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シーズン到来!!新潟県の水揚げ量が全国3位を誇る紅ズワイガニから、本ズワイや、毛ガニなどのカニの種類から、味の違いまでも解説しちゃいます!さらに、この時期におすすめする絶品蟹(かに)料理も紹介します!これを読んだら食べたくなるはず!?

こんにちは!広報の平田です。
忙しさにかまけてしばらく更新をサボっちゃってました。。。
またこのnoteも前のように更新できるといいなって思っています。

久々となる今回は「海鮮居酒屋 魚魯こ」について書こうと思います。

魚魯こといえば「カニ料理」と「佐渡直送の厳選鮮魚」が強いお店のイメージを持たれている方も多いと思いますが、オープン以来様々な「カニ料理」に力を入れています。
新潟駅南口のけやき通り沿いや、古町にあるような、かに料理の専門店ではございませんが、魚魯この「カニ料理」を求めていらっしゃる新潟のグルメなお客様はもちろん、新潟駅前エリアに位置し、駅からも徒歩で5分ほどと近くアクセスも良好なので、県外からも様々なグルメ情報サイトを検索してご利用してくださるお客様も多くいらっしゃいます!
非常にありがたいことです。

というわけで、今回は魚魯このメニューの中でも特に人気の高い「カニ料理」について特集します。

これから冬にかけてさらに美味しくなる「カニ」。

魚魯この「カニ料理」のみならず、「カニ」についても深掘りして書いちゃいます!

*2023年の2月から新しく魚魯この店長になった安野店長のインタビューもご覧ください。

タラバガニはカニじゃない!?

カニは食べられるものも、食べられないものも合わせると世界中で5000種類以上もいるそうです。
分類学上では十脚目(甲殻類のほとんどがコレ)に分類され、カニ以外にもエビとヤドカリが含まれます。

ズワイガニや毛ガニはカニ下目なんですが、皆さんもカニだと思って食べているタラバガニや花咲ガニはカニ下目ではなく、実はヤドカリ下目に属しているそうです。

カニって名前がついているのに。。。

もちろんヤドカリ下目も食用のものもあるんですが、なんか不思議ですね。

カニ下目とヤドカリ下目それぞれの味の違いもあり、カニは滑らかな肉質と上品な甘みがあり、ヤドカリはボリューム感のある肉質と濃厚な旨味があるのが特徴です。

4大カニの特徴を知ろう!

日本では水揚げ量も多く、特に食用として楽しまれている「ズワイガニ」「毛ガニ」「タラバガニ」「花咲ガニ」が「4大カニ」と呼ばれ人気です。
この項目では4大カニそれぞれの特徴を解説していきますね。

・ズワイガニ

日本では最もポピュラーでたくさん食べられているカニです。
身は甘みや旨味が強く、かに味噌は濃厚で味わいも格別です!

茹でガニはもちろん、焼きやカニしゃぶも人気ですよね。
また旨味たっぷりのお出汁が出るためカニ鍋も絶品です!

日本各所で水揚げされますが、水揚げされる場所や、オス・メスでも名前が異なります。ざっとまとめると
オス:松葉ガニ(京都・兵庫・鳥取)、越前ガニ(福井)、加能ガニ(石川)などメス:コッペ(京都)、セコガニ(京都・福井・兵庫・鳥取)、オヤガニ(鳥取)、香箱ガニ(石川)など

高級食材としても有名なものもあり、これ以外にも、各地で様々なブランドガニが存在します。
新潟県では「越後本ずわい」という絶品のブランドガニがを楽しむことができます!

・毛ガニ

その名の通り、甲羅全体に毛が生えているのが特徴で、甘みが強く柔らかな身と、ぎっしり詰まった濃厚なカニ味噌を楽しむことができます!

シンプルに茹でたものや、蒸したものもおすすめですし、カニ味噌が溶け出たお鍋もたまりませんよね!

日本では北海道や岩手などの北部で多く水揚げされますが、新潟では佐渡や糸魚川のものも負けず劣らずの美味しさです!

