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傾聴ボランティア

傾聴ボランティアは、向いてるかも、と
ずっと思っていた

お客さんふくめ、いろんな人がいろんな事を話しかけてくる(聞いてもらいたい?)

たぶん聴き上手なんだと思った(自画自賛)

人の話しは10の内容のうち、3か4ぐらいしか言葉で言わない。聞くほうは残りの5ぐらいを埋めて、返すのだ


グループホームにいる絵葉書マダムのところで、そんな話しをした

将来、高齢者施設で傾聴ボランティアしたい、と


そしたらこんな話しをしてくれた

マダムは少し前に、このグループホーム内で少し年上の女性の話しを聞いてあげた
内容は、戦時中の悲惨な場面
生死に関わる壮絶な体験はトラウマだ
いまだに苦しんでいるという

私もその内容をマダムから聞いたら
入り口を聞いただけで、私の気分が悪くなった
吐き気がした、怖くなった
悪夢を見そうな内容だった

「傾聴」は覚悟が必要だよ

マダムはそれを伝えたかったらしい


かえりがけに、廊下でひとりの入居者とすれ違った

マダムは、あの人は耳が聞こえないから、私はジェスチャーでコミュニケーションとるんだよ、と言った

私は忘れかけていた手話で
「こんにちは」「私/手話/少し/出来る」
と言ったら、笑顔を返してくれた

マダムが「あの人のあんなにうれしそうな顔、初めてみたよ」って言ってくれた

#優しい思い出
#ボランティア

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