ものがたり屋

ものがたり屋 壱 最終電車

 うっかり閉め忘れた襖の影、街灯の届かないひっそりとした暗がり、朽ちかけている家の裏庭、築地塀に空いた穴の奥。
 気づかなかった身のまわりにある、隙間のような闇に、もしかしたらなにかが潜んでいるかもしれない……。

    最終電車


 打合せが終わったのは、日付が変わってすぐのことだった。
 タクシーを呼びましょう、と先方はいってくれたが、江口は固辞した。入社以来、経理しかやったことのない彼は、社外での打合せに慣れていなかった。しかも相手はプログラマーだった。固いイメージのある職種を務めているにしては、それでもさばけた方だという思いがあったが、プログラマーはまったく別の生き物だった。
 やることなすことが理解できず、会話もままならなかった。そんな雰囲気の中で、長時間ひざを突き合わせて打合せたのだ
 息の詰まる思いでなんとか耐えた彼は、とにかく早く外に出て、新鮮な空気が吸いたかった。
 ──なんだってわたしが。そう、わたしがこんなことをしなきゃいけないんだ。
 もう何度も込み上げてきた思いを胸の内にこぼした。
 今まで会社が使ってきた既製品の経理システムを、オリジナルのシステムに変更するため、経理の現場の声をプログラマーに伝える必要がある。それが今回の打合せの主旨だった。
 それは江口にも理解できた。現場を無視したシステなど作られたら、苦労するのは江口たち、実際にシステムを使う側だからだ。
 若い江口なら、プログラマーたちとコミュニケーションが取れるだろう、という安易な考えがどうしても理解できなかった。
 本来なら現場の責任者である課長なりが話をすればいいんだ。
 江口はそう思いながら、ビルから外に出た。
 人にこんなことをさせておいて、ハンコを押す段になったらどうせ文句をいうに決まっている。
 人影もまばらな真夜中の街。
 大きく深呼吸した江口は、不満とともに肺の中に溜まったもやもやをすべて捨て去るように長く長く息を吐き続けた。
 時計を確かめると、十二時を五分ほど過ぎていた。
 ──妻が心配しているだろうな。
 そう思い、江口は足早に大きな通りを目ざして歩きはじめた。
 このあたりの地理には不案内だった。地下鉄の乃木坂駅から歩いて、先方の会社へ行ったが、午前中の街の表情と今では、まったく違ったものになっていた。
 携帯で道を聞きながら行くんではなくて、地図をもらっておけばよかった。そう思ったが後の祭りだった。
 右も左も判らないまま歩いていると、やがて大きな通りにぶつかった。外苑東通のはずだった。右へ行けば青山、左は六本木だ。どっちに行けばいいんだろう。
 江口にしてみればどんな方法でもかまわないから、とにかく早く帰宅したかった。タクシーだって地下鉄だってどちらでもかまわない。妻が心配しないように、少しでも早く帰るには……。
 あたりを見回してみると、地下鉄の入り口が目に入った。まだ灯りがついていた。
 地下鉄が使えるなら、行けるところまで行って、そこからタクシーを拾うのが一番かもしれない。
 江口はそう決めて、地下鉄の入り口に向かった。

 江口にはもったいない奥さんだ。
 同僚たちがやっかむほど、江口の妻は美しかった。相貌はもちろんのこと、そのスタイルも素晴らしく、結婚式でその美しさを目の当たりにした男たちは、どうやって口説き落としたのかしつこく訊いたほどだった。
 もちろん自慢の妻だった。
 写真を肌身離さず身につけ、ことあるごとに電話で連絡を入れる、周りが呆れるほどの気の使いようだった。が、本人はそれでよかった。
 これですぐに帰れるぞ。
 江口は地下鉄の駅への階段を降りながら、妻の携帯にメールを送った。

 階段を降りきると通路を歩きはじめた。意外に長い通路で、なかなか改札へと行き着かなかった。
 来たときにこんな通路を通っただろうかと訝ったときに、前の方に明かりが見えた。
 やっと着いたかと思い、やや足早に歩き、その明かりのところまで行った。
 すぐ目の前にプラットフォームがあった。おかしなことに改札がなかった。それどころか券売機も、案内板もない。ただ事務室らしい窓から明かりがこぼれていただけだった。
 どうしたものか迷った江口だったが、思い切ってその窓を叩いてみた。
 すぐに窓が開き、顔色の悪い駅員が顔を覗かせた。
「どうかしましたか──」
 低く不機嫌そうな声だった。
「あの改札がないんですがキップはどうしたら……」
 江口がそう口ごもると、駅員はぎょろりとした眼で、江口を頭のてっぺんから足のつま先まで舐めるように見てから答えた。
「車掌に訊いてくれ。早くしないと終電が来ちゃうぞ」
 ぞんざいな口ぶりだった。
 しかし、終電という言葉にせかされるように江口はプラットフォームへと向かった。

