見出し画像

ドラえもん愛好記録

わたしはドラえもんが大好きです。何かあれば例えるのもドラえもん。目線の先にはいつもドラえもん。それくらい好きです。

ずっと前から好きでした。いつの間にかドラえもんを好きになっていました。恋に似ています。愛といってもいいかもしれません。愛です。

この、ドラえもんが好きであることは、わたしの誇りであると同時に、未来の自分も、きっとドラえもん好きのままでいてほしいという願いをもって、書き残しておこうとおもいます。

いちばん大切だとおもっていること

大切なことなので何回かお伝えします。私はドラえもんが大好きです。

そして、そのことと同じくらい大切なことは、ここから先は、わたしが考えていることや感じたことを書いているだけということです。

ドラえもんへのひとつの愛の形です。愛の形はいろいろあります。決めつけではなく考えや感じ方のひとつ。そう捉えていただければうれしいです。

ドラえもん映画の好きなところ

何を書き残そうか、いちばん最初におもいついた、映画ドラえもんについて書き残しておきます。

映画ドラえもんには、子供の教養になることを内容に含ませていたり、挿入歌が必ず入っていたりと、いろいろ特徴があります。

その中でもわたしが、この映画はほんとうに良かった!とおもえるポイントを書いておきます。

ポイントは3つです。これらがあれば、映画を何度も観たいと感じてしまいます。

①ドラえもんのバトルシーンがある

画像1

ドラえもんのバトルシーンとは、ドラえもんがひとりで相手に立ち向かっているシーンのことです。相手とは、人でもロボットでも状況でもいいです。

ドラえもんは子守りロボットです。子供やその家族、場合によってはその友人のお手伝いやお世話をするのが役目です。お使いをしたり、宿題の面倒を見たり、一緒に遊んだりするのがドラえもんです。

ドラえもんが相手を攻撃するとしても、基本的には、相手を破壊する道具より自分の身を守る道具が使われます。こけおどしたり、空気の塊をとばしたり、相手の武器の形状を変えたり、時間をとめたり、ひらりとマントしたり。戦闘のためだけの道具は使われないし、戦闘に使えるとしても、致命傷を与えるような使い方をしません。

ネズミだけは地球をぶっこわすような道具をつかいそうになりますが。

ドラえもんは戦うためのロボットではありません。普段のお話を、少しだけ不思議に飾るのがドラえもんです。

そんなドラえもんが危機に立ち向かう。高性能なロボットなら不可能だと見切る状況でも、考えるより先に行動し、みんなを地球を守る。

その姿はハリウッド映画のヒーロー並みに勇ましく人間らしい、映画の中での独特なドラえもんです。

②5人のそれぞれの活躍の場がある

画像2

「ジャイアンは映画の中ではいいやつになる」とは、周知の事実です。ジャイアンはいいやつになると活躍します。なにがなんでも、友達のピンチに駆けつけます。心の友よ。

2つめのポイントはジャイアンだけでなく、のび太くん、しずかちゃん、スネ夫、ドラえもんの5人がそれぞれ活躍することです。「活躍する」とはそれぞれが何かしらの行動を起こし、その行動がなければ問題が解決しない、物語が進まない、という意味です。

これは重要なポイントなんです。その行動があってもなくても物語がすすむ場合は、映画を楽しむための表現であったり、なにか気づいた発言は行動を起こすヒントの域であったり、「活躍」とまではいきません。

しずかちゃんの、あの行動がなければ、謎を解くカギをもったのび太くんが石になっていた、とか、のび太くんがその行動をしなかったら、ジャイアンは恐竜におそわれ終わっていた、とか、「その行動がなければ」物語がうまくすすまなくなる場面が、5人それぞれにあることが重要です。

一緒ではなく各々活躍することが、5人であることの意味を強調し、最後に5人がひとつになったとき、すごく感動するんです。「みんなでがんばってここまできたんだよ」の言葉の説得力が増しませんか?

③ドラえもんとのび太くんの友情が描かれている

画像3

「ちがう!!ドラえもんは道具じゃない!!友達だ!!」
映画ドラえもん のび太のロボット王国で、ドラえもんを虐げる怖い怖いデスターに、のび太くんが力強く言い放った言葉。

泣けます。ドラえもんは友達なんです。アニメではドラえもんをおちょくることがあるのび太くんも、ドラえもんがピンチになれば駆けつけます。「僕が助けなくっちゃ」と、膝をガクガクさせながら助けに行きます。

ドラえもんも同じようにそんな優しいのび太くんを大事にしています。「なんとかしなくっちゃ」と、四次元ポケットからやかんが出てきます。

映画ではそんな2人の特別な友情が描かれることがあります。

のび太くんにはなんでもないことがドラえもんにとっては大切な思い出だったり、のび太くんが凍らされそうになった時、ボロボロになりながらも身をていしてドラえもんはのび太くんを助けました。

のび太くんとドラえもんの間に特別な友情があります。だからこそ、映画では2人の特別な友情の描写があり、言葉があり、感情があります。2人の数々の名言は、このあたたかい友情からうまれています。

私もこんな友情を持ってみたい。手元にないからこそ、憧れとともに心を動かされます。

おすすめの映画ドラえもん

ドラえもんのバトルシーンがあること、5人のそれぞれの活躍の場があること、ドラえもんとのび太くんの友情が描かれていること、これら3つが私なりの映画ドラえもんの重要ポイントです。

映画ドラえもんはどれも素晴らしいです。その中でも上記3つのポイントを満たし、セリフまで覚えるほど私が観込んでいるおすすめの映画ドラえもんはこちら。

映画ドラえもん のび太のひみつ道具ミュージアム

もう20回は観ました。何度観ても楽しいし、感動します。いいところを書き出したらきりがないのとネタバレになるのでやめます。よく観ると小ネタも満載です。

観れば観るほど、このシーンはこのためにあったのか!とか、この表現はこのためか!とか、この話の流れはここの場面のためか!とかいろいろ発見があります。

そして、最後にじんわりとくる感動と、秀逸なエンディングの入り方。

観ていない方はぜひ観てください。観た方はもう一度注意深く観てください。伏線回収がほんに素晴らしいです。

最後に

私の感想や意見に「そうは思わない」、「実はこんなことがあると思うんだよね」等、ご感想やご意見があるのは当然です。

ドラえもんはワールドワイドに活躍する猫型ロボットアイドルです。色んなファンの方が色んな考えを持つのはあたりまえのことです。昔のドラえもんが好きだとか、今のドラえもんの方が好きだとか好みも千差万別です。色んな考え方や感じ方があっていいんです。ドラえもんだもの。

みんなでドラえもんを楽しみ、これからもドラえもんが続いていけるよう応援したいです。

私にとって、ドラえもんは昔も今もドラえもんです。私の楽しみや幸せの一部を穏やかにつくってくれています。

わたしは、ドラえもんが大好きです。

私のことよりも世にドラえもん愛を。