虐待

とにかく性格がとても暗かったまるこ。勉強は好きなものや得意なものしかできません。授業で何度教わっても分からないこともありました。そのまま流したことも何度もありました。家庭科の授業で「ここを縫って」と言われて縫ったところが全くおかしなところを縫っていたりグチャグチャに縫っていたり。私はちゃんと言われていることをしているのにどうしてなのか出した答えがいつもトンチンカンで、何を言ってるんだ？？と思われることがよくありました。先生もクラスメイトも「何かあの子おかしい」と言うけど私には何がおかしいのか分かりませんでした。だけど何か他の子達とは違うんだろうなということだけはいつもとてもよく分かっていました。

そしてひとつ前のブログで書いたように母と兄から教育と言うかしつけと言うかよくわけの分からない暴言や暴力もあったため、私は小学6年生のときにはすでにもう人が大嫌いで大嫌いで…。「みんな○ねばいいのに」って本気で思ってました。私のことを悪く言う人はみんな大嫌い。ちょっとでも文句や私の悪口を言っているのを聞いたら般若の面のごとく相手をただひたすらに睨む。いつも下を見てブツブツブツ。その当時、空の色がどんな色なのか本当に分かりませんでした。「まるこさん、空の色ってどんな色してる？」って先生から聞かれて、私は普通に「コンクリート色」って言ったのを覚えています。私はずっと下ばかりを見て人の顔を見ることがほとんどなくなっていて、上を見るときは黒板と人の顔の鼻から口より下しか見ていませんでした。

私を庇ってくれるクラスメイトもいたけど好きになったり嫌いになったり。私に好意的だったらいい人認定。私に文句を言ったり苦言を言ったら悪い人認定。本当にものすごく人が嫌いで嫌いで仕方なかった。そりゃ嫌われる。そりゃいじめにも合う。だけどどうしていじめられるのか全く分かってなかったのは私達家族だけでした。外面がいい母は人前でも文句を言いながらそれなりに私のことに対して真剣に向き合い熱心な母でした。

家庭のお財布事情もあると思いますが私が幼いときの朝ごはんは食パンと牛乳が毎日。あとはたまにバナナが1本。土日のお昼ごはんは袋ラーメンに野菜を入れてラーメンを作って食べたり。平日の晩ごはんは歯が立たないくらいにカチカチに焼いたローストポーク。甘いタレがかかったハンバーグやオレンジ色のスパゲティー。煮物や煮魚はとても甘い味付けのものを食べていた記憶があります。野菜炒めは野菜中心。野菜は比較的肉魚より安くてボリュームもあるから買いやすいのもあって。そして私は主食をあまり好まずにおかずばかり食べる私でした。

そしてこの当時人をとても憎み恨んでいました。生きている意味が全く分からなかった。何で生きなきゃいけないのか。生きる理由って何なのか。私もそうだけど他の人達もこんなに腐っている人ばかりなのに何でみんな生きているのか。生きているとみんなの迷惑になる。って本当に毎日毎日思いながら生きていました。本当に本当に病んでましたね😅思い出せる昔を思い出しても当時の私は本当に怖いですね。みんなが私のことをもちろん怖がってましたがもちろんそんなことも全く気付くことはありませんでした。

素行が悪い私だから嫌われる。人の言っていることを聞けない私だから嫌われる。反抗ばかりするから嫌われる。頭が悪いから嫌われる。バカだから嫌われる。ワガママだから嫌われる。人のことより自分のことばかりだから嫌われる。様々なことが嫌われる原因で誰から言われたのか。家族からなのか、先生やクラスメイトからなのか。こんなことを言われていました。

そんな私は毎日○ぬことばかりを考えて生きていました。それ以外のことも考えていました。さすがにこれ以上は過激なるので発言を控えますが、こんなことがずっと続いていたので学校側から病院でちゃんと診てもらうよう指導があったけど母は車の免許を持っていなかったので私が病院で診てもらえることもなく。土曜日は父の仕事が休みのときもあったけど田舎町だったので買い物で大きい町に出かけるために。という理由などで病院に行くこともなく。と言うのもあるけど母的にはめんどくさい。何でこんな子のために私の時間を使わないといけないのかっていう考えの人でした。

自分が大好き。頑張る自分が好き。だけどめんどくさいことや煩わしいことは大嫌い。私のことに限らず他の人ができるなら他の人がその何かをしてほしい。自分は絶対にしたくない。旦那(父)のことと義理両親のことでいつも大変だから私はできない。など…。

ここまでが小学生までのお話しです。はっきり言って私は虐待を受けていました。もちろんこれも母や兄はその意識がないので「ワガママやりたい放題の手がつけれないまるこ」を躾てるといった感じでした。そりゃ自分のことを全く見てくれなくて見たと思えば今度は比較されたり、たまに褒めてもらえたと思ったら貶されたり。上げて落とさればかり。心はまともに育つはずはありませんね。

中学生になると少しはマシになりました。このままだと少年院送りになるよと脅されて…。全て私が悪いという前提で。高校になると進学するところがみんなそれぞれ違うので気分転換にもなり、小学生のときと比べらとかなり落ち着きました。家の中もそれなりに落ち着いてはいたけど、女の子だからという理由で傷が残ったら嫁に行けない。こんなのが嫁に行かれなかったら大変だからというまたわけの分からない理由で私への折檻はおさまりました。その変わりに父への暴力と暴言はどんどんエスカレートし、ベルトで叩かれたり家庭へ収入を入れてくれているのに見下す行為がずっと続いていました。
　　

私が受けていた虐待
・母から叩かれる、兄から蹴られたり殴られる。
・痛みで苦しんでお腹を押さえながら横になって苦しんでいると顔横面からガンガン踏み潰される
・住んでいたとき家の回りに電柱があまりなかったけど、そんな真っ暗い夜に放り出される
・人前でバカにされ、他の親が私を庇っても容赦なくバカにしてくる母
・無関心、放置

その他いろいろ。

→続

 

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