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#写真
色が 燃えるとき
☆photopos-2624 2021.11.13
色が
燃えるとき
言葉は
役に立たない
私は
ただ燃える
燃えながら
色になり舞う
心が
燃えるとき
理性は
役に立たない
私は
ただ燃える
燃えながら
変容した心で歌う
夢が
燃えるとき
現は
役に立たない
私は
ただ燃える
燃えながら
夢の深みで遊ぶ
※愛媛県久万高原町・古岩屋にて
ほんとうの言葉は いまどこに
☆photopos-2604 2021.10.24
言葉がどこから訪れるか
わたしたちは知らずにいる
天から地に蒔かれた種が
地中深くに根をのばし
そこから芽を出し
やがて花となり実となったのか
そんなことなど知らぬげに
いまでは根のない言葉が飛び交い
神の宣る言葉は届かないまま
神に祈る言葉も届かないまま
泡沫のごとく消えてゆくばかりだ
天から訪れ
地と交わりながら育ち
天と地を結び繋
まっさら じゃなくても いいじゃないか
☆photopos-2568 2021.9.18
ひとは
まっさらで
生まれてくる
と思いたいけれど
そうでもないらしい
でも
まっさら
じゃなくても
いいじゃないか
と思えば
それはそれだ
初期条件は
初期条件として
そこから
オリジナルははじめられる
初期条件にしても
オリジナルだったはずだが
そんなことは気にせず
そこからはじめる
あたらしい畑を耕して
じぶんで初期条件を
つく
みずからの後ろ姿を視る
☆photopos-2543 2021.8.24
じぶんの
後ろ姿は
見えないけれど
ほんとうは
わたしたちは
はるかな無限遠点に
みずからの
後ろ姿を幻視している
球の上をまっすぐ前に
ずっとずっと歩いていけば
やがておなじ場所に
逆方向から辿り着くように
いまここにある
前と後ろは
時空を超えて
次元変換されながら
つながっているのだ
だからわたしたちは
じぶんの姿を見るために
ふ