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サリーちゃん脚の脱疲労栄養学的考察

脱疲労コンサルタント・川上おとじです。脚の太い・細いにかかわらず、他人のふくらはぎの筋肉の具合をこっそり観察しています。悪趣味(笑)。フェチではございませんよ。他にも悪趣味観察ポイントはいーっぱいあるので、それは追々。

サリーちゃん脚とは、ふくらはぎがあまり目立たなくて、ちゅるんとした脚のこと。サリーちゃん脚の逆が、シシャモ脚。足首がキュッとしていて、ふくらはぎに筋肉のある脚のことです。

筋肉があるかどうか その1

筋肉はグリコーゲンの貯蔵庫の一つでもあります。グリコーゲンとはなんぞや? グルコースの貯蓄型の名前です。グルコースが現金なら、グリコーゲンは銀行預金みたいなものでしょうか。

グルコースは糖質が単糖類まで分解されたもので、別名ブドウ糖。これが血液の中を泳いでいるのが、血糖。その量を示すのが血糖値です。

この血糖が、一般的には人間の主たるエネルギー源です。

このエネルギー源が枯れるとどうなるか。疲れたり、元気がでなくなったり、はてまた、キレやすくなったり、クヨクヨしたり。

その時に銀行預金を崩してくる訳です。それがグリコーゲン。

なので、サリーちゃん脚の人をみるだけで、エネルギー源の預貯金がなくって、現金払いの自転車操業。つまり、感情やテンションのアップダウンが激しいことが予測されます。

エネルギー源をエネルギーにするメカニズムはなかなかに複雑なので、知人でも、シシャモ脚にもかかわらず、テンションのアップダウンが激しい人もいますので、絶対ではなく、予測の材料といったところです。

筋肉があるかどうか その2

ストレスがあると、それに対応して分泌されるのが、抗ストレスホルモンのコルチゾール。これが筋肉を分解してしまいます。

なので、ストレスがあるまま筋トレをしても、トレーニングしているわりには、筋肉が付きにくいんじゃないかなぁ。

ストレスが高くて、コルチゾールが出ちゃってて、筋肉が分解されていて、それでサリーちゃん脚になっているという予測です。

普段から、バンバンにコルチゾールが分泌されてしまっていると、イザという時のコルチゾールの余力がありません。そのイザという時というのは、低血糖の時。食事で摂った糖質が血糖となり、血糖値が上昇します。血糖が上昇すると、それを下げるべく、膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンが出過ぎたり、遅れて出たりすると、今度は逆に血糖値が下がりすぎて低血糖に陥ります。この低血糖をフォローしてくれるホルモンの一つがコルチゾール。

サリーちゃん脚だと、コルチゾールが普段から出てるっぽいので、イザという時に低血糖をフォローできなさそう。

ということは、低血糖状態で、イライラしたり、眠くなったり、甘い物を渇望していたりしそう。なーんて予測がつきます。

むくんでいるかどうか

ついでに、むくみも見ておきましょう。むくむ原因はいくつかありますが、そのうちの一つとして、実は血液のたんぱく質が少ないとむくみます。血管内に水分を保持できないので、血管の外、細胞に水分を捨ててしまいます。

血管の中の血液としては脱水になるのですが、ここは難しいので、今回は飛ばしますね。

たんぱく質が低いと、酵素が作られないので、エネルギー源であるグルコースを使い切ったあと、通常であれば他の材料をエネルギー源にすることができるのですが、たんぱく質が低いとそれが上手くできません。

現金が枯渇したら、銀行預金を崩したり、土地や株を売却するところ、預金は封鎖され、土地も株も誰も買ってくれない、みたいな状態です。

サリーちゃん脚は語る

ということで、サリーちゃん脚を見かけると、脳内でこんな妄想を繰り広げております。

もし、あなたの彼女や奥さんがサリーちゃん脚だったら・・、彼女のご機嫌に振り回されるのをぜひ楽しんでみて下さい~。アディオース☆

もし、あなた自身がサリーちゃん脚だったら・・、月1回のゆるい勉強会にご参加ください(笑)。

脱疲労コンサルタント・川上おとじ
脱疲労.net https://datuhirou.net

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