地方移住のコツ 40代住宅ローン完済、子供の教育費用準備完了
ボロカス書いてるのだが、ライフに関しては意外と普通なんですよ、これが。みなさん好きそうなふわっとした記事を書きましょう。
私は元都会の人なのですが、地方に移住して普通の生活をしています。結婚して、子供が生まれて、家を建ててというヤツです。あまり深くは考えてなかったですが、振り返ってみるとよかったと思います。
今回は地方移住をふんわりと考えている都会の人にちょっとしたお話です。
私は大阪生まれの大阪育ち。大学から東京で就職も東京、他の記事に書いてる外資に就職。マネージャーになれば1,000万が見えるけど、2,000万貰っても満員電車に乗るなら意味がない。26歳のときに地方に移住、翌年に結婚、結婚した年に妻妊娠。
なにごともスピード感が大事じゃないですか。
私が住んでいる市の人口は8万ぐらいで、通勤圏内に50万以上の大きい市がある。仕事を考えると、通勤圏に大きい市がある方がいいです。
大前提として、クソ田舎はやめた方がいいですよ。
人口10万前後の地方がいいと思います。大阪にも10万前後の市はあるのですが、人口密度が全然違います。あくまでひとつの目安ですが、人口密度が800/km2ぐらいの人口10万前後の地方であれば、それほど不便も感じず快適だと思います。
移住するなら若いときに独身で
ずっと東京に住むつもりがないとか、地方に移住したいと思うなら、仕事面でも有利なので、早めに動き始めたほうがいいと思います。
やっぱり、地方には地方のいろいろがある。
東京から夫婦で来ると、まったく分からないと思います。もし、夫や妻が地方出身なら、その地を最優先に考えたほうがいいです。独身なら移住先でがんばって相手を探したほうがいいです。
自治会の呪い
住む場所によるとは思うけど、基本的に自治会に入らないという選択肢はないです。ゴミ集積所のお掃除当番、草刈り、用水路など、いろいろあるけど、誰も教えてくれる人がいないと特に奥さんはキツイ。
都会から来たら草刈り機なんか使ったことないでしょ。
配偶者が地元の人だと楽ですね。さらにお義父さんとお義母さんも使えば、さらにさらに楽になるわけですよ。
クソ田舎でもない限り、そんなにひどくはないと思いますけどね。
集合住宅なら自治会の呪いを回避できるが…
集合住宅なら自治会の呪いから開放されるけど、自治会費は家賃と一緒に取られたりします。特に地域のごみ集積所を使う場合は、必ず自治会費を取られます。私のすんでいる地域では、集合住宅の人は当番ごとから除外されてます。
地方は集合住宅の選択肢がすごく狭いです。世帯向けもあるのですが、そんなに数は多くないです。
それから、分譲マンションはない!
家を買う=戸建てになるので、いずれ自治会とはお付き合いすることになります。
お祭りの有無は要チェック
地方移住の話はあっちこっちにあるけど、これをチェックしない人が多いです。絶対にチェックしたほうがいいですよ。
これも自治会の呪いのひとつなので、何らかのスタッフに駆り出されます。
ちょうちんなど、ちょっとした負担もあったりするので寄付ね。
えーっ!と思うかもしれませんが、自治体単位でオリジナルとか作ったりするからね。わけ分からんけど、子供は気に入ってたりするんです。
お神輿があると負担増
お神輿は地方でいろんな呼び方がありますが、これがあると負担は確実に増えます。練習もあるんですよ。あの都会の大阪でも、岸和田はだんじり優先しますからね。うちですか?
