飲みにケーション問題に対するシンプルな結論

みなさん、こんにちは。

早いもので、11月も終わりとなり、今年も残すところあと1カ月となりました。


12月はご存知の通り、師走と言われ、師と呼ばれるような偉い人もバタバタと走り回る程忙しい時期だと言われています。そして、昨今色々と議論のテーマとなっている忘年会シーズンでもあります。


忘年会、いわゆる飲みにケーションと揶揄に近い言われ方をしているお酒のある場でのコミュニケーションは必要かどうか、皆さんはどう思われるでしょうか?個人的には、お酒が飲めない体質もあり、あまり必要性を感じないのが正直なところです。


しかしながら、だからといって忘年会をすべて否定することも出来ないとも感じています。なぜなら、お酒を仲間たちとワイワイ飲んではしゃぐことが大好きな人もいるからです。


したがって、個人的に次のように感じています。

「忘年会が必要なのか、はたまた不必要なのか?」という議論自体に問題があるのではないか?


今の世の中、色んな意味で二極化が進んでいるように思います。言い方を変えるなら、一つの物事に対して、白か黒かはっきりと明確にする、いや明確にしなければならない、そんな考えが日本の現代社会に根付いている、そう思えてなりません。言うなれば、何が正義あるいは正しいのか、それを他者に対して押し付けている側面があるように思います。


つまり、「現代の若者は飲みにケーションが嫌いである」、この意見は多数であることは間違いないのでしょうが、全若者の総意であると決めつけることは出来ません。必ず中にはそういったことが大好きな人がいるはずです。


そして、そういった少数意見を持つ人を、まるで「悪」だと決めつけ、攻撃するなんてことはあってはならない、そう思います。


なので、理想的なのはすべての人にあらゆる物事に対して「選択権」を与えられる世の中になること。つまり、忘年会を開催するけど、参加したい人だけ参加して、参加したくないなら無理に参加しなくても良い風潮が出来れば、このような問題はそもそも発生しなかったというのが結論だと言えるでしょう。


もっとも、どんな人にも自分が信じている正義や信条というものがあり、それが絶対であると確信している人からこそ、こういったシンプルな問題がとても複雑化しているのでしょうが・・・。ともかく、この世界には様々な考えがあって、必ずしも自分の考えが絶対的正義ではない、そんな認識が浸透すれば世の中とても生き易いものになると僕は思います。

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