11月のサッカー日本代表戦に向けて 元代表監督オシムのサッカーを振り返る inオーストリア・グラーツ (Part2)

シュトゥルム・グラーツ時代のオシムのサッカーカラーの振り返りです。やり方としては、相手チームに合わせたタイトなマンツーマンディフェンス、タッチ数の少ないモーションやポジションシャッフル。バスティッチやマリオ・ハース、ラインマイヤー等がゴール量産というチーム構成なものの、幅広くだれでも得点を狙えるというもの。

<オランダ化のスコットランド・G.レンジャーズとの対戦>

<ASモナコとの対戦>

<トルコ王者ガラタサライとの対戦 日韓W杯トルコ代表多数>

<オランダ・フェイエノールトとの対戦 小野伸二加入前>

<イタリア・パルマとの対戦>

<フランス・マルセイユとの対戦>

<イタリア・インテルミラノとの対戦>

<スペイン・レアルマドリードとの対戦>

<ギリシャ・パナシナイコスとの対戦>

ジェフ千葉監督時代にもホームでめっぽう強い成績を残しましたが、このシュトゥルム・グラーツでも欧州各国の強者食いで勝利するなどホームで強さを発揮し、しかしアウェーは弱く、マンチェスターユナイテッドやバレンシアやレアルマドリード等強者相手に大量失点でボコボコにやられたという特徴を出しています。とはいえ、同格相手の国内リーグでは安定した強さを発揮し数個のタイトルを獲っています。

中堅どころのG.レンジャーズは平均5万人クラスの観客が入るメガクラブで、シュトゥルム・グラーツはアウェーで大差負けを喫しますがホームでは2-0勝利。ガラタサライは過激なサポーターが集まるスタジアムですが、このアウェー戦ではシュトゥルム・グラーツは2-2の引分、ホームでは3-0勝利。親交のあるというルーマニアのルチェスク監督との対戦で上回りました。

ホームではほかにも、モナコやマルセイユに勝利。パルマとは2ndレグで延長戦に持ち込みましたが惜しくも敗戦。

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