 薄暗いプラットフォームには、まばらだったが数人の乗客が終電を待っていた。
 ちょうど列車の先頭のあたりだったので、後ろの方へと歩いていった。
 杖をついた老人が立っていた。すれ違ったとき、じっと睨みつけてきたかと思うと、口を開きかけた。が、老人はすぐに口を閉じた。
 なにかいいたいことでもあったのだろうか──。
 ベンチには若い男女が座っていた。まだ成人式も迎えていないような年のはずだ。いわゆる特攻服を着ている。電車などよりもバイクの方がお似合いの恰好だった。男は白い服にハチマキを、女の方はピンクの服を着ていた。
 あどけない顔をしていたが、その女は男にべったりとくっついたまま離れる素振りも見せなかった。
 江口がゆっくりとその前を通り過ぎると、男は上目遣いに江口の方を見たが、女は一顧だにせず、ただ男に抱きついていた。
 さらに後ろの方へ歩いていく。
 電車を待つ人たちは一様に暗い表情をしていた。
 こんな時間だから、みな疲れているんだろうか。プラットフォーム全体がなにか沈んでいるようだった。
 そのとき掲示板に電車の到着を知らせるメッセージが表示された。
 ギシギシと軋むような音を立てて最終電車はやって来た。
 アナウンスがなかった。きっとあの目つきの悪い駅員がふて腐れているのだろう。
 そう思いながら江口は開いたドアから車内へと入った。
 微かな匂いがあった。確かにどこかで嗅いだことのある匂いだったが、よく思い出せなかった。
 江口はたいして気にも留めず、すぐ近くの席に座った。
 車内はガラガラで、暗かった。
 まさか節電でもあるまいし。江口はひとりごちてあたりを見回した。同じ客車に客はひとりだけだった。車両の端っこの座席に子どもがぽつんと座っていた。
 重い音ともに扉が閉まると、ゆっくりと走りはじめた。
 行き先のアナウンスでもありそうなところなのに、ただ電車は加速していく。
 行けるところまで行ったらそこでタクシーを拾うつもりだった江口は、ともかく辿り着く先が知りたかった。それにキップも持っていない。
──車掌に訊いてくれ。
 あの駅員の言葉を思い出した江口はあたりをキョロキョロと見回すと車掌を捜すつもりで、ゆっくりと立ち上がった。そこへ離れた席に座っていた子どもがやってきた。
「ねぇ、おじさん」
 かわいい顔をした子どもだった。けれどパジャマを着ていて、まるで寝床からそのまま抜け出してきたような恰好だった。
「なんだい」
 子どもの顔は透き通るように白かった。男の子だろうか、それとも──。
 どうしてそんなことが気になったのかすぐには判らなかった。
「どうして、この電車に乗っているの」
 じっと子どもの顔を見ているうちに、ようやく判った。その子は頭が禿げていたのだ。髪の毛が一本もない。だから男の子なのか女の子なのか判らなかったのだ。パジャマの柄をよく見てみると、薄いピンク色の花模様があった。
「お家に帰るところなんだよ」
 諭すようにそう答えると、その女の子は首を大きく傾げた。
「変なの──」
 大きな独り言のようにいうと、元の席へと戻っていった。
 その子が座ると、その向こうから車掌と思しき男がこちらに向かって歩いてきた。
 探す手間が省けたな。
 江口は車掌が来るのを座って待つことにした。
 さっきの女の子と二言三言、言葉を交わすと車掌がほどなくやって来た。
「すいません」
 江口が声をかけると、駅員とは違って愛想の良さそうな笑顔を浮かべながらこっちを向いた。
「どうかしましたか」
 丁寧なもの言いだった。
「あの、キップも買わずに乗ってしまったんですが、どうすればいいんでしょうか」
 江口の問いかけに、しかし車掌はすぐに答えることができなかった。一瞬、怪訝そうな表情を浮かべたが、すぐに笑顔を取り戻すと口を開いた。
「キップですか──」
 江口の顔をじっと見つめてから、手帳を胸ポケットから取り出すと、ページをめくりはじめた。
「この電車に乗るために特に必要はないんですが、ご存じないわけですね。だとすると、どうしてこの電車に乗っているかということも──」
「必要ないって──電車に乗るにはキップがいるのは常識じゃないですか」
 車掌は江口を見ることなく、ただ手帳のページをめくり続けた。やがて目的のページに行き着いたらしく、ひとり頷くと、顔を上げた。
「少しお待ちいただけますか、連絡を取りますので」
 そういうと江口の了解も待たずに、すたすたと戻ってしまった。きっと最後尾の車両まで戻って、連絡を取るつもりなんだろう。
 ──でも連絡って、なにを、どこに。
 江口は腑に落ちなかったが、かといって他にどうするわけにもいかず、そのまま席に座り直した。
 車両の端っこの席を座っていた女の子が、じっとこっちを見ていた。どういうつもりで見ているのかよくわからなかったが、不思議なものでも見るような目つきで、江口を見ていた。