食用の毛ガニとして漁獲が許されているのはオスのみで、甲羅の長さが8cmを超えるものに限定されています。産卵するメスや、未熟なオスは獲ることは資源保護のために禁止されているからだそうです。

毛ガニの中にもランクがあり、脱皮したばかりの「若ガニ」、脱皮直前の「堅ガニ」に分けられ、次の脱皮に備え、栄養を充分に蓄えた「堅ガニ」が最上級とされ、高級食材として重宝されています。

・タラバガニ

実はヤドカリの仲間だったタラバガニですが(笑)、全体にトゲがあり、食用のカニの中では大きな部類になり、主に脚に身が詰まっていて、食べ応えのあるのが特徴です。

カニ味噌は量も少なく、痛みやすいので食用には向いていないので、脚に詰まった身を楽しむために焼きガニにしたり、茹でたりするのが向いています。

北海道以北でしか獲れず、水揚げ量も少ないので、北海道産のものは貴重なものとして扱われています。

・花咲ガニ

タラバガニと同様こちらも実はヤドカリなんですが、脚は短く、ゴツゴツとしたトゲが全体的についています。熱を加えると花のように鮮やかな赤色になることからこの名がついたそう。油分が多いのでプリプリとした食感と、独特の甘い香りを楽しむことができます。

生でも食べられますが、焼きガニや、茹でガニ、味噌汁にしても美味しく楽しむことができます。

主に冬が旬となる他のカニとは異なり、7〜9月の夏に旬を迎えるそうです。
水揚げ期間が短く、成長も遅く、根室沖でしか漁獲が認められていないので、水揚げ量が非常に少なく、「幻のカニ」とも呼ばれています。

新潟のズワイガニが特に美味しい理由とは!?

4大カニの中で新潟でも獲れるのがズワイガニと毛ガニです。

とりわけズワイガニが多く獲れ、全国的にも有名な産地として知られる兵庫県や鳥取県、福井県などに次いで全国6位の水揚げ量にもなるそうです!

新潟で収穫され、一定の基準をクリアしたズワイガニは「越後本ズワイ」というブランド名がつき、新潟が誇る冬の味覚として全国でも高い人気を誇っています。

なぜ新潟のズワイガニは美味しいのか?

その理由は新潟の地形にあります。

新潟県は南北に細長く、その距離は端から端までで直線距離で250km!
(東京から名古屋の距離とほぼ一緒!)

佐渡や粟島といった離島も含めると、海岸線の長さは635kmにも及びます!!
(今度は東京から岡山までの距離!!)

また、雪深い山々が多く、ほとんどが海に面しているため、豊かな土壌に蓄えられた栄養分が、雪解け水や雨水とともに海へ流れ込み、魚やプランクトンなど多くの生き物を育みます。その豊かな漁場だからこそ、ぎっしり身が詰まり、濃厚な甘みを楽しめるズワイガニが育つんです!!

ちなみにズワイカニの名産地と言われる山陰や北陸地方では、ズワイガニの解禁日が11月6日に決められていますが、新潟や北海道などの一部地域は10月1日に一足早く解禁されます。
全国からカニ好きの方が集まる金沢では、禁漁期間中は、新潟産のズワイガニが料亭などでも楽しまれているそうです!

ズワイガニの他にも「紅ズワイガニ」というズワイガニの親戚にあたるカニも多く獲れ、漁獲量は鳥取県、北海道、についで全国3位にもなるそうです!
ズワイガニよりもリーズナブルな価格で出回り、非常に人気もあり、新潟のカニと言えば「紅ズワイガニ」と言われるほどの高い知名度を誇っています。

紅ズワイとズワイガニの違いとは?

では、紅ズワイガニとズワイガニの違いは何なんでしょうか?

極論から言ってしまうと、味に大きな差はありません!
どちらも甘みが強く、美味しいカニに間違いありません。
違いがあるのは身に含まれる水分量で、食感が異なります。

紅ズワイガニは身に含まれる水分量が多いので、ジューシーで柔らかな食感を楽しむことができます。
甘みも強く、カニ本来の味わいを感じることもできます。
カニ味噌もたっぷり入っていて、味も抜群です。
ズワイガニに比べて、殻が薄いので、食べやすいという利点もあります。
成長する期間が長いため、ズワイガニよりサイズは小さくなりますが。
ズワイガニとの大きな違いはメスが自然保護の観点から全面禁漁となっていて、出回ることがないという点も。

一方のズワイガニはぎっしり身が詰まった太い脚が特徴です。
食べ応えがあるので、刺身などでも楽しまれています。
胴体も大きので、カニ味噌の量もぎっしり詰まってます。
殻は硬いので、食べやすくするようにした処理が必要になります。
紅ズワイガニと異なり、メスも食べることができます。
とりわけメスのズワイガニの甲羅の中にある内子(卵巣)は非常に美味しく、「紅いダイヤ」とも言われ多くの食通の方に好まれています。

ちなみに、紅ズワイガニとズワイガニの交配で産まれる「黄金ガニ」なんていう幻の希少品種も存在しています!

