落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?
マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。
今回は、今回は2023年9月時点、11巻発行・連載中の作品である『青のオーケストラ』(©阿久井真/小学館)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。
『青のオーケストラ』は、高校オーケストラをテーマに、天才ヴァイオリニストの父を持ち、複雑な家庭環境からヴァイオリンを辞めた少年が、高校でオーケストラ部に入り、仲間たちとの交流を経て再びヴァイオリンに対する情熱を取り戻し、仲間たちとの切磋琢磨する奏者達の青春サクセスストーリーがリアルに描かれた、第68回「小学館漫画賞」少年向け部門受賞をした作品です!
少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。
青のオーケストラ 名言一覧
いかがだったでしょうか?
お気に入りの名言は見つかりましたか?
僕自身、部活は違えど、中学から大学まで陸上競技に打ち込み、社会人となったときも、先輩たちに言われてきたことや救われてきたこと、自分がお手本にしたい部分を盗みながら、自分なりのロールモデルを作っていた経験があります。
この作品は、主人公のハジメが父親やヴァイオリンへの葛藤や圧倒的技術とメンタルの変化が1つの軸となっていますが、僕は2年生や3年生である、原田くんや町田さん、米沢さんのような接し方ができる先輩に強く憧れましたし、純粋にそんな人でありたい、もっと昔にこの作品と出会えていたらと思いました。
先輩たちにももちろん葛藤がある中で後輩たちには弱いところを見せず引っ張っていく姿もあれば、逆に弱みを見せることでお互いに助け合う関係になったりと、『自分のありたい姿』を魅せてくれる先輩としての姿が楽譜も読めない、記号の意味も分からない僕でもこの作品に出会って、音楽にふれてみようと思えましたし、全国大会金賞・最優秀賞9連覇を果たしているチームを1つにしていくプロセスから学べることが、社会人となって会社・組織でも多々、活かされました。
学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『青のオーケストラ』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?
僕は教員を目指していたこと、企業の中で研修・教育の担当になったことでより強く惹かれたことは、「音楽が好きなのに、その好きな気持ちを閉じ込めて一度音楽から離れてしまう」というのは、音楽をやっている人にはとてもよくある話でもありますし、重要なのはそこからどうやって音楽を「取り戻すか」という部分だと思います。
その「取り戻す」過程で「学校の先生」「先輩」が大きな役割を果たしているのがこの物語の特徴でもあり、高校生(学校)を舞台としているからこその素敵な設定だと思いますし、何気なくかけた言葉が、誰かの何かを取り戻すきっかけになったりするなら、この仕事も捨てたものじゃないかもな・・・と思わせてくれます。
バイオリニストである父のスキャンダルに悩み苦しみながら、部員数が100人を超える大所帯の全国強豪のオーケストラ部で、たくさんの仲間たちとオーケストラの仲間との巡り合わせを大切にして成長していく主人公のハジメやそれそ支える同級生、先輩、先生、ライバルたち「表現者」の強い芯を持った登場人物たちのもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!