 ガクンと軽いショックがあってから、最終電車はスピードを落としはじめ、やがて次の駅に停まった。
 ゆっくりと扉が開いた。
 ため息がこぼれそうなほど長い間、扉はただ開いていた。誰かが乗ってくる様子もない。
 気になった江口は立ち上がって他の車両を見てみた。が、どの車両も同じで誰も乗らなかったようだ。
 待ちくたびれたように扉がゆっくりと閉まりはじめた。
 と、そこへ手が伸びてきて、閉まり扉をこじ開けるように男が乗り込んできた。
 そんなに急がなくてもいいのにとこちらが心配になるぐらいの勢いで駈けてきたのだろう。電車に乗った途端、両膝に手をついてしばらくの間、荒くなった呼吸を整えていた。
 髪は乱れ、服も慌てて着替えたようだった。ネクタイがだらしなく垂れ下がっている。
 ようやく息の整ったその男は、まるで睨めつけるように車両の前後に視線をやると、ひとつ大きく息を吸ってから、後ろの方へ歩きはじめた。同じ車両に乗っている江口も、女の子も眼中にないようだった。ただ進む方向だけを見据えている。
 歩きはじめてすぐに向こうから車掌がやってきた。
 どうやらその男は車掌に用事があったようだ。車掌は、その場で待ちかまえているその男の前まで来るとそこで立ち止まった。
「どうかしましたか」
 車掌は臆することなく、江口に見せたのと同じ愛想の良さそうな笑顔を浮かべながらいった。
「どうもこうもない」
 男は強い口調で話しはじめた。
「なぜオレが、この電車に乗らなきゃいけないんだ。俺がなにをしたっていうんだ。だいたい悪いのはあの女じゃないか。なのになぜ俺だけがこの電車に乗らなきゃいけないんだ。答えてくれ」
 そういいながら胸ぐら目がけて伸ばした腕を、車掌は途中で掴んでいた。
 相変わらず愛想のいい笑顔を浮かべていたが、表情と感情とは別のものらしい。掴んだ腕を握りしめていた。
「どういう理由でこの電車に乗るのか、それは人それぞれです。ただ、誰がこの電車に乗るのか、それを決めるのはわたしじゃない」
 そういいながら男の腕を元の位置に力ずくで戻した。男は、もう逆らおうとはしなかった。
「どうすればいいんだ、教えてくれ……」
 男の口調も変わっていた。
「向こうに着いたら、しかるべき人に相談するんですね。それでどうにかなる訳じゃないだろうけど、ともかくそれしかないでしょう」
 男は項垂れると、力なくすぐ近くの座席に座り込んでしまった。そのま頭を抱えると、ただため息を繰り返した。
 車両の前後に、この騒ぎを聞きつけた乗客たちが集まってきていた。けれどこの車両にまで入ることなく、隣の車両の窓に顔を押しつけるようにして様子を窺っていた。中には、ひとことでも聞き漏らすまいと耳をガラス窓につけているものもいる。一同は、男がすっかりしょげかえったのを見て、残念そうな表情を浮かべていた。
 車掌は、その男が座り込んだまま起ち上がろうとしないことを確認してから、江口に近づいてきた。
 車両の前後に集まっていた乗客たちの視線が今度は江口に注がれる。
 江口は座ったまま車掌が近づいてくるのをじっと見ていた。
 車掌は江口の前に来ると、手帳を取り出し、書きこんだメモを読み上げるような口調で話した。
「江口さんですね、江口隆さん」
「ええ──」
 江口は、なぜこの愛想の良さそうな笑顔を浮かべている車掌が自分の名前を知っているのか不思議に思った。けれど、その理由を尋ねる気になれなかった。訊いてしまうと決定的ななにかを告げられてしまう。そんな不吉な予感めいたものを感じたからだった。
 車掌は手帳を片手に江口の顔を確かめるようにじっと見つめると続けた。
「確認が取れました。あなたは確かにこの電車の乗客です。ですからキップなど必要ありません。このまま終点まで、どうぞ乗っていてください」
 それだけいうと車掌は手帳をパタンと閉じ、踵を返した。
 江口は車両の前後に集まっている乗客の視線を意識しながら立ち上がった。
 ──まるで他の客に促されているみたいだな。
 そう思いながら、口を開いた。
「ちょっと待ってくれ」
 江口の声に車掌は立ち止まると、ゆっくりと回れ右をした。
「まだなにか」
「なにか──そう、なにかどころか、なにもかもだ。あなたのいっている意味がなにもかも解らない。頼むからきちんと説明してくれ」
「説明ですか。ええ説明するのはかまいませんが、いったいなにをお知りになりたいんです?」
 車掌はそういうと、江口を見た。愛想の良さそうな笑顔は消え、真顔になっていた。
 江口は車両の前後を見回すと、集まっていた乗客の顔をひとりひとり見ていった。駅で見かけた老人の顔もあった。最後に車両の隅っこにいた女の子を目で探した。女の子はもう座ってはいなかった。少しずつ江口の方へ歩み寄っている。目が合うと女の子は立ち止まって、江口の顔を見返した。江口はその顔を見たまま、覚悟を決めたように頷いた。
