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水彩スケッチをご紹介 ~瀬戸大橋~

はじめに

前回書いた「私の独学スケッチ」という記事では、身近なものから広い景色が描けるようになるまでを、絵と共に紹介しました。

こちらで紹介した以外にも、描きためていたスケッチがあります。そこでこの場をお借りして、私の水彩スケッチを紹介していきたいと思います。

スケッチ練習の参考にした「永沢まことさん」の本には、

作品がたまってきたら、次に必ずしなければならないことがあります。それは絵を他人に見せる、ということです。

と書いてありました。絵を出来るだけ多くの人に見せて、「他人の目に揉まれる」ことが大事とのことです。

noteはスマホで見る方が多いそうで、スケッチの画像は見にくいかもしれないと思いました。ですがせっかく始めたnoteですので、こちらで簡単な説明と一緒に紹介させて頂きます。

随時の更新となりますが、よかったら見ていってください。

瀬戸大橋のパノラマスケッチ

瀬戸大橋_パノラマ画像

横長のスケッチブックを開いて、瀬戸大橋をパノラマスケッチしてみたものです。瀬戸大橋は、鉛筆で下書きしてから描きました。

水しぶき

船の水しぶきは、白の不透明絵の具を使って表現しています。

柱の線

柱部分の横線が、難しかったのを思い出します。橋(道路)の部分がちょうど目の高さ(水平線)になっていて、その遠くに消失点があるようです。

そのため柱の上の横線は橋に向かって少し下向きに、下の横線は少し上向きにする必要がありましたが、描いている時はよく分かっていなかったと思います。遠近法は、なかなか難しいです。

瀬戸大橋_パノラマ画像_空気遠近法

橋の後ろに見える山並みは、だんだん遠くなっているのを表現するため、「空気遠近法」を意識して色合いを変えてみました。ちなみに「空気遠近法」は手前にあるものを濃く、遠いものを淡く塗ることで、遠近を表す方法です。

空気遠近法

一番背後の山の色(薄い青紫)は、遠い感じが出ていて良かったと思いますが、その手前の山の薄青色は、ちょっと上手くいっていない感じがあります。


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