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ラッシュデュエルのすヽめーラッシュ歴9日で公認優勝までの道のりー

目次

はじめに              
 ラッシュデュエルの魅力    
   公認優勝までの道のり      
     始めるためにためにかかった費用など

の4部構成でお送りします。

はじめに

皆さん「ラッシュデュエル」をご存知ですか?

ラッシュデュエルとは、2019年12月に行われた遊戯王のイベントにおいて発表されたカードシリーズ、かつ専用ルール。毎ターンの大量ドローや通常召喚の無制限化など、ハイテンポかつ逆転要素を意図して盛り込んでいる。

です。

これを初めて見た時の自分の印象は

基盤は遊戯王
大味でテンポの良いゲーム

といったものでした。

大味なルール、年齢層が低めのデザインなどから遊戯王とはいえ始めない人も多かったと思います。かく言う自分もその1人です。

去年から始まったゲームでしたが大会などが開催されていなく、自分の周りにもプレイヤーは全くいないということもあり始めることはないのだろうなぁと思っていました。

そんな状況が変わったのが2021年4月。ついに公認大会が始まりました!自分が住む地域は開催回数も多く始めることにしました。

まずはラッシュデュエルの魅力について語っていきます!

ラッシュデュエルの魅力

大味なルールから生まれる細かいゲーム性

ルールだけを見れば確かに大味なゲームだと思われがちですが、カードパワーが低いことで上手くバランスがとられており、アドバンテージを取る手段がほぼ戦闘しかないといっていいほど細かいゲームとなっています。

戦闘でしかアドバンテージを取れないからといって結局は出して殴るだけなのでは?と思うかもしれませんが、そこは遊戯王ならではの「罠カード」の存在がゲームを複雑化させています。

このゲームはOCGと大きく違う点としてチェーンの概念がありません。そのため罠カードには発動条件が定められており、限定的状況でしか使えない代わりに他のカードとは一線を画したパワーを持っています。

例を挙げますと、

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この2種類は両方とも魔法使い族が墓地にいることを条件とする攻撃反応罠で右のカードはゲーム中最強の罠と言われており、ほとんどのデッキが魔法使いを積んでこのカードを搭載しています。OCGと違いメイン2がないこのゲームでは直撃すると場を空にして返すこととなり大きくライフを失うことにも繋がる攻防一体の罠です。

効果破壊耐性や墓地の魔法使いを減らすことで対策可能ですが左のカードと一緒に対策することは難しいです。そのためセットカードに干渉できるカードを引くまで殴らないといった駆け引きが生まれます。

このゲームでは手札が5枚になるようにドローするのが基本ですが、手札が5枚以上ある際は1枚のみのドローとなるので硬直した場合は回答札を引くために何ターンも何もしないで待つこともあり実際の大会においても4ターンもの間なにもしないでターンを返すシーンがありました。  

ほかにはまだ始まって一年ほどなのでカードプールがそこまで多くなく、ある程度大会シーンで見かけるカードは決まっており、覚えなくてはならないカードの量が少ないです。        とはいえ最初は見たこともないカードも多く効果はもちろんステータスまで覚えることは難しくモンスターを並べたはいいがどの順番で殴るのが正解かなど色々と頭を悩まされます。

殴ることのリスクリターンの比重がOCGに比べて遥かに重く昔の遊戯王を思い出します。    まだまだ語りたいことはいっぱいありますがそれは構築を解説する別の記事にて書こうと思います。                    ルールの基盤は遊戯王なのでOCGをやっていた方ならすぐにルールに慣れることができるおすすめのゲームです!この機会にぜひ初めて見てください!

公認優勝までの道のり

続いてはラッシュを始めてから優勝するまでの経緯を書いていきます。

1日目 はじめてのらっしゅでゅえる

OCGの調整をするために訪れたカードショップにてラッシュデュエルの公認に出るためにきた友人に出会いラッシュの大会があることを知ります。

OCGの公認大会にでるために必要なKONAMIIDを使って大会に出られることを聞いたのでその場でスターター1個を購入しいざ大会へ。

定員が8名だったので3回勝てば優勝です。結果は、、、、

2回戦敗退

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なんと!1回戦は勝つことができました!    ルールすら知らない知識ゼロの状態で始まりましたがOCGから流用することが出来る技術などもありなんとか勝つことが出来ました。

続いての2回戦、、、

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知識0の自分でも完成度の違いを感じました。1枚1枚のカードパワーが全然違い手も足も出ず、ものの2ターンで8000ライフが削られてしまいました。

