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大規模修繕委員会と、団地理事会の位置づけ

大規模修繕委員会と、団地理事会とは、一体どう違うのか?
教えていただきましたので、お伝えします。

団地の理事会は、通常時も理事会を開き、いろいろな審議事項を審議しています。
これに対し、大規模修繕委員会は、臨時でメンバーを選定します。
ほぼ10年ごとの、不定期開催です。

じゃあ、大規模修繕委員会はどんな権限があるのか?
大規模修繕に関係することを、管理会社や施工会社、場合によっては建築コンサルタントも入れて情報や意見を交換し、「こうしましょう」という案を理事会に提出します。
つまり、あくまでも意見集約までが役割で、意思決定は理事会を経て、団地総会(臨時総会)で決議されます。

1棟だけのマンションであれば、理事会メンバーと大規模修繕委員会メンバーは重複することが多いようです。
でも、敷地内に複数の棟があり、居住者も多いマンションの場合は、理事会メンバーとは別に大規模修繕委員会メンバーを立候補で募ることも多いようです。
(私が住むマンションは、別に募集しています)

つまり、団地総会が最終的な意思決定期間になるのですが。
その運営は、理事会が行います。
大規模修繕委員会は、理事会に意見具申するのが役割ということです。

もちろん、お互いに同じマンションの住民同士。
すみやすい環境を整えるのが目的ですので、責任を押し付け合うのではなく、協力しあってゆきたいものですね。

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