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うるせえ俺は芸情首席だぞ-中-

   こんばんは。デブチーズです。今回は前回の記事の続きになります。受験戦争の第一線から退いて早1年、デブチーズはどこまで抗えるのか。

1時間目 地理

   1時間目は地理です。センター試験チャレンジ最初の教科であり、最大の難関でもあります。そもそも受験生の頃から苦手だったんですよね。何を覚えればいいのか分からず、いつまで経っても点数が伸びませんでした…本番こそ90点台でしたが、正直70点乗れば良い方くらいだと思います。

   ということで今回の目標点は65点です。「当時ですら70点台なのに目標65点は調子乗りすぎだろ」という意見もあるかと思いますが、受験生当時も運だけで20~30点稼いでいた節があったので当時のラックを発揮できれば不可能な点数ではないはずです!地理でゴミカスみたいな点数を取ると目標の総合7割が遠くなるので出来るだけ食らい付きたいですね。

 点数を発表する前に気になった問題を幾つかピックアップ。

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 第1問の問1。つまり初っ端の問題ですね。Cが一番寒そうだし永久凍土やろ!wとか思ったのですが違いました。というか他に氷河に侵食されていそうな場所がないから確定できるはずですよね。受験本番にこの問題落としてたらめちゃくちゃ落ち込むでしょうが、今回は記念受験なので何の悔いもありません。この失点のせいで7割届かなかったら面白いですね。

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 第1問の問5。オーストラリアには広大な砂漠が広がっているイメージだったのでオーストラリアが③だと思ったのですがモンゴルが③でした。ロシアとかタイガの高木が広がっていそうなイメージだったんですけどね。そんなに高くないんですね。モンゴルに短い草原が広がっていることをちゃんと理解しておけば取れる問題でした。残念。

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 第2問の問6。冷静に考えていたら①を選んでいた気がしますが、今回は気が狂っていたので②を選んでしまいました。ちなみに正解は③です。UAEって人口が少ない割に裕福なイメージがあったので①にして、日本の研究者は冷遇されているイメージだったのでカネは持っているけど研究費が少ない②を日本にしたのですが、正解は①がスイス、②がUAE、③が日本でした。これは難しかったですね…

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 第3問の問6。これは解説を見て目から鱗でした!他と比べては中心部が高位となっているのは気付いたのですが、どれがなのか見当もつかなかったんですよ。中心の方が住み良いし農業は山村部で行われるから核家族がかな…と思ったのですが、居住期間5年未満がでした。中心部には通学や出張のために一時的に住む人が多いんですね。こういう新しい学びがあるから地理は学び甲斐があります。

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 第4問の問5。貿易額が最大のが中国なのは容易に想像つきますよね。ここで次に賑わってる国を考えたいんですが、何となくオーストラリアな気がしませんか?だって面積大きいし。日本に大量の木材を輸出していることを考えても何となくオーストラリアって貿易大国のイメージあったんですよね。だからにしたんですが、残念ながらでした。一番貿易額の小さいセがラオスなのは追える筋なので、ラオスと遠く、貿易がほとんど行われていないサがオーストラリアだと推理する必要がありましたね。難しい。

 振り返りはこんな感じ。地理は知識も必要ですが本番の思考力・推理力も問われるので難しいですね。日本史・世界史に比べても点数を安定させるのが難しい教科だと感じます。その分運ゲーで点を取りやすい教科でもあるのでどちらがオススメというわけでもないですが、90点以上を狙うような人は避けるべき教科でしょうね。逆に生活に役立つ知識は多いのでそこまで点数に興味ない人は学ぶ価値ありかも。

 それでは点数の発表に移りましょう。地理の点数は…

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 58点でした!!!

 目標点に届かず!6割くらいは取れるだろうと高を括っていたのでちょっとショックですね。やはりこういう暗記教科は定期的に見直さないと忘れるんだなと再確認しました。中高生の皆さん、定期テストや実力テストで解いた問題はしっかり復習しましょうね。一夜漬けしただけの記憶は特にすぐ抜けますから、受験のときに痛い目を見ないように振り返りを習慣化しておきましょう。

2時間目 国語

 続いては国語です。国語はある程度の点数に到達するまでは早くても、高得点を取るまでの道のりは果てしなく長いという印象です。特に現代文で満点を取るのは相当難しかった記憶です。では受験から1年経った今、私が国語をどう思っているか。「古漢文絶対覚えてないよな…」です。現代文は正直行けると思うんですよ。大コケはしないだろうと。ただ古漢文はまず無理ですね。古文単語なんて覚えてないし、漢文の文法なんてもっと覚えてないし…現代文でどこまで粘れるかがキモになってきそうです。

