LinkedIn おまえもか
最近、PayPalだけでなくLinkedInからも本人確認のために写真を提出するように求められた。
おそらく、僕がログインするときに何度かパスワードを間違えてしまったために、アカウントがロックされたものと思われるが、この写真の提出の手続きがちょっとめんどくさい。
PCでログイン画面の「パスワードを忘れた」リンクを開いてメールアドレスを入力すると、程なく確認コードがメールアドレス宛に送られてくる。
確認コードの認証が完了すると、次にモバイルデバイスでページ内のQRコードを読み取るように促される。
手元のiPhoneのカメラでQRコードにアクセスすると、まず、住んでいる国を選ぶ画面が現れてそこで日本を選択する。
すると、本人確認のために使用できる書類の候補が表示される。
政府発行の書類とのことで、マイナンバーカードを選択して「続行」すると、マイナンバーカードの表面と裏面を撮影するように促される。
この写真撮影がどう頑張ってもうまくいかなくて、電気を付けたり距離を変えてみたり、マイナンバーカードが汚れてるかもしれないと思ってふきふきしたり。
まあ、いろいろ頑張ってみたのですけど結局写真を撮り直せと何度も言われたので諦めることにしたのでした。
実はこの手の身分証明書の写真を使った本人確認、先にも書いたようにPayPalでも発生していて、担当者とやりとりしてもらちがあかないので僕はPayPalを使うことを止めてしまったのだけど、同じようにLinkedInも使うことを諦めるしかなさそうな気がしている。
それにしても、マイナンバーカードに登録されている情報を、マイナンバーカードを読み取って検証するならまだしも、表面と裏面の写真を撮らせてそれをスキャンし、満足のいくデータが提供されなければサービスの利用者から排除するというのは、なんとも残念なやり方だなあと思ったりして。
今後、同じような方法で本人確認をさせるサービスが増えてきて、利用できない障害者が増えていくのはちょっと残念ですね。
「障害者差別禁止法ではなくて、解消法だからいいんですよ、それで。」みたいな声もあるのかしら。