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FCoin創始者 張健インタビュー全文(前半)

 事の発端は、7/21に起きた$FTの14%下落です。(この前にもCZ氏から$FTに対する発言、FCoinが$BNBを上場させるということがこの2ヶ月でありましたね。)

 FCoinは直ちに大規模な調査を開始し、アクセスされたIPアドレスを辿ると東京証券取引所で有ることが分かりました。
 また、以前にBinanceの代表CZ氏が東京証券取引所に勤めていた事、Binanceだけは一度もアタックを受けていない事を指摘し、裏にはBinanceの影がある可能性を中国の仮想通貨メディア『一本区块链』は述べています。

 そして、7/23 中国のSNS WechatのGroupにてBinance広報のMiss,HeYiとされる肉声が中国のSNS上で公開され、FCoinを汚い言葉で罵ったことよりメディアを巻き込んだ論争になっています。

  7/23に開催されたメディア大会でFCoin創始者”張健”氏に対するインタビューが中国の著名経済サイト『金色財経』にて公開されたので、翻訳してみたいと思います。質問は11あり、長文になりますがお付き合いよろしくお願いします。
 全文無料となっておりますので、ご安心下さい。

では、はじめます。

『金色財経』7/23 FCoinの創始者”張健”は複数のメデイアからの質問に対して答えました。今後の安定ファンド、保険マイニング等に対して質問し張健より詳しい答えも貰うことができました。

質問1:最近FCoinはメディア広告も多く、コンセプトを多く打ち出していますが、$FCandyについてみんなに語って貰えますか?今後は$FTではなく$FCandyとして分配するのはどういう意味でしょうか?また、未来の価値はどれくらいでしょうか?
答え:皆さん、こんにちは 今日はこの短い時間で皆さんと最近のFCoinの変化についてお話ししたいと思います。
 まずはFCandyについてお話しします。アナウンスでも言ったようにFCandyは資産プールであり、色々なコインまたはトークンが投げ入れられます。我々はまずはじめにたくさんの$FTを投げ入れました。投げ入れるとは配当されるという意味です。では、FCandyの価値はというと、私はFCandyの最大の価値を全てのユーザーに、我々に、プロジェクト運営者に配当が充実するように設計しました。

 FCandyに投げ込まれた全てのコインは、価値によって値段が付けられFCandyとして配布します。FCandyに預けられた発行されたFCandyは投げ入れた人のものではなく全てのユーザーのものであり、我々は色々なプレゼントの方法を考えました。質問にもありましたが、FTを還元しないのではなく、取引手数料の100%はFTとなります。これは我々の既定の戦略であり変わることはありません。

 未来の価値ですが、我々はあまり価格については討論していません。ただ言えることは皆さんに判断されるということです。FCandyプール内の資産をみると、自ずと合理的な価格が計算できるからです。
質問2:現在、コインが上場するために規則は何でしょうか?新しく発表されたFOneでは上場させる権利を各機構に与えましたね?各機構を選ぶ基準は何でしょうか?
答え:新しいコインが上場するルールは確かに最近大きな調整をしました。FOneを発表したことです。GPM板を管理していて大きな問題があったのですが、リスティングされて待っているコインが多すぎ、チームの処理能力を大きく超えてしまいました。また、重要なことは色々な問題の信憑性を判断することです。

 なので全てのシステムを上手く運営するためFOneに全てを委ねました。各機構が責任を持ちいいプロジェクトを探し、自分たちの取引区を持ち、上場させる権利があります。FCoinは各機構にサービスを提供することになるでしょう。ルールを作ったりプロジェクト運営者に技術、各方面のサポートをしたりします。

 各機構に上場させる権利が有ることは、責任を持ってプロジェクトの品質の保証をしなくてはいけません。また我々に上場を邪魔されること無くいいプロジェクトを上場させ、もっと大きなコミュニティを作りたいと考えています。

 各機構を選ぶ基準ですが、まずは主要なファンドを選びました。今後は更に大きくなります。基本的には寛容な態度で受け入れますが、今後の要求は厳しくします。数を制限し、淘汰される機構もあるでしょう。

質問3:FCoin実験区がFOneでしょうか?メインボードA、Bとの上場するルール、流通メカニズムに区別はありますか?良質なコインまたは企業が上場したい場合、どのようにすればいいでしょうか?この中で最大の困難、挑戦はどうこでしょうか?コインを発行することは成熟した企業の一つの敏感な部分でありキーポイントになると思いますが、成功事例はありますか?FCoinはこの問題をどの様に解決していきすか?どの業界の成熟した企業が率先して成果を得られるでしょうか?
答え:まず、第一の質問に対しては否定します。先日のアナウンスで述べたように実験区はFOneではありません。実験区はメインボードCになります。現在メインボードには、A区、B区があり、A区は成熟したブロックチェーンのプロジェクトであり、B区は新興ブロックチェーンのプロジェクトのためにあります。

 FOneはイノベーション区の後継者であり、初期のプロジェクトをサポートします。今回イノベーション区をアップデートしたあと成長期のプロジェクトとみなします。初期のプロジェクトはFOneに任せます。

 我々は初期のプロジェクトの準備や本質を見極め、彼らのビジネスモデルやビジネスの背景にある成熟度を総合的に判断します。例えば、我々は最近QOSに技術提供しており、C区の1番目の上場になります。このプロジェクトは典型的な成熟したビジネスモデル有り、多くのユーザーが有り、長期的にブロックチェーンを必要とします。

