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プレシーズン、歓喜と悲劇の荒波

前回は、オフシーズンも休まずに練習をし、開幕スタメンを目指して、幸先の良いスタートを切ることができた。

と言うところまで話しました。

そしてプレシーズンの練習試合2戦目を迎えました。

参加選手には十分なメンバーが揃ってました。

そしてメンバー発表が当日されたのですが、

なんと、入団以降初の自分の実力でのスタメンでした。

前節の右サイドでスピードを持って仕掛ける動きが評価されたのか、同じくRMFでのポジションでした。

スタメン選手が同じ右サイドのポジションに2人いたため、そこでスタメンを取れたことは大きかったです。

そしてテンション高く試合に挑みました。

が、、、、

全く活躍できず、何なら戦術や連携を全然できておらず、チームのお荷物になってました。

ハーフタイムにドイツ語のほぼわからない僕でも明らかに、
「Daviのポジションが味方と被ってて、一緒にプレーするのはきつい!」
ってチームメイトが監督にクレームを言っていることが理解できました。
(ドイツ語できたら、もっと主張できるのにとも思いました。。)

そして、見事に前半45分で交代になりました。

その後チームは得点を決め、勝ち越し勝利しました。

初スタメンという嬉しさがあっただけに、その後にダメ出しをされて、交代させられたのは少し落ち込みました。

ただ、こういった状況で大事にしているのは、ネガティブなところだけに着目して自分を卑下しないことです。

そうすると再度、立ち上がる力がなくなり次のステップに進めなくなってしまうので、

過卑下したくなる状況下でも少しでも良かったことを見つけて、それを進歩として捉えるようにしています。

具体的には、ネガティブなところに対しては、連携が取れていないという新しい改善点が分かったとポジティブに捉え、

良かったこととして、今日は初めて実力でスタメン出場し、着実に進歩はできていると自分に言い聞かせます。

個人的な経験として、1つの物事に対する捉え方を少し変える工夫をすることが、挫折の中でも挑戦を続けられる重要なポイントになります。(挫折や惨めな思いをした回数だけは、多くのサッカー選手に勝てると自負しています。)

偉そうなことは言えませんが、これだけで、人生が大きく変わる人はいると思います。

この失敗後もいつも通り練習を続けました。

RMFとしても少しずつ順応してきた感じがしました。

また、トラップしてシュートする質もさらに改善してきました。

そして次の練習試合が来ました。

後半15分からの出場です。2-5と負けている状況です。最初はRMFとしての出場予定でしたが、チームメイトの怪我により急遽CFとしてプレーすることになりました。

この試合ではプレススピードや掛け方が改善したと実感しました。

一方で定番のゴール前の決定機外しが続きました。

そして、チームが前がかりにプレッシングをかけ始めたところ、ミドルレンジのゾーンで自分にボールが来ました。

トラップ前からシュートのことだけを考え、逆サイドの股下を狙って蹴りました。

すると、ダサいコロコロショットになりましたが、ギリギリポストの内側に当たって入りました。

ゴール前のトラップ&シュートはパーソナルトレーニングでいつもしていたので、やっとそれが実戦で結果になって現れた瞬間でした。(もっと簡単な決定機も決めるべきでしたが、、、)

チームはそのまま3-5で敗戦しましたが、負けている劣勢/プレッシャーのかかる状況でもゴールという結果を出せたことは成長を感じました。

急遽、ゴール前でプレーできるCFで出場することになったという運も味方したと思います。

その後の練習では、継続してクロスボールからゴールに持っていく練習をしました。

速いボールをトラップするのはむずいですね。簡単にやってのけるプロ選手の凄さを実感します。

一方で、長期間に渡って何百回もクロスボールを受けてくると、運動音痴の僕でさえも少しずつ体が適用していくことを実感できました。

以下のように一般的にかなり難しいクロスボールも、ポジション取りを意識してダイレクトボレーシュートできるようになってきました。

また翌週の練習試合が来ました。先週ゴールを決めましたが、相変わらずベンチでした。後半20分からRMFとしての出場です。

どうやらクロスボールを受けすぎたせいか、185cm越えのドイツ人がうじゃうじゃいる中でも、CKでは事前にスペースを作って前にヘディングシュートを打てることが多くなってきました。

最近はしっかり腰を入れて強く前に飛ばせるようになってきました。中距離のヘディングシュートでゴールできるようになれば強い武器になるなと思いました。

そして、この試合では悲劇が訪れます。

とにかくフィジカルで負けまくりました。走力やシュートの練習はオフシーズンでしっかりしてきたものの、ドイツサッカーで最も大切な1vs1でほぼ全て負けました。

動画にある通り、チャンスメイクの場面で思いっきりゴツいドイツ人に潰されて、目の前で勝利の雄叫びを上げられました。チームメイトからもあー。。みたいなため息が聞こえて来ました。

屈辱的でした。

これからさらに上のリーグに上がるにつれて、より身体的に強いドイツ人が現れてくるわけで、いくら弱点より強みを伸ばせと言われたとしても10部レベルで負けていたら話になりません。

このシーンが何回も反芻してしまい、夜も寝れないくらい悔しかったです。

そのため翌日から、生まれ変わるための新たな取り組みを開始しました。

….今回は以上です。次回もどうぞよろしくお願いします!

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