9月の音楽『不器用で優しいピアノ』
7・8月の音楽は割とリズムがしっかりしていて音数も多い、賑やかなものが多かったのですが、今回は”どこかたどたどしく、でも優しさや懸命さのようなものを感じる音楽”そんな感じのイメージで20曲が完成しました。
試作段階の時に『小学校高学年くらいの子がまだ小さい手でピアノを弾いているような、そんな感じだね』、と言われたのでサムネに女の子を登場させました。ちなみに感想をくれた知人の『小学校高学年』の部分になんだか強いこだわりを感じたので女の子の年齢は10〜12歳くらいのつもりで描いています笑
そしてサムネデザインは文庫本の表紙・裏表紙のオマージュです。
◎◎◎◎◎◎◎◎
これは少し矛盾でもあるのですが、
この9月の音楽は”聴いてほしい音楽”ではなく、皆さんの思い思いの時間に”寄り添える音楽”であって欲しい、そう思っています。
日記を書きながら、本を読みながら、何もせずにぼんやりしながら、考え事をしながら、お香を焚きながら、雨の音を聞きながら、お茶用のお湯を沸かしながら、帰りの電車の窓から外を眺めながら…、
皆さんが自分らしく過ごす時間に音量控えめにうっすらと聴き流してもらえたら、そしてもしその時間が更に穏やかなものになってくれたら、、これが理想です。（もちろんじっくりと集中して音楽を聴いて頂けるのも、それはそれでとっても嬉しいです…！）
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？