怖いものをだらだら綴る

僕は変化が怖い。何よりも怖い。

いつからこういう考えになったんだろう。

中学も高校も友達に恵まれて大学では友達もいたしサークルも入ってたけれどなんか居心地が悪くて僕の居場所じゃなかった。時間だけはあって初めての一人暮らしでみんな大人として変わりつつあって自分だけが取り残されてる感じがして怖かったのかなあ。

ずっとやりたいことなんかなくて高校のとき公認会計士目指してるやつがいてすごいなあと思ってた。なんか公認会計士の人の講義?みたいなの聞いてこれだ、ってなったらしい。意味が分からない。
そいつはちゃんと大学で勉強してちゃんと受かってもう大学4年のときから結構働き出してた。高校のときいじったりしてたのになんかすごすぎて自分の現在に目も当てられない。
同じくらいの身長だったのに最近会った時は2回りくらいでかく感じた。公認会計士になった次は身長2mになるつもりだ。これからもあいつには目が離せない。

まあ僕も冬目景とかダイアンとか本当にこれだってなったけどなんとなく弱い自分を守るために没頭できる何かを作りたかったのかなとか勝手に解釈してる。理由なんていらないけどそう考えてしまうくらい僕はひとりぼっちが怖いんだろう。

話が逸れた。

変化ね。

中学のときのオタクで見た目可愛い系でよく遊んでた男友達が成人式でピアスとかしてて髪染めててめっちゃショックだった。

姉が昔からすごい好きだったバンドを今は昔ほど好きでもないって言っててショックだった。

ぺこぱの松陰寺太勇が昔変なキャラとして見られてたのに今しっかりものっぽいキャラとなってしまってるのがショックだった。

ちょっと前何の恥ずかしげもなく満面の笑みで踊ったりしていた小さいいとこが敬語で話してきてショックだった。

熱心に見ていたときそうだったからなんとなくずっとレアルの人だって気がしてたクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに移籍してショックだった

色々ある。

高校の同級生がもう先生になるっていうんだもんなー。毎年新年明けてサッカー部の集まりがあって、そこで色々喋った。帰りの電車めちゃくちゃ仲良いってわけじゃないけどちゃんと好きで尊敬してて真面目な話が出来るやつ(部長)とふたりになってそいつは春から先生になるんだって言ってた。想像もしなかったことだよ。いや目指してたことは知ってたけどさ。高校で同じクラスでサッカー部の部長としてまとめたりしてたからすごい似合ってると思う。でも同級生がもう先生になるって?信じられない。そんなことをそいつに話したら、似合ってるって恥ずかしくて省いて言っちゃったから似合わないってことか?笑みたいな感じで返されて、いやそういうことじゃなくてって返したけど僕はそいつが先生としてやってる姿を想像して引け目感じちゃってなんかその後ぎこちなくなっちゃった気がする。

僕の話。モラトリアムというけれど抜け出したい気持ちがあったら抜け出せてる。抜け出したくない気持ちがあるからこのままうずくまっている。みんなはピーターパンでいたくないのかな。

セックスもそう。僕はしたことないからもちろんしたいなーとか思うけどそれ以上に何か変わっちゃうんじゃないかって思って怖い。経験者からしたら何を言ってるの何も変わりゃしないよと思うかもしれない。でもなんか嫌だ。変わらないし変わったとしてもすぐ受け入れて何事もないように溶け込んで一部になる。それも恐れる。来るとしてもまだ全然先だから杞憂なんだけどね。焦らない。焦らない。

なんかただのやばい奴になってしまった。

あと漫画のエピローグが何年後...とかになってるやつ。それまでの話が長ければ長いほどこわくない?急にとぶじゃん。今までずっと見てきたのに急にとぶじゃん。並走してたのにそのとき長い棒持ってたの?長い棒で棒高跳びしてるじゃん。記録更新じゃん。じゃないのよ。だからそう。見えないところで変化するのがこわいんだろうね。

好きだった歌い手さんやゲーム実況者さんが投稿なくなっちゃったなと思ってたら知らぬ間にVtuberになってんだよ?このこわさ分かる?

ってことは。変化がこわいって取り残されてるのもあるけど自分も手の中にあったものがどんどん羽ばたいていってしまうのがこわいのか。気付いた。ずっとリードをつけたままレベルアップしていくのを見るのは嫌じゃないもんな、多分。

ポジティブな未来を想像することがほとんどなくなった気がする。一瞬芸人になりたくもあって親にも言ったけどそれもなんかやっぱ違って、でもやりたいことないからそういう意味では一番やりたいことなんだけど。人生棒に振るというけどない袖は、ない棒は振れないよ。なんでもいい。

1年という期間があるから同じところに戻ってくる感じがする。それがよくもあり悪くもある。戻ってくる安心感もあれば変化へのものさしにもなる。ひどいもんだぜ、天文ちゃん。


近々の私事。留年して変化は先延ばしになった。だけどもう来るんだね。変化は。そしてこの先何十年と同じような生活を送るんだね。徐々に変化しながら。働き始めることをエポックにしたくないとずっと思ってる。別に社会の流れに逆らいたいなんて尖った意味じゃない。自分のことは自分で全部決めたかったのにね。そんなことは叶わない。みんな受け入れてる。こわいなー。死ぬより変化するのは怖い。考えるだけでも鳥肌。ってかやば、オチないんだけど。流石に一番こわいね。