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時代遅れじゃない!漢字の宿題に隠れたメリットとは?

こんにちは、ポンタです!

今日は「漢字の宿題」についてお話ししたいと思います。漢字の宿題って、結構批判されることが多いんですよね。「ただの反復練習で思考力が養われない」とか、「子供たちが手を抜いて、ただの作業になっちゃう」とか、いろんな意見があります。確かに、今の時代に漢字の宿題が合っているかというと、議論の余地はあるかもしれません。でも、僕は「漢字の宿題にはいい面もたくさんあるんだよ」ってことを伝えたいんです。

漢字の宿題の良さその1:家庭での習慣作り

まず一つ目の良さとして、家庭での習慣作りに役立つってことです。漢字の宿題を出すことで、子供たちは家に帰って何か作業をする習慣を身につけることができます。もちろん、漢字を書いている間はそれほど深く考えることはないかもしれませんが、家で学校の課題をこなすという行動自体が、学習習慣を作る上で大切なんです。

漢字の宿題の良さその2:誰でもできる

二つ目の良さは、誰でもできるっていうことです。例えば、計算問題を宿題に出したとしましょう。理解できていない子供にとっては、とても時間がかかるし、間違いだらけになっちゃうこともありますよね。でも、漢字の宿題って字の上手さは多少ありますが、基本的には「書き写す」だけなので、誰でもできるんです。苦手な子でも、時間をかければちゃんと終わらせることができるので、「宿題をやり遂げた!」という達成感を感じることができるんですよ。

漢字の宿題の良さその3:確認しやすい

三つ目の良さは、確認がしやすいってことです。子供たちが宿題をやったかどうかが一目瞭然なんです。もちろん、丁寧にやる子もいれば、雑にやっつけ仕事みたいにやってくる子もいます。でも、そんな子供たちの頑張りを評価するために、僕は漢字のノートに対して「字の丁寧さ」で評価をしていました。たとえば、「A」「B」「C」とか、「AA」みたいに、頑張った子には高評価を与えるようにしていたんです。

余談:ちょっとした工夫で子供たちのやる気アップ

ちなみに、この評価の仕方をちょっと工夫するだけで、子供たちは漢字の宿題に対して気合を入れるようになったんですよね。例えば、「AA」はクラスの上位10%だけにして、最初の頃は「AA」を取った子をみんなの前で褒めてあげたりしました。そうすると、子供たちは「きれいに書くこと」に意識を向けるようになるんです。逆に、あまりに乱雑で何を書いているのか分からない子には「C」をつけて、「Cがついたらやり直しね」って言ってました。でも、実際には「C」をつけたことはほとんどなくて、それが子供たちへのプレッシャーになっていたのかもしれませんね。

漢字を書くことの意外な効果

さて、漢字を書かせることが学力的に全く無駄かと言うと、そうでもないんです。例えば、「書くことに慣れさせる」効果があります。字が汚い子や、きれいに書けない子って、そもそも文字を書くこと自体に慣れていないことが多いんです。鉛筆の握り方や筆圧がしっかりしていなかったりね。だから、漢字の宿題を通じて文字を書くことに慣れさせるっていう点で、効果があったんじゃないかなと思います。

また、漢字を書くことで記憶にも残りやすくなるんです。たとえ漢字を分解して書いているとしても、その分解作業自体がより高度な学習になっているとも言えるんじゃないでしょうか。漢字って、簡単なパーツ(例えば1年生や2年生で習うような漢字)の組み合わせでできていることがほとんどです。だから、分解して覚えることで、かえって覚えやすくなる子もいるんです。もちろん、これは一概には言えませんが、無駄ではないということです。

結論:デメリットばかりじゃない

まあ、ひたすら漢字を書く反復練習って、確かにアナログで時代遅れだという意見もあります。でも、決してデメリットばかりじゃないってことを伝えたかったんです。僕としては、宿題に何を求めるかによって、どんな宿題を出すかが変わってくると思います。個人的には、漢字の宿題は外せないものだと思っています。

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