TAIKI MATSUMURA

サッカースクール運営しながらサラリーマン| ワーホリ5回・海外滞在10年・訪問国40・…

TAIKI MATSUMURA

サッカースクール運営しながらサラリーマン| ワーホリ5回・海外滞在10年・訪問国40・英検1級| 英語で教えるサッカースクールを神戸市・芦屋市で運営。

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  • アイルランド・オーストラリアサッカー留学

    アイルランド・オーストラリアへのサッカー留学・指導者留学を関係の情報をまとめています。

  • 「頭の中」

    普段の生活の事を中心に書いた記事を集めています。

  • サッカー中心の記事

    サッカーについて主に書いた記事を集めています。*あくまで個人の見解です。

最近の記事

斬新! 「試合」から始まる練習とは?

練習方法の組み立て方は人それぞれだと思います。ただ、ほとんどの方は練習の最後に試合を持ってきて、その日のテーマが試合の中で改善しているかを見るようにする形式が多いのではないでしょうか? いわゆる以下のような形ですね。 日本サッカー協会もこの形を元に色々と練習メニューを提唱しています。 練習メニューリンク 私もこの形で進めることがほとんどでしたが、最近は以下のような形の効力も感じていますのでシェア致します。 ウォームアップ後にいきなり試合に入り、その中で起こったエラーを

    • サイレント・サイドライン

      私がUEFA指導者ライセンスを取得したアイルランド・サッカー協会による印象的な取り組みをご紹介したいと思います。 Respect Our Game これは、アイルランドで2月2日〜2月4日に行われるあらゆる子ども達の試合で、その週末だけは静かに子ども達を見守りましょう、と打ち出したサッカー協会のある取り組みです。 サイドラインで見守る指導者、保護者は以下の項目を守り、子ども達にとってポジティブな環境を作るためのルールを守ることが前提とされて試合を観戦します。 体験した

      • 参考例:小学生のビルドアップ(高学年)

         小学生のビルドアップに関して、自チームにとって何が最適解か悩んだことありませんか?私もずっと悩んでいます。  今回は、私なりの最適解(今のところ)をここでは簡単に書こうと思います。もちろん、チームの技量や判断能力に応じて結果は異なるので、自チームにそのまま使用するのはおすすめしません。 まずは誰もが陥る参考例を挙げます。 青: 2-4-1(攻撃時)

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        • 他人に流された後の人生とは?

          どうも。 少し話のネタが生まれたので短いNOTEを書きます。 ですが私の中ではとっても大事なことだと思っています。 では書きます。 ある日のこと。サッカーをしている子達と話をしていて、ふと英語の話題になりました。彼はまだ小学5年生。 よく聞いてみると、英語は幼稚園までインターナショナルスクールに通っていたから聞き取りはできるけど、話せない。小学生から公立小学校に通っているので、よくある忘れてしまった現象だなと思いました。 ところが… どうして?と聞くと。 英語だけ

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          サッカースクールの会員数を0から100にした話

          どうも。 またまた久々になってしまいました。 仕事でブログやSNSを運用しているので、個人用は最近ずっと放置状態でしたが、先日私が運営しているサッカースクールの会員数を見たら100人を超えていることに気づいたので、少しそれについて思うことを書いてみます。 もし、サッカースクールやその他習い事スクールを個人で立ち上げようとしている方は何かの参考になるかもしれません。それ以外は何の役にも立たないかも… 開校は2018年 サッカースクールの立ち上げは2018年の5月でした。

          サッカースクールの会員数を0から100にした話

          試合でボコボコにされた日

          本日、自分が運営しているサッカースクールの練習試合がありました。 相手は県内屈指の強豪チーム。(Aチームだったかは分かりません) 結果はボコボコ。二桁はいってるくらい点を取られて、得点はゼロ。選手は前半から実力差に打ちひしがれていました。明らかに血の気がなくなり、顔が青ざめ、その場から逃げ出したいくらいの悲壮感。 「早く終わってくれ…」 私も小学生の頃、何度かやられた経験があるので気持ちは痛いほど分かりました。この状態では外からどう声をかけても選手には届いていないでし

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          「自由」がほしいから働く

          さぁ2023年が始まりました。 早速初詣に行って大吉を引き当てたので、良いスタートです。と言っても、引き当てるのはおそらく3年連続。おみくじの引き運だけは何故か異常に強いようです。 ということで今回のお題にある「自由」。 最近、自分は何のために働いているのか、を考えることが増えてきました。40代も見えてきた所謂「アラフォー」。人生も折り返しが見えてきて、しかも元気に体が動き、経験もそこそこの世間的には脂が乗っている年代です。 毎日、仕事のことを考え、あっという間に過ぎ

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          豪4部セミプロクラブが選手募集!