1回戦はスターターでも勝てたこと、イメージしてたものとは違うゲーム内容、これにより    ラッシュデュエルの楽しさ          がわかり、今のままでは次勝つことが出来ないと思ったので勉強しようと心に誓いました。

そのあと大会があることを教えてくれた友人とフリー対戦をする中で知識をつけていきます。

ただその友人も第1弾が発売されていた際にやっていただけで知識には自信がないと言っていたので自分でも情報収集が必要だと感じました。

2日目 OCGのイベント

自分が開催しているOCGの非公認大会があったので特に何も出来ませんでした。

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3日目 現代の教科書YouTubeにて勉強

友人の話を参考に組むデッキを”竜魔"(スターターの2種類を合わせたドラゴンと魔法使い族の混合デッキ )に決めました。

情報の高速化が進む昨今自分が情報収集のメインとしているTwitterにて 竜魔 と検索してみるとそこに出てきたのは

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これはOCGの環境デッキが優勝したというツイートです。

これが1番上にでてきてなにか間違ったか?と思い検索を遡っていくとようやくそれっぽいレシピが見つかりましたが、なにせ知識がないので画像をパッと見てもカード名も効果も採用理由も何も分かりません。                そこで動画にて詳しく説明しているものをみるのが早いと思い。YouTubeを活用しました。

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やはり動画だと情報を取り込みがスムーズで短い時間で自分が使うデッキ、主流なカード、の情報を得ることが出来ました。          必要そうなパーツをリストアップし買いに行くことにしました。

お店にいき必要なカードを揃えようと思いました、やはりOCGに比べる取り扱いをしている店が圧倒的に少なく必要なカードの半分程しか揃えることが出来ませんでした。         足りないカードはメルカリで買うことにして到着を待ちます。

4日目ー7日目 私用

私用につき何もできませんでした。

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8日目 2度目のラッシュデュエル

私用が落ち着き無事カードも届いたので大会へ向かうこととしました。

参加人数は8人ということで3回勝てば優勝です。

こないだとは違い知識もカードもある状態で望んだ大会です。結果は、、、

2回戦敗退

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なんと結果は先週と一緒。先週はデッキのパワー不足で負けたと思っていましたが自分の技量も全然足りませんでした。動画によって得た浅い知識のみでは勝てないことを実感しました。

重要なカードのケアのみをしてあとは使える物を使って手札をなくすことのみが重要と考えていましたが実際はそんなに甘いものではありませんでした。

調整は相手がいなくて出来ないのでデッキメーカーで同じデッキを作成し3時間ほど疑似対人をすることで、中盤のリソース管理やカードによるケアではなくプレイによるケアを覚えより事故の少ない構築を目指しました。

9日目 初優勝達成

この日は大会が近くではなく片道3時間かかる街での開催しかありませんでした。しかしそこでは2回開催されることもあり単身往復6時間の旅へ繰り出します。

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移動時間は暇なので友人に構築の相談に付き合ってもらい挑んだ大会の結果は

1回目 優勝!

2回目ミスにより負け準優勝、、、

と惜しい結果に終わりました。

2回目の大会では自分と相手のライフを勘違いしているという初歩的なミスで負けてしまいました笑

そんな訳で初めて約1週間で公認大会優勝することができました!

ここまでが1週間のレポートとなります。

ラッシュデュエルを始めるにあたって

最後にラッシュデュエルを始めるにあたって必要な費用について書いていきます。

新しいゲームを始めるにあたって必要なカードを揃えるのにどれぐらいのお金がかかるかは気になるポイントだと思います。

その点においてはラッシュデュエルはかなり良心的でデッキを組むのにかかる初期費用としては下の画像ぐらいとなります。

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店頭で全て集めるのは難しいのでメルカリなどのフリマアプリなどで購入することをお勧めします。


まとめ

今回は初めてラッシュデュエルというものにふれ、イメージとは大きくかけ離れたゲーム性とその面白さに気づき他の人にもぜひ体感してもらいたいと感じたので記事を書くこととしました。

いきなりガチなデッキを組んで始めるのはハードルが高いと感じる方はまずスターターを三個づつ組み合わせたデッキを組んで対戦してみるだけでも十分にこのゲームの面白さは体験できると思うので是非やってみてください。

近々構築やメタゲームの解説などの記事も投稿する予定ですのでお待ちください。またなにか質問などありましたらDMにて気軽に聞いて頂ければ自分の答えられる範囲でしたお答えします。では。


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