応用情報技術者試験 受験レポ
2021年1月に基本情報に合格できたので、そのままの勢いで応用情報技術者試験を受験してきました。
いろいろ苦労はしたもののなんとか合格することができたので、自分がどんな勉強をしたのかふりかえりつつ受験レポ的なものを書いていこうと思います。
受験のきっかけ
基本情報での資格勉強を通して情報系の知識を体系的に学習する方法に味を占めたので、応用情報でも同様以上の効果が得られると思い資格取得を目指すことにしました。
またキャリアの観点から考えた時にCSの学位を持っていない自分にとって、応用情報という資格が一種のパラメータまたは権威付けになると判断したのも理由の一つです。飾り気のない言い方をしてしまうと舐められないようにするためですね。
そういった「見栄えを良くしたい」というのが自分のモチベーションの主だったものでした。
学習期間&方法
1月1週目:勉強開始
〜2月上旬:午前問題を過去12回x2周
〜2月下旬:午後問題を過去12回x1周
〜4月上旬:午前問題を過去6回分 & 午後問題を過去12回
4月18日:試験日
勉強方法は基本的に基本情報の時と同じで、参考書を一周読んだ後はひたすら過去問を解き続けました。
基本情報ではキタミ式参考書でしたが、流石に情報量が少なく感じたので評判の良かった合格教本を購入しました。こちらはかなり丁寧に解説されておりとても使いやすく、辞書がわりに使用しても不足を感じることはほとんどありませんでした。
過去問の練習には応用情報技術者ドットコムの過去問道場が大活躍しました。
基本情報受かったし午前は余裕だろwwwとか最初は思ってましたが、いざやってみたらめっちゃ大変だったし、これだけで1ヶ月半溶かすぐらいには苦労しました。過去問を過去12回分 x 2周してもなかなか8割が安定しなかったのも結構精神的に辛かったです。
午後問題に関しても同様に過去問をひたすら解き続けました。
ちなみに選択問題はせっかくだしと実務で直接使いそうなものを中心に選びました。(後述しますがためにはなったもののめちゃくちゃ後悔しました)
試験で選択した分野
・プログラミング
・システムアーキテクチャ
・データベース
・情報システム開発
勉強したものの試験では選択しなかった分野
・ストラテジ
・ネットワーク
最初は全然解けなかったものの過去問12回分を2周するうちに点数も安定し、出題傾向も掴めたことでなんとなくいけるんじゃないかという気持ちになっていました。
また午前午後両方ともなのですが、常に時間を計測しつつ問題を解くようにしていました。これのおかげでどの問題にどれくらい時間をかけても良いかが体感で理解できるようになり、試験本番での時間コントロールにはほとんど困らなかったです。
試験当日
会場は八王子の日本工学院を選択しました。
とても綺麗なキャンパスで昼休憩中にのんびりと散歩をすることができました。
試験内容に関して
午前に関しては初めて見る問題がそこそこあったもののほぼ問題はなく、手応えも十分でした。
問題があったのは午後です。
いざ問題冊子を開いてみたら自分が勉強していた選択分野がことごとく見たことない問題ばかりかつ、数段難易度が高く感じるものばかりだったのです。
マネジメント系など他の選択分野に切り替えることも考えましたがリスクが高いと判断し、最終的にプログラミング、システムアーキテクチャ、データベース、情報システム開発の4つを選びました。
頭の中が真っ白になりかけるのをなんとか防ぎ、内心カッコつけずに比較的簡単と噂される文系科目を選べばよかったと後悔しつつも必死に解き続けました。
おおよそ1時間40分(一分野20分ペース)過ぎた時点で一通り問題が解き終わったものの、手応え皆無で手先が冷えて白くなっていたのが記憶に残っています。
そこから情報システム開発やデータベースのやたら難しい問題を考え直すのに残りの50分を使いきりました。今ふりかえるともっと簡単な計算問題のミスなどがないか見直しておけばよかったと思います。(実際、1問桁間違えしてた)
正直試験が終わった直後は落ちたと思っていましたし、帰りのバスの中では完全に放心していました。
結果
合格していました。
自己採点では厳しめに採点して60点ちょっとだったのでワンチャンあればいいなと思っていましたが、なんとか合格できていたようでよかったです。
最後に
基本情報→応用情報と学習してきたことで、言葉すら聞いたことがないレベルでわからないことはだいぶ減ってきたように思います。
特に今回の試験対策をきっかけにマネジメント系の分野をより深く学ぶことができ、PMBOKの入門用書籍を買って読む程度には興味深く学習することができました。今後リードポジションで働いていくにあたって必須となってくる分野だと思っていたので良い機会になりました。
まだまだ学ぶことはありますが、エンジニアになった当初から取得したかった資格を取れたことで自分の中で一区切りつけることができました。
もちろん他の高度区分の資格取得も狙っていきますが、これからも自分が必要だと思う知識を身につけるために積極的に資格勉強という手段を活用していきたいと思います。
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