          オーストラリアのセミプロクラブが日本人選手を探しています。 チーム名:Ballarat City リーグ名:NPL3(メルボルンのあるビクトリア州の州リーグに所属するクラブ) ポジション:フォワードとミッドフィルダー その他条件:機動力があり、走れる選手。怪我なく健康な選手。プレービデオ必須。サッカーの履歴書もあれば◎ 【給料】 試合給:試合に勝利で$450AUD(40,000 - 45,000円)、引き分けで$300AUD、負けで$200AUD。 *為替レートは20

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          なぜサッカースクールを経営しながらサラリーマンを始めたのか。

          またまた久々となってしまいました。 今回書こうと思ったきっかけは、スクールの経営をしながら正社員として働いているキャリアに驚かれることが多いので、Noteでも書き残しておきたいと思ったからです。 サッカースクールとサラリーマンの両立を始めて1年半が経ちました。もうだいぶこの仕事のリズムに慣れてきたので、今はそこまで大変だとは感じることはなくなりましたが、始めた当初は「他の仕事を始めたからスクールの質が落ちた...」と言われないよう、むしろ質をあげたいとさえ思っていたので、難

          なぜサッカースクールを経営しながらサラリーマンを始めたのか。

          【問いかけのセンス】

          子ども達にわかりやすい問いかけは思っているより非常に難しい。英語で噛み砕きやすい表現もあれば日本語でももちろん存在する。 コーチングプランを作るときはどのような表現を使うかもシミュレーションしますが、上手く伝わらないことも多い。 普段使っている「おとな言葉」は当然理解されない。発達や語彙力の差が大きい小学生には、これでもかと噛み砕いた表現が大切でしょう。よく「言語化」という言葉が指導者界隈で流行語のように使われますが、文脈を相手にある程度読み解いてもらう表現に頼ってしまう

          【問いかけのセンス】

          意外とみんなできない「コツコツ」

          サッカーの指導とは違ったことを書きますので、興味ない人はすっ飛ばしてください。 七夕の夜に面白いツイートを見つけて思い出した、ずっと感じていたことを書いてみます。 このツイートの私の真意は「この7つのことを薦めたい」とか、「英語やってるといい事あるよ」ではありません。注目して欲しいのは、「社会人で自己投資している人は予想以上に少ない」というところです。 Twitterの世界にいると感覚が麻痺することがよくあります。自己研鑽を絶やさない人の発信に晒されてしまうので、あたか

          意外とみんなできない「コツコツ」

          英語で教えるサッカースクールを始めたきっかけ。

          サッカーでなぜ英語? よくサッカースクールのコンセプトについて聞かれるので改めて書きたいと思います。 "サッカーを好きになった上で英語に触れてもらうことを最も大事" サッカーコーチはサッカーだけ教えていれば良い、という方がいるのも事実です。確かにそうかもしれない。でも私の人生でサッカーしかやってこなかったらと思うとゾッとします。 英語に生かされ人生が楽しくなっていると心から感じているからです。だから子ども達には英語に触れて興味を持ち、強みにして欲しいと心から願っていま

          英語で教えるサッカースクールを始めたきっかけ。

          あなたはTakerですか?Giverですか?

          突然ですが、皆さんは見返りを気にせず人に何かを与えられる人ですか?それとも利益を搾取するだけの人ですか?それとも、Give & Takeのバランスが取れている方だと思いますか?(Matcher = マッチャー) 生粋のGiver(与える人)になれる人は天性だと感じます。人は利益を計算してしまう欲深い生き物だからです。だからどうしてもTakerに気づいたらなってしまう。自分が一番大事ですから。 話は変わって、今私は2つの仕事をしています。サッカー指導者としてサッカースクール

          あなたはTakerですか?Giverですか?

          理にかなった''利き足理論''とは?

          皆さんは利き足理論を聞いたことがありますでしょうか? 本日、とある街クラブの強豪チームの指導者の方が取り組んでいるメソッドを伺いました。 利き足理論? 川崎フロンターレのジュニアチームでも取り入れられている指導論だそうです。内容は非常にシンプル。 左足は使わない。利き足だけ使う。 簡単に言うとこれだけです。 私も最初、え??と思いました。 振り返ってみると、試合中も「利き足だけでいいぞ!」と盛んにコーチングされていました。 ではなぜか?? よく指導現場でパスや

          理にかなった''利き足理論''とは?

          UEFA C - 指導案の作り方マニュアル(後編)

          間が空いてしまいましたが気を取り直して後編を書いていこうと思います。 前編はこちらから。 ExplanationPlanning/Organizingのフェーズの次に準備するのがExplanationのパートです。これは「説明」と言う意味の通り、選手に今からやろうとしているトレーニングをどの様に説明するかを事前にプランニングしておかなければいけません。 ちなみにこのCライセンスの指導実践で、私はいつもの様に選手を集めてました。そして戦術ボードを使って立ち位置やトレーニン

          UEFA C - 指導案の作り方マニュアル(後編)

          UEFA C - 指導案の作り方マニュアル(前編)

          もうすぐ終わりを迎えるUEFA Cライセンスコースで学んだ指導案の作り方とコーチングの順序について簡単にまとめてみようと思います。 私が受けたのはアイルランドサッカー協会のUEFA Cライセンスでした。日本のCライセンスも持っていますが、日本で受けた時は受講者が40名で講師が2人。2人ともA級所持でしたがメインの方は現役教師で中学のサッカー部顧問。それに対し今回私が受けたUEFA C級は参加者28名に対して講師は4名。全員がアイルランドアンダー代表の現役コーチングスタッフで

          UEFA C - 指導案の作り方マニュアル(前編)