Xデザイン学校ベーシックコース #05 ユーザーインタビュー

9月21日、Xデザイン学校ベーシックコース5回目!
今日は実務での関わりが深い、インタビューについて。
インタビューは普段からやっているので、一番"Unlearn"しなければいけない回。

自分は案件ごとに適切な手法を使えているのか

まずは、エスノグラフィ(体験・参加しながらの観察)とオブザベーション(行動観察&インタビュー)とデプスインタビュー、についての座学から。

先生の講義を聴きながら思ったことは、普段使っている様子をインタビュールームという非日常の環境で見せてもらう事(再現)はあるけれど、純粋に被験者の普段の環境に身を置いての観察は、業務内でできていない。

知識として各種手法について知っている事も大事だけど、案件ごとに適切な手法を組み合わせて、もしくはちょっと組み合わせたり工夫しながら、進めていくことが大事。

時間や予算の制約を言い訳に、自分が慣れ親しんでいるインタビューありきで案件を進めていたなあ、と振り返る。(省察)

インタビューでわかること

今回のワークはインサイトを見つけるための質的調査の1つ、インタビュー。
普段の業務だと、だいたい準備8割、実査(インタビュー)は2割、なのだけど、ワークの時間の都合上、ガイド作らずいきなりインタビューがスタート。

「高画質の体験」がテーマだったのに、被験者にとっての「高画質ってそもそもどういうこと?」を聞かずにインタビューを終えてしまった。
インタビュー10の心得の最初、「何を知るための調査か明確にする」を落とした自分。

インタビューで話がそれなりに聞けるのと、調査目的のインサイトを引き出せたかは全く別物で「あなたにとって写真とは?」的な話を深掘ることに終始してしまった。

去年の台湾で「プロセスにこだわる日本人、目的へまっしぐらの台湾人」と先生に講評されたことからの進歩がイマイチない自分に気づく。

箇条書きは雑味がない

インタビュー記録から、行動シナリオを書く。被験者の物語を被験者になりきって書く。
客観的じゃなくて、主観的。←ココ大事。

箇条書きの代表例、手順書は簡潔にすること、読む人によって、理解の不一致が起こらないように書く。(これはみんな大人になると得意になる)

反面、行動シナリオは読み手によって解釈や理解が異なってもいいんだ、いやその異なる部分こそがキモなのか、異なる部分があるから、多くの人に届くサービスになるのか、とnote書いていて思った。(授業中はそこまで考えなかった、今日の収穫!)

また来月!

来月からは早いもので、もう折り返しの後半戦。
その前に台湾WSが入り、そちらの楽しみも大きい。

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