 ということで目標点は150点です。取れるかどうか微妙な点数ですが、正直国語で7割に戻さないとキツいです!この先に控える面々を考えるとここで稼いでおかないと苦しい。仮に現代文で満点取っても古漢文で半分取らないといけないので正直不安ですが、記憶の奥底に眠るかつての知識を何とか引っ張り出して戦いたいですね。

 国語は各大問ごとの簡単な感想を書いていこうと思います。まず評論ですが、「レジリエンス」というあまり聞き馴染みのない概念を、類似した概念と比較したり意味の拡大の歴史を確認したりしながら分かりやすく噛み砕いていくという話でした。割と読みやすい文章だったと思います。レジリエンスは他の言葉と違って理想とする形が無いというのがミソですね。環境への適応を補助するのが福祉の仕事だそうです。なるほどなぁ。

 続いては小説。太平洋戦争を通して妻と友人を亡くした男が戦前の記憶を回想する話でした。友人という説明は適切ではないかもしれませんね。それでも主人公にとって大切な存在ではあったと思います。心情の機微を読み取るのには苦労しましたが、時間の流れが分かりやすいので読みやすい文章ではありました。単純に文章が面白かったですね。自分が受験した年のような理不尽な設問が無かったので楽しく解けました。

 次に古文。寂れた山奥に暮らす姫君のもとに宮が訪れ、そこで宰相や尼上と話して姫君への想いを固めるという話でした。古文はラブコメが多いですね。単語が分からないので読みやすいのか読みにくいのかも分かりませんでしたが、宮の誠実な人柄には好感が持てました。敬語すら分からなくなっていたのは悲しい限りですが、話の筋は追えたのでそこまで悲惨な点数にはならないはず…

  最後に漢文です。まさかの五言詩からの出題でした。最後の年に漢詩から出題するとは粋ですね。都での生活に疲れた男が故郷で自適な生活を送るという内容でした。田舎暮らしはストレスフリーですが近くに友人がいないのはやはり寂しいですね。今の生活の有難みを享受していきたいものです。突然イラストが登場してビックリしましたが、内容を理解しなくても何となく解けるぶん長文よりは点数を取りやすいかもしれませんね。

 さて、振り返りも終わったところで点数の発表です。

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 今回の国語の点数、162点でございました!

 何とか目標は達成!8割に届いたのはいいですね。ブランクの割には上出来。古文32点、漢文38点と古漢文は予想通りな感じでしたが、評論50点、小説42点と現代文でしっかり点を重ねられたのが良かったですね。これで7割ペースには戻せました。次の教科も張り切っていきましょう!

3時間目 英語

 1日目最後の科目は英語です。英語は大学でも学ぶし一番稼ぎやすい教科ですね。アクセントや発音は大学であまりやらないとはいえ長文読解は慣れっこですし。当時からそこまで苦手な教科ではなかったのでここでゆとりを作っておきたい。

 ということで目標点は170点です。受験生当時の調子が悪い時の点数くらいですね。鈍っているとはいえこれくらいは取りたいところ。欲を言えば9割欲しいですね。

 英語は特筆したい点もないので軽めに。まず発音アクセントはやはり難関です。~で終わる単語は2つ前にアクセント!みたいなルールはとうの昔に忘れ去りましたからね。満点狙いの鬼門でしょう。次は文法ですが、ここも満点は厳しいですね。CALLほどの難易度ではないにしろ、どうしても知らない文法が1,2問登場するのでそこ以外の完成度をどこまで高められるか。大問3以降は文章や図表の読み取りをしくじらなければミスは抑えられるはずです。時間的に追い詰められることは多分ないので丁寧に解いていきましょうね。

 では英語の結果です。英語筆記の点数は…

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 190点でした!!

 大満足!英語は戦えますね。予想通り大問1,2はちょくちょくミスってますが、その後満点取れたのが非常に偉い。何問か自信ない問題もありましたが無事正解できていたようです。よかった~


 これにて1日目の教科は終了です。得点整理すると、

地理:58点

国語:162点

英語:190点

合計:410点

 となっております。今のところ8割ペース!これは流石に予想外ですね。2日目の教科は数学と理科。スピードが求められる教科でどこまで戦えるか?乞うご期待!明日は解く時間を取れそうにないので最終回は明後日更新予定です。それでは!