『AFPBBニュース』にきく!DATA STRAP導入による広告運用コスト削減の重要性
こんにちは。DATA STRAP編集部です!
今回から特集として、広告レポート一元管理ツール「DATA STRAP」のユーザー様へのインタビューをお送りいたします!
広告管理業務についてのお悩みやご活用ポイントなどをご担当者様にお伺いしています。
ご覧いただくことで、広告運用業務についてのリアルな知見や、「DATA STRAP」を活用したメディア促進についてお伝えできればと思います。
第一弾は、AFPBB Newsを運営される株式会社クリエイティヴ・リンクの宮本さんにお話をお伺いしました。
インタビュアーはDATA STRAP事業本部の齊藤です。
■自己紹介・株式会社クリエイティヴ・リンク社での業務について
齊藤:本日はどうぞよろしくお願いいたします!まずは宮本さんのご経歴をお伺いさせてください。
宮本さん:クリエイティヴ・リンクの宮本です、よろしくお願いします。現職には2016年12月に入社しまして、入社5年目です。前職は建設業界で働いており、メディア事業や広告関連の業務は現在の会社に入社して初めて携わりました。
齊藤:建設業界からの転職なんですね!現在の広告管理に関わる部署のメンバーは何名ほどでしょうか?
宮本さん:運用は私1人で、あとはレポート業務等のサポートが1名 の体制です。元々は複数名で担当していましたが、前任者が退職するタイミングで私が入社し、そのまま広告運用業務の引き継ぎをしてからそのままです。複数名いてくれると助かるのは確かですが、なかなか人を増やすのも難しく、現在は新規採用は積極的には行っていない状況です。
■fluct社との取り組みについて
齊藤:現在までのfluct社との取り組みについて教えてください。
宮本さん:「DATA STRAP」の導入以前から、「fluct SSP」を利用しています。2018年頃に「fluct SSP」を導入して、現在はインストリームの案件の配信や、ディスプレイ広告でオーバーレイフォーマットを配信しています。
■広告レポート一元管理ツール「DATA STRAP」の魅力
ー「DATA STRAP」導入前ー
齊藤:手前味噌なのですが、本パートでは「DATA STRAP」の魅力についてお伺いしたいと思います。まずは「DATA STRAP」導入前のレポート管理の課題を教えていただけますか?
宮本さん:元々作業工数が多かった点が課題でした。20社前後の広告事業社と取り組みがあり、日々全ての事業社の管理画面から手動でレポートをエクスポートし、パフォーマンスをチェックし、それを1つにまとめる、という作業を行っていました。
齊藤:大変な作業ですね……!この作業には具体的にどの頻度で何時間くらいかかっていましたか?
宮本さん:毎日前日分の実績をレポーティングしていたので、1日3時間くらいのコストを割いていました。入社当時から事業社の数の増減はありますが、基本的にやることは変わらずです。
効率化をしたいと思いサポートに入ってもらったりはしましたが、3時間という作業時間は変わらず、作業効率化の良い方法を探していました。
ー「DATA STRAP」導入時ー
齊藤:DATA STRAPを導入しようと思ったきっかけやポイントはなんでしたか?
宮本さん:やはり約20社の管理画面に行かなくて良いことが一番大きかったです。
齊藤:社内承認のハードルはありましたでしょうか?
宮本さん:自分は運用と純広告やタイアップ広告の営業も担当しているので、おおよそですが現在のレポーティングにかかってる作業時間を直接的に利益に繋がる業務に充てた場合に、どの程度の利益向上が見込めるかを説明しDATASTRAP利用によるコストとの比較をした結果導入に至りました。
齊藤:ちなみに導入の際に、他のツールのご導入などはご検討されていましたか?その場合、他社と比較して「DATA STRAP」を導入した決め手はなんでしょうか?
宮本さん:ほぼ同じタイミングで2社提案がありましたが、コスト感などについては大きな差分は無いように感じられました。
その中でもfluctがGoogleの認定パートナー(GCPP)でサポート体制があることや、デモ画面を見て私のような担当だけでなく社内の誰にでも使い勝手が良さそうなところが決め手でした。
当時ご案内開始の時点ではレポートUIをGoogleデータスタジオで作られていたと思いますが、今後の展開を教えていただいたのでイメージも掴みやすく、機能面やサポートの豊富さなどを考慮しました。
齊藤:ありがとうございます!「DATA STRAP」を導入した背景としては、「使い勝手」、「機能の豊富さ」、「Googleのサポートの厚さ」などということですね。
■「DATA STRAP」使ってみて
齊藤:実際に使ってみての感想はいかがでしたか?
宮本さん:レポート集計作業の工数が大きく削減されました。定量的には、1日3時間からほぼ0になりました!
また、以前は別途まとめていた社内共有用のレポートは、各自「DATA STRAP」のダッシュボードを見てもらうことで事足りています。
齊藤:分析の工数も短縮されましたか?
宮本さん:簡単な分析は別途集計の工数が必要なくなりました。細かい部分は必要で、例えばHeader BiddingのBidderごとの分析は時間がかかってしまいますが、広告ユニットごとの分析などでしたら「DATA STRAP」上で完結することができています。
齊藤:ちなみに分析の流れはどのように行われていますか?
他社様でも悩まれることが多く、magazine読者向けに特別にノウハウを分けていただきたいです!
