物は見ようによって変わる
子供の頃「頬杖をつくとお行儀が悪い」的なことを脳に刷り込まれた。
「気が滅入ってる時は頬杖をつくといい 腕は役に立つのが嬉しいんだ」
~チャーリー・ブラウン~
モノの見方、考え方ひとつでそれが大きく変わる。
実際に物思いにふけったり、考え込む時は頬杖をつくものだ。
そしてその時に腕は大いに役に立っている。
考え込んで重くなってしまっている頭を支えたいと思った時に腕を使わないとするなら、そのまま机に突っ伏してしまうしかない。
つまり、多くの人が批判的に考えていることでも見方を変えるととても良い話になるケースがある、というように物事のとらえ方ってそもそも一つじゃないし、一方向的にとらえるのはあまりに危険でセンスがないという話。
いわゆるロールシャッハテストというやつが物事のとらえ方をみて深層心理を分析するという心理テストになる。
有名な絵なので見たことある方も多いでしょうが、昔古畑任三郎でも使われた絵。「これは何に見えますか?」
老婆とか、むこう向きの女性とか見え方はそれぞれだと思う。
今日の西野さんのVoicyがそんな話でテーマは「お金」。
①「お金稼ぎ」としてのお金
②「テクノロジー」としてのお金
③「歴史」としてのお金
お金の見方、とらえ方としては大きく分けて上記3つの考え方がある。
で、日本人のほとんどの人が「お金=お金稼ぎ」の一択として考えている。
ここでちゃんと整理する必要があるのは①と②と③は別の考え方をしなきゃいけないという話。
歴史におけるお金の話や、テクノロジーとしてのお金の話をしているのに「金儲け大好きですねー」と言ってしまうと話が全く通じない。
話がそこで終わってしまう。
「考え込んで頭が重い時は頬杖つくと楽だよね」という話をしているのに「マナー悪いからやめたら」とかいう反応をするクラスメートとは友達になりづらいなぁと思う。
物事にはいろんな側面がある。
もちろん人のとらえ方にもそれぞれの癖がある。
シチュエーションにもよるから何が正解かはわからないけど客観的な立場にいると簡単に違和感に気づくことでも、しっかり頭を突っ込んでいると見えにくくなっている事も多い。
一方向的に物事を考えてしまうのは気をつけなきゃなと思う。
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