見出し画像

ぽっくんの音楽遍歴について-序-

今日は誰もが待ち望んでいたであろうぽっくんの音楽遍歴について語りたい。遡ること40数年ぽっくんが初めて意識的に音楽を聴くようになったのは恐らくテレビアニメや特撮ヒーローものが最初だろう。手始めに幼少期にお気に入りだった曲をいくつか紹介してみたい。

知る人ぞ知るオヨネコ、ぶーにゃん主題歌である。昭和の歌謡曲ってどうしてこんなマイナー調が多いのか?オープニングから辛気臭いことこの上ない。同じネコということで黒猫のタンゴにかけたのかは定かではない。でもとっても好きな歌だったのでテレビにラジカセを近付けて録音して何度も聴いた。

言わずと知れたしし丸のちくわの歌だ。忍者ハットリくんのエンディンソングでボーカルである声優の緒方賢一のとぼけた歌声が最高にハマっている。ゆったりしたテンポで最後まで押し通すのかと思ったらママとパパどっちを選ぶ?という幼心をくすぐる展開が待っている。当然これでもかというくらいテレビにラジカセを近付けて録音し、鼓膜が擦り切れるくらい何度も聴いた。

言わずもがなの大名曲怪物くんのオープニングテーマソングである。今聴いても痺れるイルでファンキーなシンセサウンドで幕開け、ボーカルと掛け合うようなホーン・ブラスアレンジ、軽快なギターカッティング、まごうことなき昭和ディスコソングの金字塔だ。これはテープで買ってテープが擦り切れるほど聴いたし、ラジカセの前で胸騒ぎがするほど腰をくねらせた。

幼少期の思い出として特撮ヒーローものは外せない。しかし私が印象に残ってるウルトラセブンの歌はマイナーな挿入歌の方だ。ウエスタン調の渋いスモーキーな曲調に被さるダークダックスのようなおっさん達の重唱に目眩がする。到底子供ターゲットとは思えない重量級の生演奏に少し背伸びをしながら聴き惚れた思い出の曲である。

この辺たぶん5-6歳かな。およげ!たいやきくんとかハイスクールララバイはレコードで買った記憶があるけどメジャー過ぎるので省いた。この年代の生演奏とかグルーヴ感は未だ体に染み付いてる気がする。テレビの歌番組とかでも生演奏が主流で贅沢で豊穣な時代だったと思う。頭突く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?