCELLENT評価を目指そう」ということになるだろう。いつもどおり最も簡単な譜面から埋めている。土日もあれば9割は目標を達成できるだろう。ただし残りの1割に1年かかるかも知れない。音ゲーとはそういうものである。

- 英単語 1000 words
- タケバキの写経 1P
- ヒザ曲げ立位体前屈 2min
- 睡眠 2-9.5,10-13.5 (11h)
- 書き直し (5つめ/21つめ)

夜に途中で起きてしまうのは、昼に十分に体を動かしていないから、ということをフォロワーの方から聞いた。そうかもしれない。最強DJタンバリニストDEFを目指せば熟睡できるだろうか。

(2020/05/30 へ続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?