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ここがタメになった「アメリカンファクトリー」1 /②

Netflix のドキュメンタリーの映画アメリカンファクトリーを見たんですが面白かったです。
アメリカの工場が潰れて中国の工場に買収されてからの労働状況を述べるドキュメンタリーです。

中国人社員が監督やって、アメリカ人従業員に丁寧に教育訓練してます。最大限アメリカ人を尊重するために建物の装飾、上司からの命令態度などに気をつけていました。

ここまで尊重されるとアメリカ人の中には積極的に仲良くしていこうという人が出てきて中国人をホームパーティーに呼んだりします。中国では銃が持てないだろうからこの際と言って庭で射撃訓練させてもてなすあたりにアメリカ人ならではの感性が出ています。
中国人上司もアメリカ人が魚釣りしている中にはいって一生懸命仲良くしようとしてます。

【個人的な感想】
映像の工場はこれだけこまめな設備導入して、手作業部分の映像を見る限り楽になっていたのでこれは正しいのではないかと思ってしまいました。
自分の勤めてた町工場は「元が取れるかわからないから設備買わず力仕事で我慢しよう」と導入を見送る社風でしたのでまぶしくすら見えました。こういう感覚は肉体労働を長年しないと伝わらないかもしれません。

倒産前の工場に比べ給料が半分になったので姉の居候になった、かわいそうっぽい人の映像を見たらすごく立派な離れでした。十分だろうwと思ってしまいました。アメリカで「子供部屋おじさんは蔑視される」と言われても意味が通じないのでは。映像の語りでも「給料下がったから家賃の見直しをして人生再出発しました」的な感じで割と前向きな紹介でした。

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