DODGEBALL・ルールクイズ-002
JDBA公式ルールに則ったクイズです。
Q.002
Aチーム選手4番の選手がヒットされました。
試合はAチームボールでそのまま続いています。
4番の選手はアウトコールを受け
すぐさま自チームの内野エリアから
ボールデッドゾーンを通過し
主審の前を通ってそのまま自チームの外野エリアへ移動しました。
この場合4番の選手は何かしらのファールを犯しているでしょうか?
いないでしょうか?
答えは、いいえ(ファール無し)
何もお咎め無しです。
アウトプレイ他ファールにはなりません。
私がC級資格を取り立ての頃に勘違いでやらかした経験があるので、そちらを紹介させていただきます。
間違えやすい例。というかただ単に私がネットで書いてあったことを鵜呑みにして解釈を間違ってしまってました。お恥ずかしい限り。
こう書いてありました。ブログ主さんにご迷惑がかかるといけないので出典元は大親カテゴリにしています。ご容赦を。
結論から言うと、審判の前を横切っただけではアウトプレイにはなりません。ただ、指導者が初心者に教える時に、試合で絶対に間違いのないように「審判の後ろを通って出る(戻る)んだよ」と説明するシーンはよく見る気がします。これを保護者の方だとかが自分なりに解釈して、前を通っちゃダメというのが一人歩きしていった可能性が高いように思います。しかしながら、小さい子に教える場合は上記ブログの内容の方が絶対に伝わると私も思います。
追加で言うならば、礼儀・マナーに関わる部分でしょうか。審判の前を横切ると視界を遮る可能性が高く、ジャッジに支障を来たす可能性があります。主審、副審にきちんとした仕事をしてもらう事を考えれば、ルール上大丈夫であっても邪魔にならないルートで速やかに移動するのが望ましいと思います。
もうひとつ、主審の前を含めて頻繁に移動するエリアを通ったり、真横や真後ろに立ち止まったりしていると、ぶつかって怪我をするリスクが生じます。そういったリスクをなくすためにもやはり選手は邪魔にならないルートで速やかに移動するべきです。もちろん審判側もぶつからないよう注意は必要ですね。
で、最後に私の失敗談ですが、当時ラインズマンをやっていて、主審の前を通過して出ていった選手に、あろうことかアウトプレイを宣告してしまいました。当然、その選手はもちろん「えええぇ!?!?」ですよね。本当に申し訳ない事をしました。当然、先輩審判から試合後にこっぴどく叱られ、ご指導いただきました。とほほでした。
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