ガッツリ、お祭りあり。
お神輿もあり。
私も日本に帰ってからは、フル参加です。駐車場係やら何やらで確実に駆り出されてます。ただ、子供たちはお祭りを楽しんで来たし、それほど嫌でもないのでいいです。年に1~2回ですから。
それでも都会の人は面倒くさいと思うでしょうから、お祭りの有無はチェックしたほうがいいですよ。
補助金につられてはいけない
地方は人口がどんどん減ってるので、移住してほしいんですよ。でも、単身のおじおばには来てほしくないんです。若い人に来てほしいのですが、特に若い夫婦やお子さんがいる夫婦です。
だから、いろんな地方自治体で補助を出してます。スケベ心で補助のある自治体を探して移住先を選ぶのはおすすめしないです。
それほど財源がないのに出してるので、長い目で見ると大した金額じゃないですよ。
都会からの移住者の感覚を分かってない
役人が見たら怒るかもしれないけど、地方の自治体はマジでバカなんですよ。移住補助金を出せば来てくれると思ってるけど、本質的な問題じゃないことが分かってない。
今は地方の自治体もオウンドメディア的なものを持ってるでしょ。そこで移住補助金を大々的に宣伝してたりする。でも、隣のサムネイルには....
「知り合いができる!地元がわかる!消防団加入のススメ」
とか書いちゃうんですよ。
うわっ、勘弁してくれよって思うじゃないですか。ところが、田舎の役人は「事実じゃないか!」と普通に思ってます。
移住補助金があると表面的には移住者に理解があるように見えるんですよ。でも、都会から来る人の感覚を分かってないので、表面的な政策で判断しないほうがいいですよ。
まぁ、消防団については、けっこうなボリュームになるので、機会があれば書きますよ。
やはり住宅は安い
建売でどれぐらい違うのか。
大阪市内の実家近辺だと4,000万で土地面積が100㎡ぐらいですが、2,500万で土地面積が300㎡の物件が普通にあります。
イメージとしては、3台分の駐車場と3LDK~4LDKってところです。
利便性とか考えると単純には比較できませんが、どっちにしても車社会なので、通勤が不便でなければお手頃の物件はあります。
だから、若くで家を建てる人が多い。
うちも子供ができた瞬間に家の話が飛び出しましたからね。
住宅ローン完済済みとタイトルに書いてますよね。
自慢しやがって、ボケ!と思うでしょう。
それは安いのと建てる時期が早いからなんですよ。私も20代で家を建ててるから終わってるんです。
でも、私はチートなので
土地がタダなんですよ。
それは妻の実家の敷地に建ててるからです。
マスオチックじゃね?
思いますよね。
私も抵抗はしましたよ。
でも、実家の敷地内に建てるのは、地方ではわりとある話なんですよ。上にお金をかけられるので、理想の家を建てられるメリットはあります。どっちにしても、義両親と折り合いが悪いとどうしようもないですけどね。
妻は一人娘なので、いずれ相続するんですよ。
だから、他所に土地を買うのは無駄じゃね?という話になっちゃう。
義実家とベタベタでは妻も嫌なんですが、義実家とは畑を挟んで建てています。その畑が家庭菜園レベルではないので、宅地だと5~6件ぐらいは離れてます。
私のようなチートはなしだとしても、地方スタイルで早くに家を建てちゃうと後が楽のは間違いないです。
地方移住のポイントまとめ
ざっくりまとめてみるとこんな感じかと思います。
クソ田舎は避ける
夫婦のどちらかが地方出身なら、その地を最優先
独身なら早く来て、移住先で相手を探す
自治会は避けて通れない
お祭りの有無は要チェック
補助金につられない
住宅は安いので早めに建てると楽
分譲マンションはない
情報収集は大事ですが、すべてをネットで調べることはできません。大まかに移住先のターゲットを決めて調べたほうがいいと思いますが、仕事の問題も発生します。
転職になることがほとんどだと思います。基本的には仕事を優先したほうがいいです。人によるかもしれないけど、移住先を決め打ちするのはオススメしません。
私は転職先を探しながら、その土地はどうかと調べて、ここは嫌だなと思ったら応募しない。私は移住先と仕事を並行して探してました。
転職の面接で移住先のことについても聞いたほうがいいです。仕事に関係ないですが、引っ越してまで来る人には親切に教えてくれるはずです。逆に面倒くさそうにされたら辞退しましょう。
時間はかかると思うし、掛けたほうがいいと思います。移住先も仕事も納得できるまで探した方がいいので、早めに動いたほうがいいけど、焦らないようにしてください。
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