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【恋は奇跡、愛は意思】いつ好きって、思います？

紅茶

はじめましての人は、はじめまして。そうでない人は、こんにちは。どうも、紅茶です。

2回目の投稿になります。といっても、あらかじめ考えていたことなので、1個目とほぼ同タイミングになってしまいました。では、今回も紅茶でも飲みながら、どうぞ。

「恋は奇跡、愛は意思」このフレーズを見たとき、正直トリハダがたちましたね。あ、関係ないんですけどトリハダを関西人はサブイボっていうらしいです。ってのは置いといて、このフレーズはLUMINE広告のコピーです。尾形真理子さんという博報堂のコピーライターの方が書いたもので、尾形さんは女性にスポットを当てた数々の名コピーを打ち出しています。私なりの解釈になってしまうのですが、偶然性が強いのが恋、必然性が強いのが愛なんだと思います。漫画のベタ設定によくある、遅刻しそうで食パンを咥えながら走っていたら転校生のイケメンとぶつかったってのは、恋ですね。一方で、最終回でヒロインを守るために撃たれる主人公っていうのは愛となります。確かに我が子を愛するっていう表現があって、我が子に恋するっていう表現がないのはそういうことなんでしょうね。人を愛するには「覚悟」が必要なのでしょう。さて、前置きはこのくらいにしておいて、今回のお題はいつ好きになるか？です。

こういった証明できないものって、面白いですよね。紅茶に砂糖が欲しくなるような、ちょっぴり甘い話をしようと思います。あくまで個人の意見として捉えていただけると幸いです。

あなたは、いつ人を好きになりますか？この質問を答えるのって、結構難しいと私は思います。そもそも初めから両思いの恋愛って少ないって思うんです。どちらかが好きになって告白する、そしてアリって相手が思ったなら結果として「恋愛」という契約がなされる。だから、いつ好きになるのかはまず告白する側だったのか、される側だったのかってだけでも多少は変わってきてしまいます。なので、質問を変えてみましょう。あなたは今のパートナー、あるいは一番最後の相手をいつ好きになりましたか？こうして聞かれると意外と答えって出ると思います。話が面白いって思った時とか、一緒にいて落ち着くと感じた時とか、一目惚れとか。けれど、それって本当ですか？これが、今回の肝になります。

好きになるタイミングって実は曖昧だと思うんです。逆を想像してみて下さい。人を嫌いになる瞬間って結構、一瞬じゃないですか？話し方が嫌だったとか、食べ方が汚いとか、嫌なことされたとか。だったら、好きも同じじゃん。と思った、そこのあなた！答えはノーです。これは本当に私のただの考えでなんの根拠もないのですが、人間の性質と精神的なもの、二つの観点からこれを説明したいと思います。

まず、前者の説明としては人間がグレーゾーンというものをどう扱うかに関与してきます。好きと嫌いと普通があった時、「普通」のものをどう配置するかなのです。これはジャンルによって変わってくるのですが、こと恋愛において言えば、普通というのは白サイドなのだと考えられます。想像するとわかるのですが、見たことのない人を好きになる可能性は考えても、嫌いになる可能性ってあまりないと思います。これが嫌いという境界をバッサリ独立させているために、人を嫌いになるのは簡単なのです。だから、領域でいえば人を好きになる可能性の方が高いわけですね。次に精神的な観点から見ていきます。これは「迷い」が存在するからです。嫌いな人は縁を切れば、これ以上は考えることはない。しかし、好きな人はこれから一緒にやっていけるのか、この人でいいのか、気を使わない相手か、など考えることが意識してようとなかろうとたくさんあります。これが、いつ好きになったのかを曖昧にさせるタネなのです。迷いがなくなった時に好きになるのか、それともその前から好きなのか、あるいは意識した瞬間から好きなのか。難しいですよね。結論として、好きになるタイミングは曖昧だと私は思うんです。

そろそろ、こういう理屈も飽きてきましたか？では、今回も応用編としてもう一つ話題を用意しました。その前に私も紅茶で一息。

タイトルのもう一つの意味。それは、いつ人を好きだと感じるかです。好きになるタイミングではなく、好きだと思うタイミングのことです。私は、他の異性に会うと恋人が好きだなって感じます。いや、自分でも比較してね、最低だなって思いますよ。でもやっぱり、自分の恋人だったら歩くスピードも慣れてるのにとか、ここでツッコミ入れてくれるのにとか、あのテレビ番組の話できるのにとか思っちゃうんですよね。正直な話、ルックスとかも大事ですけど、ルックスなんて3日も経てば飽きるんです。波長が合うタイミングが、相手を好きって感じる時なんじゃないかって思います。

なんか、偉そうですね（笑）イラついた人は、紅茶にミルクでも足して落ち着いてください。

といっても、もう締めなんですけど...。やっぱり恋愛って難しいって言いますけど、こんな観点から見ても難しいって思えるのはそれだけ向き合ってるんだと思います。私の場合は、こういった答えのないものを追うのが趣味って感じですけど(笑）最後に、恋が難しいって思ってる人へ、愛はもっと難しいらしいです。

はじめましての人も、そうでない人も次回も会えると嬉しいです。またお茶したくなった時にでも。それでは！