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色のイメージが私たちの行動を変えている!色彩心理から見る色のもつ心理効果。

色彩心理というのはご存知でしょうか。

私たちの身近で色彩心理が使われているものは

トイレ表示のマーク

信号機

など、他にも多くあります。

色によって安全が守られたり行動が左右されたりします。


色の持つ効果を知ると、

広告のデザインやサムネイルのデザインにも

役立ちます。


この記事では、

色彩心理学とは

赤青黄緑などの心理効果

カラーセラピーについて

詳しくご紹介いたします。


私も勉強したいので一緒に学んでいきましょう!



色彩心理学

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「色彩心理」とは、色が人間の心に与える影響を意味し、色彩学や心理学でも重要な研究テーマとされてきました。

色彩心理は多くの研究や実験が行われていますが、科学的に解明されていない要素がいまだに多いです。

その理由としては色の感じ方に個人差があり、高いレベルの科学的な検証が求められるからです。


ただ、過半数の人が同じように感じとるものがあるのも事実です。


近年では心の治療や健康を維持するために色彩は役に立っており、色彩心理に関する本や論文が増えてきています。

ファッションや商品の売上を上げたり、鉄道各社が自殺防止のために青い照明を用いられたり、色と心理のかかわりには大きな関心と期待が寄せられています



色の心理効果


あくまでも個人差はあるので、参考程度にみてください!

赤が与える心理効果

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イメージ効果:膨張色、進出色、温暖色、興奮色

赤からは太陽や火の熱く活発なイメージが浮かびます。
エネルギーを感じさせるアクティブな色です。
人が生きるために必要なものと多く結びついている赤は、他のどの色よりも強い刺激があります。
気分を高揚させる働きから元気を与えてくれたりスポーツで闘争心を駆り立ててくれます。


黄が与える心理効果

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イメージ効果:膨張色、進出色、温暖色、興奮色、軽量色

黄色は有彩色の中で一番明るい色です。
光や太陽のイメージが浮かびます。
見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるのでコミュニケーションを円滑にしてくれます。
知性を刺激し行動を活性化してくれます。
昼夜問わず認識しやすいので注意の色として使われます。

五感のなかで聴覚と関係が深いのは黄色です。
黄色い声援という言葉があるように、明るい声やよく通る音のイメージは黄色に繋がります。


緑が与える心理効果

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イメージ効果:沈静色、重量色
(しかし、中間的な色(中性色)なので周辺の色に影響する)


安心感や安定、調和を表す色です。
木や森などの自然の色でもあるので気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。
黄色と青色の混色でも作られる緑は2つの色と似たイメージも持っています。
控えめな色なので他の色とバランスがとれます。

五感のなかで嗅覚と関係が深いのが緑色です。
においや香りから得る安心感やリラックス感と繋がります。


青が与える心理効果

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イメージ効果:収縮色、後退色、寒冷色、鎮静色

青からは空や海、水といった広大な自然のイメージが浮かびます。
爽やかな空、生命の源の海、体に不可欠な水と接する機会が多い色です。
好感度が高く、世界的に見ても一番人気が高い色の系統です。
好む人が圧倒的に多く嫌う人が少ないというのも特徴となっています。

五感のなかで味覚と関係が深いのが青です。
青空の下の開放感や落ち着いたリラックスできる空間で味わう食事は格別な美味しさがあります。
食べ物そのもので青のものは少ないですが、生命の源の海も連想できる青色のある空間は食を楽しませてくれます。


橙色が与える心理効果

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イメージ効果:膨張色、進出色、温暖色、興奮色

橙色は赤色と黄色の中間に位置する色です。
赤色と黄色のイメージの良い所だけを取ってきた色の中でのビタミン的な役割になっています。
喜びや幸福感、親しみ、元気、明るいといったポジティブな印象を強く受けるのでいろんなシーンで使えます。

暖色系の色は人によって好みが分かれますが橙色は嫌う人が少なく好意的に見られています。
暖色系では1、2を争う万人受けする色です。


紫が与える心理効果

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イメージ効果:沈静色、重量色
(しかし、中間的な色(中性色)なので周辺の色に影響する)

赤紫〜青紫まで幅広い色域が紫と認識されます。
青と赤が混ざり合い多様な色合いが生み出される紫は、感性を鋭くしインスピレーションを高めてくれます。
動の赤と静の青、相反する色が共存しているため「高貴と下品」「神秘と不安」など二面性をもっています。
場面によって色の性格が変わる複雑な色です。


ピンクが与える心理効果

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イメージ効果:進出色、温暖色、柔軟色、軽量色

柔らかい優しい印象をもつ桃色は女性的なイメージが強くあります。
心や体に満ち足りた気分をもたらしてくれます。
合わないだろうと思っていても実際に当ててみると意外とはまる意外性のある色です。
色が及ぼすマイナス面があまり見当たらない色ですが、プラス効果も度を超えると鬱陶しくなります。

ピンクは美しくなるためには必要な色です。
幸せな気分を作り女性ホルモンの分泌を助けます。
血行をよくし肌の潤いを保つピンクは積極的に取り入れたい色です。


黒が与える心理効果

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イメージ効果:収縮色、後退色、強硬色、重量色

黒色は白色や灰色と同じ無彩の色です。
黒は光を反射することなくすべての色を吸収・遮断します。
周囲の色を引き締めて目立たせます。
他の色に与える影響が強く、色を組み合わせたときには黒のイメージが上乗せされます。
強さや権威、神秘的な雰囲気を感じさせる色ですが他の色に比べて負のイメージが潜在的にあります。


白が与える心理効果

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イメージ効果:膨張色、進出色、柔軟色、軽量色

白色は灰色や黒色と同じ無彩の色です。
光を反射する最も明るいこの色は暗い色を引き立てます。
信頼感や清潔感といったクリーンなイメージを与えるので高い好感度があります。
光を透過する白は健康には一番良い色とされています。
白の真っさらな状態は始まりや出発といったスタートを印象づけます。



カラーセラピー

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カラーセラピーとは、色が持つ心理的効果を活かして、自分を癒す目的で行う心理療法です。

実は、色は光の一種なのです。

色を構成する光は電磁波に分類されます。

虹や太陽をイメージすると分かりやすいでしょうか。


私たちは色の波長を目から取り込んで、脳や神経へと伝達されます。

カラーセラピーは科学的な過程を経て、色が心へ与える影響に着目して考えられた癒しのアプローチ法なのです。


色を利用して気持ちの切り替えが期待でき、直観で色を選ぶことにより自分の心理などを知る手がかりになります。

色の知識さえ身に付ければ自宅でもカラーセラピーが始められます。



まとめ


今回は色彩心理についてからカラーセラピーについてご紹介しました。

色の効果など知ってみてお役に立てそうでしょうか。

映画とかでも色の使い方ひとつで印象が変わってしまいますよね。

明るい映画には色んな色が使われていることが多いですし

悲しい映画でグレーがかった映像が使われていたりします。


蜷川実花さんの映画・写真は特に好きで、色に注目しながら見ると非常に面白いです。


色に目を向けて日常を過ごしてみるとまた違った一日になると思いますよ!!


カラーセラピーについてはもう少し勉強してまた投稿し直します。






今日のつぶやき

大好きな色たちに囲まれた記事を書けて幸せでした。






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