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「頭がいい人」が犯しがちな間違い

「頭がいい人」が犯しがちな間違い。
同じ概念のものは、中身も同じだと思ってしまうこと。
さらに言えば、「同じでなければいけない!」と思い込んでしまうこと。

1939年のノモンハン事件。
事件というが、実際は日本とソ連の戦争。
日本軍は1個師団が壊滅。
その原因は、戦車や大砲の性能が格段に劣っていたこと。
でも、現地軍の参謀は「戦車は戦車、大砲は大砲。同じ価値がある」と判断して戦闘を指揮した。
そりゃ、物理的に違うのだから負けますわな。

現代日本でも、「頭がいい人」は同じ間違いを犯しがち。
コロナにかかる、発病するは、個人差が大きい。
なのに、高齢者、若者などの個人の属性で判断してしまう。
病床も、質を見ることなく数さえ揃えればと考えてしまう。

酢豚は、店によって値段も味も素材も違う。
店の雰囲気も、接客も違う。
「酢豚だから、どの店も同じ値段だろう」と考えること自体が間違いなのは、お分かりいただけますよね?
でも、「同じでなければいけない!」などと、理論で統制しようとする人の理屈では、世の中は動かない・・・
このことを理解しない人が、本当の意味での「困った人」だと思います。

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