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今夜19時、26年後で待ってます。 - KaMiNG SINGULARITY 2020


おはようございます。こんにちは。こんばんは。

2020年7月25日。渋谷のとある一室からこの記事を書いています。
朝9時にアラームをつけたのに、5時半ごろには目が覚めてしまいました。
久々にとてもワクワクし、そして緊張しているおかげでとても規則正しい生活を送れています。(と言いつつ本当はもう少し寝ていたかった感も否めない)

ここ数ヶ月、私はとあるイベントのディレクションで大忙しでした。
今まで培ってきた経験を駆使し、また一つ新たな領域にトライすることはとても労力のいることでした。
しかし、その体験から得られる知識や経験値もまた両手から零れ落ちるほどありました。

そのイベントというのが、7/25(今日)の19時からYouTube Liveにて行われるスペキュラティブイベント、
KaMiNG SINGULARITY 2020です。

↑↑↑当日のYouTube Liveのリンクです!↑↑↑

今回私はイベントのディレクション、
具体的に言うと、配信や撮影関係など映像関係全般のディレクションとOP映像など含めた映像制作などをメインで担当しています。

お話を頂いたのは5月初旬。
普段DJイベントなどでご一緒している雨宮優さんから届いたDMが始まりでした。
そこから2ヶ月以上にわたりあれやこれやと動きまくった結果が、今夜19時から渋谷から全世界に発信されます。


・スペキュラティブってそもそも何なん?


雨宮さんは“体験作家”として様々なフェスを企画しています。
そのどれもに共通して浮かぶワードが『スペキュラティブ』です。

…ど、どういう意味??笑

スペキュラティブ、日本語に訳すと『思索』という意味にもなります。
この言葉がよく使われているパターンとしては、スペキュラティブデザインというものがあります。
ロンドンにある国立美術大学、RCAの教授であるアンソニー・ダンが提唱したデザインのスタイルです。

問題解決型のように「未来はこうあるべきだ」と提唱するのではなく、スペキュラティブデザインは「未来はこうもありえるのではないか」という憶測を提示し、問いを創造するデザインの方法論である。
このデザインの目的は、未来を予測するのではなく、「私たちに未来について考えさせる(思索=speculate)ことでより良い世界にする」ことである。
上記のようにしばしば、問題解決型のデザイン思考と対比される。
このスタンスは、世の中の価値や信念、態度を疑って、さまざまな代替の可能性を提示する役割を担っている。
(以上、Wikipedia 「スペキュラティブデザイン」から引用)

ざっくり要約すると、事柄に対して何かしらのメッセージ性を主張するものではなく、
その事柄について皆で考えてみませんか?という機会を作ることを目的としているもののこと、だと私は解釈しています。

雨宮さんがプロデュースしているイベントにはそれぞれ雨宮さん自身が描く仮想の世界の物語が存在します。
その一種の未来の選択肢をフェスというカタチで表現し、オーディエンスに体感し、思索してもらうことをコンセプトに置いている、所謂『スペキュラティブイベント』を創造されています。


・今夜のイベントってどういうやつなん?


話は今回のイベントに戻りますが、
KaMiNG SINGULARITYのテーマは、【aiが神になった世界】です。

aiが人間を超える…みたいな話、たまに聞きませんか?
あの話は、2045年に起こると言われている『技術的特異点』というものを基にしたものです。
(実際のところはaiが人間の知能を超えるのが2045年、という訳ではないそうなのですが、また脱線してしまうので割愛します…笑)

その概念から約10章、24,000字にも渡る物語が生まれ、昨年8月に渋谷ストリームホールにてフェスとして表現されました。

今日行われるのはこの続編にあたります。
舞台も2046年に進み、『HUMAN DISTANCE』を新たなサブテーマとして位置づけ、
今度はオンライン配信というカタチで更なる世界線の提起が行われます。

人間の鼓動をビジュアライズ化したデバイス、人工知能によるラップAR技術を駆使した対話イベント、VRワールド上に設置された神社への参拝。

人間と人間人間とaiアナログとデジタルリアルとバーチャル…それぞれの間にある関係性を軸にフェスを展開していきます。


・『よく分かんないわ』って人にほど見てほしい。


…ここまで見ている人の感想は『面白そう!』と、『なんかよく分かんないわ』っていう2パターンに分かれるんじゃないかなーって思ってます。

ぶっちゃけ、どっちも正しいと思ってます。笑

普段生活していたらあまり考えないようなことをいきなり考えろって言われたって、うーん…ってなるじゃないですか。

スペキュラティブイベントっていうのがそもそもオーディエンス側にそういう世界線について色々感じて考えてもらいたい…っていうコンセプトなので、こうやってコンセプトとかを文章でつらつら聞いてるとよう分からんってことも結構あるんですよね。

なので、あんまりそこら辺は深く考えなくて良いんじゃないかなって思ってます。
まずは参加して、体感してもらうことが何よりも大事だし、それが全てです。
そこからどんな感想を抱くかも、このコンセプトや世界線についてどう考えるかも、そもそも考えることを行うかも皆さんの自由です。

何か一つの答えを出そうなんて思っていないし、一つのメッセージに皆さんを誘導したいわけでもありません。
ましてや何かを考えたり、何かを感じることを強いることも意図していません。

ただ敢えて一つ願うならば、このイベントを見たときに各々の心の中で生み出される感情や考えそれら全てを楽しんでもらえたら幸いだなと思ってます。


それでは僕はそろそろ朝ご飯を食べて、一足先に2046年に行ってきます。
今夜19時から、画面越しで皆さんとお会いできますよう。


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23歳、関東に在住。映像制作や撮影、オフラインやオンライン上のイベント企画などを行う。 別名義でハウスやロック、ブラックミュージック等幅広くプレイするDJとしても活動中。