見出し画像

【IWSEO #0】まだ「最初の小さな一歩」これから【インタビュー】あかつき⌘リンネ

Inteview with Splatoon Event Organiserとは
非公式大会を主催(運営)されているプレイヤーにスポットを当て、その年の活動、Splatoonコミュニティに起こったトピックスに対する印象、来年の活動などをキーワードにお話を伺ったものをご紹介。
これまでとは違った視点から大会主催者を知ってもらうことで、主催者と参加者または主催者同士に新たな化学反応を起こすこと期待してあかつき⌘リンネが企画、編集してお送りしています

今回はこの企画の輪郭を知ってもらう意味でも#0として私自身が他の主催者の方々に伺ったものと同一の内容に回答したものをご紹介します

プロフィール

Xアカウントはこちらから

【1】大会(活動)コンセプト・強み

───まず運営(主催)大会について強みやコンセプトを教えてください
2023年の12月にようやくごく小規模の大会を開催できたにとどまっているので今のところ「強み」はまだ見いだせていません。
コンセプトとしては通常の大会では基本見ることのない編成や、スポットが当たることのないブキをメインに据えることでその魅力や面白さ、未知の猛者の発見、発掘などにつながっていけばきっと面白いと考えて企画しています

23年12月に行った大会「魔剤杯」はエナジースタンドのブキのみが使用可という
エナスタの強さが再評価されている環境の中でもかなり攻めたルールを採用していた

【2】2023年の活動について

───2023年の活動はご自身にとってどんな1年でしたか?
Splatoon3から復帰して、Splatoon2の初期以来に大会運営活動をしました。
改めて人を集めることの難しさ、準備をどれだけしたつもりでも見落としがあって当日の運営が滞ったりなど反省点が多い結果となりました。
人を集めきれずに開催を見送った大会があったのも心残りの一つです。
散々ではありましたがまだ「最初の小さな一歩」これから。だと思っています。

個人的に開催に対して思い入れのあったWhiteOX CUPは時期も悪かったのか
1チームも集めきれずにやむなく開催延期となった

【3】任天堂が出したガイドラインについて

───2023年10月24日に任天堂が公開した「ゲーム大会における
任天堂の著作物の利用に関するガイドライン
」に対する率直な印象(感想)と、公開後の取り組みや変化などを教えてください
公開後の印象としては企業としてやるべき線引きをしてきたなという印象です。実際に読んでみて色々とコミュニティに対しての配慮も見られるものであったと思います。一方でやはりというか見直さざるを得ないものが出てきたなというのもあり魔剤杯と並行して練っていた企画でボツにしたものも発生しました。
自身の活動としては「誰かがわかり安くまとめてくれるだろう」で待ってては一生出てこないかもしれないと感じたのでnoteでガイドラインの内容に触れつつ見解やかみ砕いたものを書いた記事を作成しました。ありがたいことに実際に運営をやられている方も含めて多くの方に見ていただいてたり反応をいただけて、一部には「これによって衰退していくかも」と言われていたコミュニティにまだ確かな熱意がいくつもあることを実感できました

公開した記事の中でも「私達はもう「これまでの文化」を見直す段階にあるという話」は
公開後1週間で4000を越えるビューを記録。様々な反応が見られた

【4】自身の活動以外の大会について

───2023年のご自身が開催(運営)された大会以外で、「注目した」あるいは「衝撃を受けた」大会あるいは主催(運営)の方などはありますか?
まずは文字通り今年コミュニティに大きな波を起こした「INK WAVE」(運営:Re:Productions)ですね。開催が告知され始めた時期からすごいことをやろうとされているなと思っていたましたが、その「すごいこと」をやりきってそれが徐々にコミュニティに浸透していっているのが素直に感嘆しますし、あそこまでのムーブメントを自分では起こせる気がしませんのでちょっとだけ羨望というか嫉妬を覚えます(笑)

「タイカイサポート」のリリース後にご縁をいただいたみもさんが運営される「みも杯」をはじめとした各大会については告知から参加者が埋まるまでのスピードに衝撃を受けました。
おなじく参加者の動員でいうと「イカップル杯」もガイドライン公開後も変わらず多くの方を動員されていてさすがだなと思います。

一方で「タイカイサポート」が出たことでハードルが低くなってガイドラインに対する意識が疎かな大会も多くみられるようになったことは個人的に時限爆弾にならないかと心配しています。

【5】自身の活動以外で、今後に注目しているものについて

───自身が開催(運営)される大会以外で、現在あるいは今後の動向に注目している運営(者)や大会などがあれば教えてください
自身の年齢故のところではありますがOVER30CUP(運営:かーちゃん++さん)が気になっています。プレイヤーとして大会に出ることはなかなか時間も練度もなくて厳しそうですが、観戦はさせていただきたいなと思います

あとは3から追加されたトライストリンガーに焦点を当てていらっしゃる「与一」(運営:Ke-goさん) も12月の大会から団体戦を解禁されてるので来年どうなるのか気になっていますね。

大会自体ではないところで言うとRe:Productionsれどふるさんから発表された「海窓」はすでに私の周りでも気になるという声を聞いているので続報を期待しています

最後に「檸檬堂杯」でおなじみのびのさんも来年から新たな活動をすることを予告されているようなので密かに期待しています

檸檬堂杯は惜しまれつつ終幕しましたが、新たな活動に
期待されている方も多いはず

【6】2024年の活動について

───2024年の抱負、あるいは今後の予定している企画などがあれば話せる範囲で教えてください
まずは開催を見送ったチャージャー種限定大会「White OXCUP」の開催を実現することです。これは思い入れのあるコンセプトなので実現させたいと思っています。
それ以外に「勇者杯」という企画と前衛ブキだけが参加できる大会を企画しています。こちらもなんとか形にしたいですね。
「魔剤杯」についても見直しもしつつ再度開催をできればと思います。

あとは大会とは別で「OldFashion」という30代以上が参加できるコミュニティを作ったのですが、申し訳ないことに十分なアクションができていないのでそこもなんとかしたいと思っています

ワイパー種を「勇者」に見立てる企画「勇者杯」
来年には開催を予定している

最後に

実際に現在運営者の方々に投げかけた質問に答える形式で企画者の私自身も回答してみましたがいかがだったでしょうか?
このあと回答いただけた運営者の方々の記事を年末から年明けまでに走りきるぐらいの形で出していく予定です。
私が答えていた質問と答えを参考に#1以降の記事の公開をお待ちください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

記事が参考になった。面白かったと思ったらよければサポートください いただいたサポートは私と飼い猫の健康ために使わせていただきます