 まずトークンエコノミーを通じて、トークン、コインをいう知識が広く知れ渡るでしょう。その次にトークン/コインがその威力を発揮し、現存の成熟したビジネスモデルと結合しいい結果をもたらします。現存のビジネスモデルと衝突することもあると想定しており、難しい挑戦だと考えています。

 最大の困難2つ上げるなら、1つ目はトークンエコノミーのデザインです。これは、業界により、商品により、企業により必要とする背景が異なるからです。これは挑戦ではないでしょうか?2つ目は利益の分配です。成熟した商品、企業には安定した利益があり、どの様に問題を解決するかよく説明する必要があります。また、決心し問題を解決すること必要です。



質問4:ブロックチェーン+保険という分野に多くの企業が参入しようとしていますが、未だに広く汎用していません。では、Flnsurとの新型保険のコミュニティは嘘ではないでしょうか?”保険に加入してマイニング”はユーザーを引き付けるだけのものでしょうか?それとも、ブロックチェーン技術をもとにした新しい保険を実現しようとしているのでしょうか?具体的には、どの様に運営をしていますか?
答え:Flnsurはもちろん嘘ではありません。この問題はFCoinが出たばかりのときに、たくさんの人に言われました。FCoinは何をやっているんだ、嘘じゃないの?って。今や取引することはマイニングであり、取引手数料マイニングは普及の傾向にあり、嘘であればこの様な生命力はないでしょう。

 保険に加入するとマイニングの考えは非常に簡単です。FCoinの理念と似ており、なぜFCoinの理念は取引するとマイニングできるのか?トレーダーはFCoinの株主になります。これが取引手数料マイニングの本質です。同じ様に、保険に加入した人が”保険会社の株主”なのです。

 車では強制保険に入らねばいけませんね。仮想通貨でも同じです。我々はは大きなリスクと向き合っています。問題が起こった際に対処できるように準備せねばいけず、我々はFlnsurは嘘だとは考えません。Flnsurは業界に新しいイノベーションを起こし、大きな福利厚生となることでしょう。

質問5:安定ファンドの運営はどうでしょうか?市場のボラティリティを抑え、安定性を維持できますか?
答え:安定ファンドの1期は終え、決算の段階に入っており、現在は運営していません。安定ファンドのアイデアは私のアイデアでは無いため特に話すことはありません。新しい取引所または新興市場には大きなイノベーションがあり、大勢はその価値を判断できないでしょう。また、この様な複雑なマーケットでは、悪い噂や悪意のある攻撃を受けることもあり、ボラティリティが非常に大きくなります。安定ファンドはこの様な背景のもと考えられました。

 安定ファンドがいればマーケットのボラティリティを抑えることができると考えています。ただし、安定ファンドがあればこのマーケットにボラティリティは無いのか?または大幅な上昇、下落は無いのでしょうか?これは違います。マーケットが形成される時、非常に短い時間でマーケットは動き予測することは難しいです。ただし、ボラティリティを抑えることができると考えています。

質問6:あなたはFCoinがとった爆発するような効果は、トークンエコノミーの勝利だ、と言われました。トークンエコノミーについて詳しく教えて下さい。またその強力な推進力は何でしょうか?既存のビジネスモデルとの区別はありますか?
答え:私のトークンエコノミーに対する理解ですか・・・この質問は大きすぎるので、、ポイントをまとめてお話しします。例えば、推進力は何かと言うと、トークンエコノミーと既存のビジネスモデルの最大の異なる点は、生産関係の反転です。先程も言ったように、生産者と消費者がペアーとなります。インターネットの基本はプラットホームとユーザーです。実際それらは似ていてお互いにサービスを提供しています。サービスをする側と、サービスを受ける側の関係、または商品を提供する側、消費者の関係です。これらのペアーは既存のビジネスモデルのもと対立しています。企業の目的は利益を上げることで、その利益は消費者がもたらしてくれます。

 既存のビジネスモデルでは、消費者は生産者に対して費用を支払いますが、それ以外に接点はありません。考えて見てください。なぜ既存のビジネスモデルが存在するのか?消費者が支払いを続けているからです。将来必ず大きなアップデートがあり、このアップデートはもうすでに始まっています。これを解決するためにトークンエコノミーが役に立ちます。

 FCoinはこの様にトークンエコノミーを実践に移し、トレーダーを株主とします。あなたはそこでユーザーになるだけでなく、手数料を払い取引をし、同時に配当として受け取れます。伝統的な資本主義ではこれは考えられないことであり、配当も少なく、多くの会社は配当をしません。その事について皆気にもしません。皆は少し前はまだこの力を感じなかったが、FCoinが成長するに従って、徐々に気づくでしょう。まず、配当が大きいこと。既存の上場企業が何を配当しますか?彼らは、将来の発展のために現金を会社に保留します。FCoinは直接、収入を配当します。配当も早く、毎日行います。もしこれが伝統的な資本主義市場で行われると、理念を覆すことになります。FCoinとFTの創造と威力が発揮されるには時間が必要です。

 もし、生産の関係が崩れると、サービスを提供する側とサービスを受ける側との利益が一致すると、コミュニティのあり方と将来の全てのあり方を変えると私は考えています。

 トークンエコノミーは将来巨大な生命力を見せ、既存のビジネスモデルに対して牙を剥き襲いかかるでしょう。

今日はここまでにします。
まずは、張健氏によるFCandy、FOne、Flnsur、安定ファンド、トークンエコノミーへの見解です。

明日は、Botの事、$FTの価格の下落、Binanceについて、”Ghost in the Dark"について、β版について翻訳していきます。



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