でも、ズワイガニの方が高級だし美味しいんじゃないの?と思うそこのあなた!
違います。紅ズワイガニが安いのは単純にたくさん獲れるからなんですよ。

先述したように、新潟県の紅ズワイガニの水揚げ量は非常に多く、主に県最西端にある糸魚川市の能生漁港で多くが水揚げされ、地元では特産品として取り扱われています。糸魚川以外では、佐渡の赤泊港でも多く水揚げされています。

魚魯こでは主にその佐渡産の「紅ズワイガニ」を使用しています。
佐渡産を選ぶ理由。それは佐渡の海洋深層水が紅ズワイガニを美味しく育てているからです。

海洋深層水。何となく聞いたことはありますよね。
太陽光が届かない水深200mより深いところにある海水のことを言いますが、日本海固有の海水だそうです。
特に佐渡沖の海洋深層水は、一年を通じ水温1℃以下を保ち、菌が少なく清潔な海水になるそうです。
また、水深が深くなればなるほど光合成が行われず、海水中の酸素などの栄養素が消費されずに大量に含まれています。

つまり、浅瀬の海底(180〜360mくらい)で育つズワイガニより、水深800〜1500mほどのより深い水域で紅ズワイガニの方が、清らかで栄養豊富な環境で生育つので、独特の甘さを持つカニになるそうです。

そんな「紅ズワイガニ」は新潟では産卵期となる1〜2月は禁漁期間となり、3月より解禁されて11〜12月に最盛期を迎えます。

そうです。まさに今の季節が食べ頃なんです!!
今食べずにしてどうするの?な食べ物が「紅ズワイガニ」なんです!!

さぁ、この後はいよいよ魚魯この紅ズワイガニ料理を紹介していきますよ!!

茹でガニを豪快に盛った名物「紅ズワイガニの桶盛り」

魚魯こでカニ料理と言ったらこれを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
名物の「紅ズワイガニの桶盛り」です。

その名の通り、茹でた紅ズワイガニを桶の上に豪快に盛りつけたものです。
食べやすいようにカニには丁寧に切り込みを入れています。豪快に食べちゃってください!!

サイズも人数に合わせて小・中・大をご用意しています。
お好みに合わせてご注文ください!!

おつまみから〆のご飯まで!まだまだ楽しめる紅ズワイガニ料理を紹介します!!

紅ズワイガニの桶盛り以外にも、紅ズワイガニを使った料理はまだまだ味わうことができます!

中でも高い人気を誇るお食事メニューが「カニご飯」です!

とびっこや紫蘇の実を混ぜ込み食感を加えたご飯に、茹でた紅ズワイガニをど〜んと乗せた豪快なお料理です。
〆のご飯としてはもちろん、おつまみとして頼まれるお客様も多いです。
こちらもおすすめですよ!!

次に多くのお客様から頼まれるお料理が「カニ汁」です!!
お酒を飲んだ後の汁物ってなんであんなに染み入るんでしょうね。。(遠い目)
その名の通り、紅ズワイガニの旨味が溶け込んだお出汁を堪能することができます。
「桶盛り」から「カニご飯」、最後に「カニ汁」を頼んで、紅ズワイガニ尽くしを楽しむなんてこともできちゃいます!!

他にも紅ズワイガニの「カニ味噌」や、紅ズワイガニのほぐし身とそのカニ味噌を和えた「カニの共和え」なんていう酒泥棒メニューもあります(個人的にもオススメです)!!

海鮮居酒屋 魚魯こがおすすめする「紅ズワイガニ」料理。
ぜひ一度はお召し上がりください!