「この電車は、どこへ向かっているんだ」
 江口がそういうと、車両の前後からどよめきが上がった。
 そんなことにはかまわず車掌はただ静かに口を開いた。
「この電車が最終電車だということはご存知ですよね」
「ああ、知っているも」
「ですから自ずと終点も判るでしょう」
「判らないから訊いているんだ」
 江口は少しいらついた声でいった。
 車掌は少しの間ただ黙っていたが、すぐになにかに思い当たったようだった。
「きっと勘違いされているんですね。最終というのは、一日の終わりを意味しているんではないんです」
「──?──」
 江口には、車掌がなにをいおうとしているのか、まったく見当もつかなかった。
 車両の前後に集まっている乗客たちは、ただ黙ってふたりを見ていた。あの女の子も、江口を黙ってみていた。
「要するに、人生の終わりです。末期という意味なんです」
「末期……」
「ですから、この電車は、ああ今ちょうどあなた方が三途の川と呼んでいるところを通過したところですね」
 江口の頭は、混乱していた。
 しかし、車掌はかまわず続けた。
「江口隆さん。あなたのケースはとても特殊なので、混乱しているのかもしれませんね。でも、これもすべてあなたのせいなんですよ。あなたの奥さん、由美さんのたっての願いなんです。それをしかるべき人たちが聞き入れたということです」
「妻……。妻がどうかしたのか」
「あなたの奥さんは、家にいらっしゃる」
「ああ、家にいるとも。わたしを待っているんだ。だから一刻も早く帰ろうとこの電車に乗ったのに──」
「いいえ」
 車掌は、江口が話そうとするのを強い口調で止めた。
「確かに、あなたの奥さんの身体は自宅にある。けれど魂は彷徨っています。行き場がなくてね」
「バカなことをいうな」
 江口は頭を振って否定した。
 ふたりの会話を他の乗客たちは固唾をのんで見ていた。
「あなたの家の台所にある業務用の冷蔵庫。そこにあなたの奥さん、由美さんの遺体がありますね」
「いや、わたしはただ妻を愛しているだけなんだ」
「あなたは、奥さんが変わっていくことを恐れた。たとえば周りの人たちや世間に流されたりして変わっていくことだけでなく、年齢を重ねることすらも。奥さんを愛していたのかもしれませんが、それは正常な愛の形ではありません。奥さんをそのままにしておきたいという願望から、青酸カリで殺すと、その遺体を冷凍保存している」
「なんだってそんなことが……」
「しかるべき人たちの決定です。多分あなたはまだ自覚していないかもしれませんが、打合せの後、ビルを出たところであなたは弾みで転んだんです。そこへ車が突っ込んできて、轢かれました。あなたの遺体はいま死体安置所にあるはずです」
「そんな……」
 江口は助けを求めるように周りを見た。けれどそこにあったのは刺すような冷たい視線だけだった。あの女の子も車掌にしがみつくようにして、江口を見ていた。
「なんだってそんなバカなことが……」

 三十分ほど前のこと。
 江口の自宅の台所から微かな音が聞こえていた。その音は、やけに大きな冷凍庫から漏れている。
 その冷凍庫には、一糸まとわぬ女性の遺体があった。死んでからどのくらい経っているのか判らないその死体の横で鳴っている。
 携帯電話だった。
 メールが届いたことを知らせるメロディーが流れていた。
「これから最終電車で帰る」
 それは、江口からのメールだった。

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気づかなかった身のまわりにある隙間のような闇に、もしかしたらなにかが潜んでいるかもしれない……。

なんとか慣れない残業をやっと終えた江口は地下鉄の最終電車へ乗った。
しかし、切符もいらないその電車はなぜか様子がおかしかった。
やがて車掌に知らされたその行き先は……。

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■ 「ものがたり屋 壱」総合ページのご案内

「ものがたり屋 壱」のインデックスを兼ねた総合ページを用意しました。
 いままで通り毎週、各話を新規に公開していきますが、合わせてこの総合ページも随時更新していこうと思います。
 シリーズを通して読み直したい、そんなことができるようになっています。ぜひもう一度、頭から読み直してください。
「ものがたり屋 壱 」総合ページ

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