宮本さん:基本はダッシュボード画面からパフォーマンスを大まかに見てから、気になった点を細かく分析する形です。
普段は課題を洗い出してからその分析をすることが多いです。広告枠のパフォーマンスが上下したとなれば「DATA STRAP」のダッシュボードで見れるので、ある程度見当をつけてから詳細レポートを見て原因を模索していきます。
「DATA STRAP」では数値がグラフで可視化されているので、パフォーマンス変化の気づきが早くなりました。
齊藤:削減できた時間をどのような業務に充てていますか?
宮本さん:純広告やタイアップ等の営業や企画に割いたり、新しくメディアのデータ活用の検討を進めている段階で、まだ調整や決めることも多いのでそちらの業務に当てることが増えました。
齊藤:ちなみに「DATA STRAP」導入後に、レポーティングを担当されていたサポートの方の役割は変わりましたか?
宮本さん:一部作業は残ってますが軽微になったので、同じ部署でもコンテンツを販売するチームのレポート業務のサポートに回ったり、請求関連など部署を超えて他の業務にも当たっていただいています。それにより結果的に他チームの業務も効率化しています。
齊藤:他の媒体社様とお話していて、「レポーティング作業専任の方がいた場合に、ツール導入後にその方の仕事がなくなってしまうのでは?」というお悩みをよく耳にします。その点について、貴社としてはプラスにお考えですか?
宮本さん:はい、弊社ではまだまだやることがあったのでプラスでした。
広告でも他の事業部に関しても事務的な作業はサポートの方にお任せし、セールスの人間は利益に直結しない作業を最小限に抑える。導入により営業利益につながる業務に当たれるようになったので大変良かったです。
■「DATA STRAP」の魅力・おすすめする理由
宮本さん:一番の導入メリットは工数が大きく減る点と社内での収益状況の共有が容易になった点です。
齊藤:DATA STRAPを導入したことでの良い影響やエピソードなどはありましたか?
宮本さん:今までは社内の他部署から僕の方に「収益どうですか?」と質問があって随時状況を伝えていたのですが、現在は他部署にも「DATA STRAP」を共有することで各々で確認できるようになりました。
おかげさまで社内コミュニケーションも円滑になりましたね。
齊藤:それはよかったです!売り上げへの影響はいかがでしたか?
宮本さん:確実な数値はこれから算出予定なのですが、今自動最適化機能(GoogleAd ExChangeのダイナミックアロケーションの最適化)を追加で入れているので、収益が安定したという肌感はあります。
今までは週一で全枠の作業を行っていましたが、自動最適化によって毎日DAの最適化を行えるようになって助かっています。最適化する際の算出方法は今まで社内で行ってきた方法と同じロジックでしたので導入に不安な要素は少なかったです。
齊藤:「DATA STRAP」の活用方法のTipsを、収益化面、メディアの発展面でそれぞれ教えてください
宮本さん:結構マーケットトレンドの機能を見させていただくことが多く、どんな広告主がBidしてるかを見て、それを純広告やタイアップ企画の営業の際にどういった業界に当たると効果的な営業がしやすいのかを判断する際に活用しています。
実績はまだなのですが、今後数字を持っていそうな業界に純広告・タイアップやPMPの営業ができればと思っています。PMPについてはまだ1メディアが広告主へあたってもインパクトが小さくメインとはなりませんが、セールスのきっかけや話の中で触れる機会は多くなっています。
齊藤:マーケットトレンドのお話がありましたが、GA連携機能も利用されていますか?
宮本さん:利用しています。PV単価が可視化されておりすぐにわかるので、PVが高かった日のPV単価はどうだったか、どのようなコンテンツが読まれたのかの相関性などを分析をしていければいいなと思っています。PV単価はKPIになることが多いです。
齊藤:GA連携はまだまだ機能が少なく、アップデートのご要望が多い機能でもあります。今後は記事別・リファラ別などセグメントを切ったものが見れたらというご要望も多く我々も検討を進めています。
齊藤:今後の「DATA STRAP」への期待を教えてください。
宮本さん:より収益の分析に役立てたいと考えており、収益性の高いページやカテゴリ等コンテンツ面とクロスさせた分析ができるとありがたいです。
また、Cookieの影響等でOS毎の収益性の動きにより差が出てくると思いますので、今までよりも細かくOS毎に運用を分けて行っていきたいと考えています。
今までもiOSのアップデート等のタイミングで新しい動きがあるので定期的にOS毎の運用方針の策定はしていましたが頻繁ではありませんでした。「DATA STRAP」で簡単にそれぞれのパフォーマンスを把握することで運用に活用できればと思います。
齊藤:貴重なご意見をいただきありがとうございます!検討していきます。
■最後に
齊藤:最後に一言お願いします。会社の今後についてや告知したいことなどなんでも結構です!
宮本さん:今後はよりAFPBBNewsのデータ活用に注力することを検討しています。
メディアのブランド形成やユーザーとのエンゲージメントを向上させたいという想いがあり、サイト内にコンテンツ量が多いのでユーザーの欲しい情報までの道のりをより明確化したり、データの活用によって、サイト閲覧時の機能を追加したり、データを軸に過去のコンテンツもフルに活用していければと考えていますのでAFPBBNewsをチェックしていただけると嬉しいです。
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宮本さん、ありがとうございました!
今回はAFPBBNews様に「DATA STRAP」の魅力をインタビューさせていただきました。
・作業時間が減り、売り上げを上げるための業務に時間をかけるようになった
・社内共有が容易になり不要なコミュニケーションを減らすことができた
・自動最適化により収益が安定した
などの良いポイントをお伺いしました!
「DATA STRAP」では現在トライアルキャンペーンを行なっており、1ヶ月機能をお試しすることが可能です。気になった方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
また次回の記事でお会いしましょう!
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