と、ここまでは魚魯こで楽しめる「紅ズワイガニ」料理を紹介してきましたが、実は他のカニを使った料理もまだまだ味わえることができます。
そうです、魚魯こにいらっしゃった事がある方はすでにご存知の名物料理が。

紅ズワイガニ以外にもあった魚魯こ名物のカニ料理!!

魚魯こで名物と言われるさまざまなお料理がございますが、中でも高い人気を誇るのがこれです。
「毛ガニ山」

どうです?
このビジュアル。

佐渡産の活毛ガニを使い、絶妙な塩加減で茹でたものを、ひとつひとつ手作業で丁寧に剥き身にしていきます。その剥き身を毛ガニの甲羅に詰め、山盛りのカニ味噌をどっさりと乗せて完成です。まさに毛ガニの山がそびえ立ちます。

「そこに山があるから」と言った著名な登山家もいましたが、こんな山はもう登るしかないですよね!(よくわからない。。)

数量限定で提供してますので、確実にお召し上がりになりたい方は、ご予約をおすすめしております。

まだ続きますよ〜
皆さんが大好きなカニ料理のアレを忘れてもらっちゃ困ります。
アレですよ、アレ。
「カニクリームコロッケ」ですよ!

間違いない人気メニューも魚魯こ風に仕上げるとこんな感じです。
カニがたっぷり入ったコロッケだけに終わらず、コロッケの上にもカニの身がどっさり!

もはやこれも山?
揚げたて熱々をハフハフ言いながら食べちゃってください!!

さらにカニをあれもこれも食べ尽くしたいという方にオススメなのが飲み放題付き「かに満喫コース」です!!
カニクリームコロッケや、カニ味噌甲羅焼き、カニご飯などに加えて、メインではカニしゃぶしゃぶを楽しむことができます!!

かに満喫コースのメイン「カニしゃぶしゃぶ」*写真は4人前になります

魚魯こ一推しのコースです。ぜひご賞味ください!!

新潟産の上海蟹が食べられる?

他にも出会えたらラッキーなメニューで「地物蒸し上海蟹」なんていうかに料理も!
新潟産の上海蟹?中華料理の高級食材のあの蟹?
と不思議に思われるかもしれませんが、実は上海蟹とほぼ同じ品種で、味も似ているモクズガニを使っています。
新潟県でも村上や松浜で獲られます。
あまり多く獲れるカニではないのに加え、河口付近の泥の中で育つので、泥抜きに時間がかかり、頻繁にメニューに登場するわけではありませんが、出会えたらラッキーなメニューなんです!

特に内子(卵巣)を多く含むメスに出会えたらさらにラッキー!!
出回る期間もわずかな期間のみで、今がまさに旬!
メニューにあったらぜひお召し上がりください!!!

と、「紅ズワイガニ」だけにとどまらずに、魚魯こで提供しているカニ料理全部を紹介しちゃいました。(2024年3月現在の内容になります)

新潟の方はもちろん、県外からいらっしゃった方もぜひ魚魯こで絶品カニ料理の数々をお楽しみください!

他にも「越後本ズワイ」が食べたい!とか、こんなカニ料理が食べたい!というリクエストにも応えることができますのでお気軽にお問い合わせください!

海鮮居酒屋 魚魯こでは、おひとり様や大人のデートにぴったりなカウンター席から、落ち着いた空間で、接待などのご利用にぴったり完全個室、2階には女子会やご家族でくつろげるお座敷席、大人数での宴会には貸切でもご利用可能な大広間もご用意しております。
これからの時期は、歓送迎会のご利用にもぜひお使いください!

佐渡から直送される新鮮な魚介を中心とした海鮮料理を楽しめるコース料理や、新潟の日本酒も楽しめる「地酒飲み放題」等もご用意しております。

皆様のご来店をお待ちしております!!

ご予約は
お電話からは 025-288-6562
ホットペッパーからはこちら


魚魯こ店舗紹介
新潟県 新潟市 中央区弁天2-1-27
(新潟駅より徒歩5分ほど)
TEL 025-288-6562
営業時間
16:30〜23:00(料理22:00、ドリンク22:30ラストオーダー)
定休日
日曜日(不定期で月曜日休みの場合もあり)

店内は全席禁煙になっております。
店外に喫煙スペースがございますので、そちらをご利用ください。
提携駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用ください。


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